山や海などアクティブな遊びにはアクションカムをプラスON!

アクションカムの選び方ガイド&カタログ -2016年版-

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自転車や身体などに装着して臨場感あふれるスポーツシーンなどを撮影できるアクションカム。近年は市場に参入するメーカーが増え、選択肢は劇的に増加した。そこで、新モデルがほぼ出揃った今、アクションカムのトレンドと選び方をお伝えするとともに、“買いモデル”をピックアップして紹介する。

【トレンドチェック1】フルHD撮影より4K撮影?

4Kテレビが手ごろな価格で購入できるようになった昨今、4K撮影できるアクションカムも珍しいものではなくなった。というよりも、ほとんどのメーカーが4K撮影対応、非対応の2ラインアップを展開している。搭載される機能の違いもあるが、4K撮影できるモデルは非対応モデルに比べ5,000〜1万円ほど高価格。しかし、アクションカムの場合、画質(解像度)が高ければいいわけではない。特にスピードの出るシーンでは、画質よりもフレームレート(1秒間に何コマの動画を撮影できるかを示す数値。fps)を重視すべき。たとえば4K解像度で30fpsの動画よりも、フルHD(1,080p)で60fpsのほうがなめらかな動きになり、キレイに見える傾向にある。その差を下の動画で見てほしい。どちらも自転車にアクションカムを装着して撮影した動画で、上が4K/15fps、下がフルHD/60fpsだ。静止した状態では4K撮影のほうが美しいが、走り始めると動きについて行けなくなる場面が目立つように。いっぽうフルHDで撮影した動画は流れる背景をキレイに捉えられている。ついつい高画質を選びがちだが、画質をチェックする際はフレームレートも同時に確認しよう。

4K動画

フルHD動画

【トレンドチェック2】手ブレ補正って必要?

デジタルカメラやビデオカメラでは光学式の手ブレ補正は当たり前だが、アクションカムではこれまで手ブレ補正機能を搭載している機種でも電子式が一般的だった。筆者も電子式の手ブレ補正を装備するアクションカムを使ったことがあるが、補正効果はそれほど高くない。ただ、アクションカムで撮影するような動きのある映像は、ある程度のブレが臨場感につながることもあるため、電子式の手ブレ補正程度であれば搭載の有無はさほど重要とは思えなかった。しかし、空間光学式の手ブレ補正を採用したソニー「FDR-X3000/HDR-AS300」は別格。ブレがゼロになるわけではないが、オフロードを軽く走行した程度ではにじみも気にならないほど。感覚的には、従来の1/10以下にブレが抑えられている印象だ。それでいて、リアルさは健在。これまで映像のブレに不満を抱く人は、空間光学式手ブレ補正のあるモデルを選ぶといい。ただし、この補正機能を備えるアクションカムは現状ではソニー製品のみとなる。

レンズとセンサーを一体化して浮かせるように搭載することで、本体の振動が伝わらないようにしている

レンズとセンサーを一体化したユニットを浮かせるように搭載することで、本体の振動が伝わらないようにした「空間光学式手ブレ補正」

<関連記事>「FDR-X3000R」でサバゲーしたら、まるで映画のような映像が撮れた!

【選びの手順1】使う用途を明確にしよう

ここからは、アクションカムの選び方のポイントを順を追って紹介する。まず、最初にチェックすべきはカタチ。身体などに装着して激しい運動をしてもじゃまにならない小型・軽量なボディであることはアクションカムにおいて絶対的な条件だが、形状は横長、縦長、キューブ型などいくつか種類がある。たとえば、GoProに代表される横長タイプは胸や頭の正面などに着けやすい。いっぽう、幅を持たせないソニーのアクションカムのような縦長タイプは頭の側面にセットしやすいうえ、バイクでの撮影など空気抵抗を避けたいシーンに向いている。使いたいシーンと装着方法がマッチしていないと望むような映像が撮れないだけでなく、動きの妨げになることもあるので、よく考慮して選びたい。

【選びの手順2】アクセサリーをチェック

アクションカムの取り付けには、アクセサリーと呼ばれる装着のためのパーツが必要だ。購入時に同梱されているものもあるが、それが必ずしも自分が使いたい用途に適したアクセサリーとは限らない。基本的に、用途にあわせて購入しなければならないと考えておいたほうがいいだろう。各社とも自社製アクセサリーを豊富にラインアップしているが、サードパーティー製を含め、もっともアクセサリーが充実しているのはやはりGoProシリーズ。最近では、他のメーカー製でもGoPro用のアクセサリーに対応するアクションカムもある。多岐に渡ってアクションカムを利用したい場合は、アクセサリーの充実度も押さえておくといい。

【選びの手順3】操作性を確認しておこう

もともとアクションカムのボタン類は必要最小限に留められているが、フィールドで使うのはほぼ録画開始/停止のボタンくらいなので、そのボタンが操作しやすければ問題はないと言っていいだろう。あると便利なのは、録画していることを知らせるランプ。装着場所によっては自分で見えないこともあるが、“点灯=録画中”であれば仲間に確認してもらいやすい。そしてもうひとつ、液晶モニターも役立ち度は「高」! 画角チェックができるので、撮り損じが低減できる。もちろん、多くのアクションカムがスマートフォンと連携できるようになっており、スマートフォンでも画角を確認できる。しかし、フィールドでいちいちスマートフォンを出すのはめんどう。そういったわずらわしさを液晶モニターは解消してくれる。また、撮影時はそれほど使わないかもしれないが、タッチ操作に対応したモニターであれば、画質などの設定変更が直感的に行いやすい。

自転車のハンドルに装着した時には、背面に液晶モニターが装備されていると録画前に画角をチェック可能

自転車のハンドルに装着した時には、背面に液晶モニターが装備されていると録画前に画角をチェック可能

【ここもポイント!】撮るだけが楽しみじゃない

アクションカムは撮った映像を見るだけでなく、編集して作品として仕上げるのも楽しい。そして、アクションカムの中には編集することを前提としたモデルもある。たとえば、コダック「SP360」は記録した動画をリンク状や4アングルから撮ったような状態に編集で変更可能。動画編集というとハードルが高く感じられるかもしれないが、メーカーが提供している動画編集ソフトを使えば、比較的簡単に行える。

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2017.3.23 更新
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