モノ系ライターのナックル末吉です。さてさて、以前iPhoneの容量不足を解決するアイテムとして、Lightning接続のmicroSDカードリーダー「4K iReader」をご紹介しました。今回はさらにパワーアップした後継モデルをレビューしてみます。
その新型モデルとは「iType-C Reader」です。その名のとおり、新たにUSB Type-Cコネクタが搭載されました。USB Tyep-CといえばMacBookや最新パソコンに搭載された次世代のUSB端子で、高速なデータ通信だけでなく映像の転送や電源供給ができてしまうスグレモノ。
まずは製品を見ていきましょう。
パッケージです
最近ではUSB Type-C端子を搭載したAndroidスマホも増えてきており、今後はスタンダードになっていく新しいUSBの規格です。
iType-C ReaderはLightningのほかに、USB、microUSB、USB Type-Cコネクタを搭載しており、それぞれのコネクタを搭載したデバイス間でデータの受け渡しが可能なmicroUSBリーダーです。
内包物は、変換アダプター、本体、4GBのmiroSDカード
本体です。両端に配置されたコネクタにそれぞれキャップが付いています
iPhoneに接続するLightningコネクタ。本モデルの中核をなす部分ですね。キャップを開閉して使用します
記録媒体であるmicroSDカードはこの部分に挿し込みます
iPhoneに接続してみました。iPhoneのデータをmicroSDカードに保存するだけであれば変換アダプターは不要です
本モデルにはLightningコネクタ以外に3種類のコネクタを搭載しています。この仕様のおかげでiPhone以外にも、Androidスマホからパソコン、MacBookからiPhoneなど異なったデバイス間でのデータのコピーが容易になります。
通常、デバイス間でデータをやり取りする場合は、Dropboxなどのクラウドストレージを使いますが、データの容量が大きかったり、通信環境が悪かったりする場合などには本モデルを活用することも一手でしょう。
本体のLightningコネクタと逆方向にUSB Type-Cが搭載されています
変換アダプターにはUSB Type-Cの端子が搭載されています
逆側にはUSBコネクタ
USBコネクタをパカっと開くとmicroUSBがこんにちは。Androidスマホなどに接続します
変換アダプターのUSB Type-C端子に本体を接続するとこうなります
パソコンのUSBに接続
以前紹介した「4K iReader」を現在お持ちでない人は、こちらがおすすめです。現時点でUSB Type-Cを搭載しているデバイスを持っていなくても、近い将来、間違いなく対応製品が増えてくるからです。