はじめまして、このたびいいモノ調査隊に加わりましたペパーミントといいます! ミュージシャン活動をしております。自分自身がピンときたものを、女性ならではの目線も含めて、オールジャンルで紹介してまいります。どうぞよろしくお願いいたします♪
さて、私が最初に紹介させていただくいいモノは、このジュースです。
日々コンビニや自販機で手軽に買える清涼飲料水。毎月新製品が出ては、ヒット商品となり定着するものもあれば、いつのまにか姿を見かけなくなるものも…。
このたびご紹介いたしますのは、そんな清涼飲料水戦国時代の波に飲まれた幻のジュースです。
みなさま、このジュース知ってますでしょうか?
日本コカ・コーラ社から発売されております、その名も「アンバサ」!!
懐かしい! と思った方も多いのではないでしょうか。
知らない! という方は、おそらくなかなか若い方かと。
Ambasa(アンバサ)は日本コカ・コーラより発売されている乳性炭酸飲料。全国発売は1982年で、当時人気を誇ったカルピスソーダやスコールの競合品として生み出されたそうです。1991年にはヒットし、出足は順調だったもののカルピスの牙城を崩すまでには至らず、ポストミックスで細々と売られる状態が長い間続いたとのこと。
昔はよく見かけたのですが、いつのまにか姿を見なくなった幻のアンバサ。ご存じのみなさんも「そういえば最近見ないな」と思ったのではないでしょうか?
近所のコカ・コーラ社の自動販売機にアンバサがあるのか見てまいりました。
やっぱりないですね
…ないなぁ
…うーん、どこにもな〜い!!
そうなんです、いつのまにかこのジュースが売られているところ、まったく見かけなくなっちゃいましたよね。少なくとも私の住んでる東京地区では本当に見かけません。どこへいったのよアンバサ。
しかし!
…見つけてしまいました。インターネット上では箱買いできたのです。
飲めるよアンバサ! やったー!
さっそくポチッと買ってみました。
届きました。350ml×24缶入り
かつて私も幼少の頃に飲んだ記憶がかすかにありますが、味はとっくのとうに忘れてしまいました。
「サワーホワイト」味との文字
注いでみます
少し泡立ちも見られますね
さっそく飲んでみました。
…なるほど! カルピス的な乳酸系のサイダーのようですね。
うん、おいしい!!! かなり甘い!!! けどもさわやか!!
シュワっとした炭酸もきつすぎず、ほどよい甘みに子供から大人まで愛される味かなぁという印象ですね。
ただ、いまや乳酸菌の炭酸、といえばやっぱりカルピスソーダですよね。
筆者もその違いが気になってしまい、アンバサとカルピスソーダを比較してみることにしました!
さっそくコップに注いでみます。
まずは見た目から。
左がアンバサ、右がカルピスソーダです
どうでしょう、大きな違いはほとんどない印象です。
ややアンバサが青っぽく濁っていて、カルピスのほうが白い気がします。
そして次は味の違い。
どちらも何度も飲んでは、しっかり吟味してみました。
いわゆる「乳酸菌飲料」っぽさはアンバサのほうがある印象でした。飲んだ後の口の中に残る味がそれを主張しております。
また、カルピスソーダはアンバサよりもさらに甘い気がしました。飲んだ瞬間、甘さがグンっときて、そのあとに乳酸菌っぽさを感じる印象です。
それぞれ成分にはどんな違いがあるのでしょうか。
パッケージ裏の原材料名を見てみたいと思います。
左:アンバサ
原材料名:糖類(砂糖、果糖ぶどう糖液糖)、脱脂粉乳、香料、酸味料
栄養成分表示(100ml当たり)
エネルギー 52kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 13g
ナトリウム 3〜7mg
原材料名:糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、香料、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・Lフェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム、スクラロース)
栄養成分表示(100ml当たり)
エネルギー 35kcal
たんぱく質 0.2g
脂質 0g
炭水化物 8.6g
ナトリウム 14mg
カルピスソーダのほうは現代らしく甘味料が入っています。飲んだ瞬間に甘さがグンときたのはこれかもしれないですね。アンバサはだいぶシンプル!
ほとんど一緒だろうと思っていたのですが、結構違いがあるものですね。
筆者の好みは圧倒的にアンバサです! いい意味で濁ったような乳酸菌っぽい味が好きです。夏の暑い日のプールの帰りとかに飲んだら最高だろうな〜なんて思いました。懐かしのあの味、ぜひ飲んでみてください♪