海外旅行好きなので、長期の休みの都合がついた時には日本を脱出します。基本的に日本語しか話せませんが、どこの国へ行く時も私のたどたどしい英語でなんとかなります。話すほうはなんとかなるのですが、問題は文字を読み取るほうです。英語ですら、美術館や博物館などの展示物の説明は、普段使わないような単語が多く並んでいるので、ちんぷんかんぷんということが結構あります。
スマートフォンの翻訳アプリを使おうと思っても、アルファベット以外の記号がうまく入力できないし、ネットに接続しないといけないし…と思っていたら、簡単に単語の意味を検索できる便利なグッズを見つけました。「テプラ」でおなじみのキングジムから発売されている「imisiru (イミシル)」です。
本体はカメラっぽいカタチをしています。電池を含まない本体だけの重さは約70gとのことなので、片手でラクに持てます。ただちょっとオモチャっぽい感じはしますね。使い方は、意味を知りたい単語を「イミシル」で撮影するだけ。すると、その単語の意味が表示されるということなのです。はたして、その使い勝手はいかがなものか、チェックしてみました。
<使用手順>
1. ©ボタンを長押しして「イミシル」を起動させる。
2. 変換する言語を選択ボタンで選択し、調べたい単語を液晶内の[ ]に収めるようにして◎ボタンを押して撮影。
※縦書き横書きのどちらでも対応。
3. 撮影した単語が自動で文字認識され、意味が表示される。
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こんな漢字だらけのメニューも |
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イミシルで撮影 |
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お! 認識された!! |
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蛤仔はないけど、蛤仔湯の意味ならわかるみたい! |
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あさりスープだったのか!! |
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魯肉飯? 日本語に訳すと… |
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豚肉のそぼろかけご飯 |
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ライト付きなので、暗いところでも撮影可能 |
実際に使ってみての感想は、まず単語をカッコ内に収まるように調整するのが難しいということ。私が不器用なせいもあると思いますが、手ブレをすると、なかなかビシッと収まらず、意味を表示してくれないのが難点かもしれませんね。文字が小さい場合も、カッコの中に収まらず、意味を表示してくれないことも。ただ、小さな文字は撮影してから+ボタンで拡大できるので、その機能を使うといいかも? もっと使い方に慣れると便利なのでしょうね、きっと。
撮影した単語は文字認識機能(OCR)により自動で認識されて、搭載している辞書データから単語の意味を検索するとのことです。辞書は、英和・和英辞典、韓日・日韓事典、中日・日中事典(簡単字・繋体字)、国語辞典の9つの辞書を搭載。
<この商品のメリット>
1. 調べたい単語を撮影すればいいので、文字入力が不要
2. 本体内蔵の辞書データを使用するので、ネットワークへの接続が不要。海外でも場所を選ばず使用できる
3. コンパクトな手のひらサイズのため、携帯に便利
使い方をもう少し練習して慣れてきたら、次回の海外旅行に持っていけるかな〜? と検討中です。
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