調査隊をご覧の皆さんは、ワイシャツの洗濯ってどうしてますか? 我が家では長いこと「お勤めに着ていくような大事なものは、プロにしっかり仕上げてもらうべきだわ!」という信念があり(面倒くさくて)毎回クリーニングに出していましたが、このたび一念発起して自分で仕上げてみることにしました。
…だってね、計算してみたらすごいことになっちゃったんですもん。アレ、1枚200円弱するでしょ。1か月の出勤日数を仮に20日だとして、毎日ワイシャツを替えれば1か月に必要なクリーニング代が4,000円。それを1年間続けると48,000円。それを何年も続けたら…。ぞわっ。
ワイシャツを家でもパリッと仕上げるには洗濯ノリが必要ということは分かっていますが、この洗濯ノリの工程が、どうにも面倒そうで今まで敬遠していたんですよね。でもそんな時、ネットで評判のいい商品を見かけたので、勇気を出して買ってみました。
カネヨ石鹸の「カネヨノール」です。すごいレトロなパッケージですね。私の近所のドラッグストアには置いてありませんでした(というかすごい大きなドラッグストアなのに、洗濯ノリのコーナーは3商品くらいしかなかったです…。やっぱりワイシャツはクリーニング派が多いんでしょうか)。最近は洗濯ノリを使ったことがないという人も多いかと思いますが、家でもクリーニングに出したようなパリッとした仕上がりになるので、すごく経済的なんですよ。
こちらは、アイロン時にスプレーでていねいに吹き付けていくタイプではなく、洗濯したワイシャツをバシャっと浸け込むタイプ。これなら大雑把な隊員Kでもできるかもしれない!
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パッケージに書かれた分量を参考にして、カネヨノールを水で薄める |
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そこに、洗濯機から上げたばかりのワイシャツをバシャっと浸け込む |
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あとは軽く脱水して、干すだけ |
浸け込んだワイシャツを洗濯機にリターンして軽く脱水したら、あとはほかの洗濯物と同じように干すだけ。ちなみに、乾いた時点の感想としては「パリパリ」です。干す時に軽く引っ張ったのですが、その時に伸びきらなかったシワが洗濯ノリの固定パワーでパリッパリに。隊員K、この時点でちょっと心に不安がよぎっております。
でも、そんな心配は杞憂でした。
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ピシーッ! |
霧吹きでぬらしながらアイロンをかけたら、シワが伸びてピシッとした立派なワイシャツに! 洗濯ノリパワーのおかげで、一度伸ばしたらシワがつきにくくなってます。アイロンを滑らせるたびにワイシャツが新品のようになっていくのが純粋に楽しい! 特に襟は、本当におろしたてのような仕上がりになりました。
「カネヨノール」の値段は200円弱。これ1本でワイシャツが15枚伸ばせるそうなので、1枚あたりの費用を換算すると13円くらいです。クリーニングに出した時の費用と比べると雲泥の差ですね。もちろんクリーニングに出せばその分の手間は大幅短縮ですけど…。この浸け込みタイプの洗濯ノリは、自他ともに認めるズボラ主婦の私でもできたので、気になる方は試してみる価値ありだと思いますよー!
おまけ。洗濯ノリでスライムを作ってみました。
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ドラッグストアで売ってる「ホウ砂」を水に溶く |
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好きな色の絵の具も、水に溶く |
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上の2つと洗濯ノリをまぜまぜすれば… |
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できた! スライム! |
小さいころ作ったという方も、結構いらっしゃるのではないでしょうか? そろそろ夏休み。お子様の自由研究とかに採用してみてもいいかもしれませんねー。