あれこれ通信
中国人観光客向けに中国語で接客

いるのはPepperとIoTコーヒーマシン。期間限定“無人カフェ”に行ってみた

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日本各地の地産セレクトグルメが集う浅草の商業施設「まるごとにっぽん」の3階に、ネスカフェのコーヒーとお菓子の「キットカット」を味わえる「ネスカフェ 和もてなし 無人カフェ」(以下、和もてなしカフェ)が、期間限定でオープンしました。営業は、2018年2月9日(金)〜 25日(日)まで(19日のみお休み)。この“無人カフェ”を、ちょっとだけのぞいてきました!

店員としてPepperも働いています

迎えてくれる店員はPepper

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店員はPepper。「バリスタ50」で淹れたコーヒーとキットカットを味わえる

「和もてなしカフェ」を運営するのは、ネスカフェブランドの製品を展開するネスレ日本。カフェのカウンターには、同社のIoT 対応コーヒーメーカー「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ 50[Fifty]」(以下、バリスタ50)が設置されています。

そして店員として常駐するのは、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット、Pepper。このPepperが「バリスタ50」と連携してコーヒーを淹れてくれます。Pepperのディスプレイをタッチしてコーヒーを注文すると、カウンターの中にあるマシンと「バリスタ50」が稼動し、おいしいコーヒーとキットカットのセットを無料提供してくれるんです。

カフェのカウンターはこのような感じ。Pepper店員の指示を受け(?)、カウンター内にある白いマシンが、コーヒーのカップを運んだりキットカットを出してくれたりします

「バリスタ50」は、2017年9 月に発売された「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」の最新モデル。スマホと連動してアプリから操作が行える“IoT コーヒーメーカー”です

「和もてなしカフェ」で提供されているコーヒーは、ネスレがイチオシしている「ネスカフェ 香味焙煎 深み」(写真中央)

カウンターに積み上がっているキットカット。ネスレが製造する、誰もが知っているおいしいお菓子ですね

「きっと勝つ」でおなじみ、ネスレが製造するチョコレート菓子「キットカット」がカウンターに積み上がっています

注文時の雰囲気は、以下の動画をご覧ください。Pepper店員が注文を受け付けてから、コーヒーが出てくるまでの時間は大体40秒ほどです。

おいしいコーヒーとキットカットを無料で提供

おいしいコーヒーとキットカットを無料で提供

中国人観光客をおもてなし。Pepper店員も中国語で接客

ところで、「和もてなしカフェ」の「和」って何? と思われた方もいるかもしれません。実はこのカフェ、訪日する中国人観光客がターゲットなんです。旅行で日本を訪れた中国人観光客を、「ジャパンクオリティで高い評価を受ける、ネスカフェブランドのコーヒーでもてなそう」というコンセプトの取り組みなのだとか。

なので、上の動画を見て気付かれた方もいると思いますが、店員のPepperにも中国語対応アプリが搭載されていて、中国語で接客してくれるようになっています。ちなみに、“無人カフェ”ではありますがサポートのために日本人スタッフも常駐しており、日本人の一般客がふらりと立ち寄ってももちろん問題ありません。

もちろんディスプレイに表示されるメニューも中国語。残念ながら日本語や英語などは対応しません。ちなみにPepper店員が中国人観光客の呼び込みまで行うそう。彼が中国服を着ているのはそのためだったのですね

中国語がわからずとも、何となく表示を見て注文することは可能かも? コーヒーの量や濃さを選べるようになっているのがわかります

なお、カフェ内で無料提供されているコーヒー「ネスカフェ 香味焙煎 深み」を、その場で購入することもできます。店員のPepperには中国最大手のデジタル決済サービス「Alipay(アリペイ)」がインストールされており、中国人観光客がスマホで簡単に決済できるようになっているんです。中国ではコーヒーを飲用する習慣が急速に拡大しているそうで、日本のおいしいコーヒーをお土産として購入するニーズを見込んでのサービスだそう。

「ネスカフェ 香味焙煎」シリーズをその場で買うこともできます。Pepper店員にインストールされている「Alipay」を使用するので、決済も無人。なお「Alipay」以外の決済方法には非対応のため、実質、中国人観光客しか製品の購入はできません

インバウンド需要やサービス業の人員不足を、ロボティクス&IoT家電でサポート

近年、日本を訪れる外国人観光客は増加しています。特に多いのが、中国人観光客数の占める割合。会場となる「まるごとにっぽん」がある浅草も、中国人観光客が多く訪れるエリアです。ところが、そんな中で外食店・小売店などのサービス産業では、語学の問題や人員不足が課題になっています。

そんなインバウンド需要や、外食店・小売店などサービス産業での人員不足という課題に対して、「ロボティクスとIoT家電で対応してはどうか?」とネスレが提案するのが、今回の「和もてなしカフェ」なのだそうです。

東京五輪が開催される2020年まであと2年と迫り、訪日外国人観光客の数はこれからもどんどん増えていくことが見込まれます。コーヒーメーカーの代名詞とも言える“バリスタ”シリーズで高い評価を得ているネスレならではの、これからの時代を見据えた取り組みと言えます。

そのほかにもカフェ内では、中国で新年をお祝いする際の風習「拜年(バイネン)」になぞらえたポーズをするPepper店員と写真撮影したり、春節(中国のお正月)をお祝いする景品があたるくじ引きのサービスも

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杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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