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目的別に雑穀が選べるようになる!

お米に混ぜて雑穀米! 人気の「雑穀」11商品を食べ比べてみた

突然ですが、ニッポンのソウルフードといえば?
ラーメンやミソスープも捨てがたいですが、やっぱり「お米」を挙げる方が多いのではないでしょうか。つややかに光る白米は、海外旅行から帰る飛行機の中で無性に焦がれる食べ物ですよね〜。

ところで、そんな「白米」とは別に、主に健康&美容マニアの間で注目され続けているお米があります。それが「雑穀米」。


最近は定食屋でも、白米か雑穀米か選べるメニューが増えてきている印象ですが、そもそも雑穀米って何? どう体にいいの? いろいろあるけど何が違うの? と、疑問も尽きません。
そこで今回は「そもそも雑穀米って何?」から始めつつ、人気の雑穀米11商品を味から構成までガッツリ比べていきます。

目次
そもそも「雑穀米」って?
雑穀米はどんなふうに体にいいの?
「雑穀」の選び方は?
「雑穀」11商品を食べ比べてみました
おわりに

そもそも「雑穀米」って?

同じく健康にいいお米として有名な「玄米」とは違い、実は「雑穀米」という名前のお米はありません。「雑穀米」の定義は「白米と雑穀を混ぜて炊き上げたもの」。つまりベースはなじみ深い白米なんですね〜。

じゃあ、「雑穀」とは何かというと……

(以下引用)
古くからの類型で穀物は、主穀、雑穀、菽穀(しゅくこく)、擬穀(ぎこく)に分けられ、主穀は主食作物であるイネ、コムギ、とうもろこしを指し、雑穀はイネ科作物のうち、小さい穎果(えいか)をつけるヒエ、アワ、キビなどの総称で、英語でmilletと訳されます。
菽穀はマメ類、擬穀はソバ、アマランサス、キノアなどであり、主穀と雑穀が現在、穀物(cereal)として広く知られています。

しかしながら、雑穀は時代背景や主食の変化につれ、捉えられ方も変わってきており、日本雑穀協会では、これら農学的な狭義の雑穀の定義を尊重しつつ、雑穀と呼ぶ作物の対象範囲を広げ「主食以外に日本人が利用している穀物の総称」としています。
出展:日本雑穀協会HP

なるほど、なるほど。
ざっくりいうと「米、小麦、とうもろこし以外の穀物」という捉え方で問題なさそうです。子供の頃、給食で麦ごはん(大麦、裸麦など)とかを食べたような記憶がありますが、あれも雑穀米ということになるのでしょうか。麦ごはんで食べるカレーは絶品だったな〜。

雑穀米はどんなふうに体にいいの?

これは知っている人も多い事実かと思うのですが、白米は玄米を精製したもの。収穫されたままの米(玄米)から、糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、「胚乳(はいにゅう)」という部位だけをいただくものです。糠と胚芽を除くことで味や食感はよくなりますが、代わりにビタミンやミネラルといった栄養素が大きく失われます。かなり純粋な「炭水化物」ということになりますね。

一方雑穀は、種類によって食物繊維やビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養素を含んでいます。これを白米と一緒にいただくことで、同じお茶わん一杯でも炭水化物の割合が減り、いろんな栄養素を摂取できます。また、雑穀は精白米と比べて歯ごたえのしっかりしたものが多いので、自然と噛(か)む回数が増えます。これによって満腹中枢が刺激されて、少ない量でも満足感を得やすい傾向にあります。

雑穀それぞれにどんな栄養が含まれているのか、少し調べてみました。

└ もちあわ:もちもち食感とクセのない味。ビタミン、ミネラル豊富
└ 黒米:アントシアニン、たんぱく質、ビタミンたっぷり
└ 黒豆(大豆):漢方界でもスターのポリフェノールたっぷり大豆
└ アマランサス:カルシウムが白米の約30倍(!)、鉄分約5倍(!!)、食物繊維約8倍(!!!)
└ 発芽玄米:脳にいいとされるGABAが白米の約10倍とか
└ キヌア:高たんぱく低カロリー。近年スーパーフードとして引っ張りだこ
└ 高きび:プチプチとした食感。ポリフェノールや食物繊維など
└ 小豆:お赤飯の立て役者。植物性たんぱく質の宝庫
└ 黒ごま:牛乳の約11倍のカルシウムを含む。香ばしい風味が人気
└ 白ごま:必須アミノ酸をバランスよく含む小さな巨人
└ もちきび:もちもちした食感。ビタミン、ミネラル、食物繊維、亜鉛たっぷり
└ 大麦:精白済みの大麦。歯ごたえたっぷり食べごたえもたっぷり
└ 赤米:ビタミンB群をはじめとした栄養素がたっぷり
└ ひえ:マグネシウムは白米の約3倍! ほかにもビタミンB6など
└ はと麦:最近コスメでも頭角を現す美容食。必須アミノ酸が豊富
└ とうもろこし:マグネシウムは白米の約3倍! ほかにもビタミンB6など

いろいろな栄養素を一度に摂取できる雑穀米、ヘルシーフードですね!

雑穀米の選び方は?

先ほども書いたとおり、種類によってさまざまな栄養素を含む雑穀。味の好みはもちろん、美容や健康面の目的によって選べば、よりよい雑穀ライフが楽しめるのではないでしょうか。
いくつか目的別にピックアップしてご紹介していきますね。

バランスよい食生活を目指しているなら種類を多く含んだ雑穀米

雑穀米にも十穀、十六穀、十八穀、ときには三十穀といろいろバリエーションがありますが、品目が多いほうがバランスよい食生活に近づけやすいでしょう。
ただし、いろんなものをいっぺんに炊くことで雑味を感じる場合もあるので、そのあたりはご注意を。

食べやすさを大事にしたいなら「押」「米」系が多く入っているものを

「押麦」「押玄米」「胚芽押麦」といった雑穀は、本来の雑穀に「蒸して平たく押しつぶす」というひと手間をかけることで食感や食べやすさを工夫したものです。また「赤米」「黒米」「緑米」といった「米系」もおすすめ。なんといっても米ですから、白米と比較的食感がなじみます。さらに「割」の字がある雑穀は、細かくひいてあるのでお米とサイズがなじみ、食感が悪目立ちしにくいです。しかしひいてあることで味はよく染み出るので、その点は注意が必要かも。

「雑穀」11商品を食べ比べてみました

さて。ここまでは雑穀米の基本的な知識と、その魅力について勉強してきましたが、ここからは実際にいくつかの雑穀米を食べ比べていきます。ちなみに現在販売されている雑穀米は「いつものお米に混ぜて炊いてください」という雑穀のみの販売が主流です。
ネットの情報を参考に、人気の銘柄11種類をどーんと取り寄せてみましたよ。

(1)おいしさ味わう十六穀ごはん【はくばく】

雑穀米について調べていたら、あっちでも見かける、こっちでも見かける「はくばく」の4文字。雑穀界の大手さんなんでしょうか。はくばくが販売している、たくさんある雑穀商品の中から「おいしさ味わう十六穀ごはん」を選んでみました。


内容物を見ると「余計なもの、変わったものは入れず、ベーシックなもので固めた」という印象。食べやすさに注目しつつ、いただいてみます。

1. もちあわ
2. 黒米
3. 黒豆(大豆)
4. アマランサス
5. 発芽玄米
6. キヌア
7. 高きび
8. 小豆
9. 黒ごま
10. 白ごま
11. もちきび
12. 大麦
13. 赤米
14. ひえ
15. はと麦
16. とうもろこし


黒米さんや小豆さんがいい仕事をして、お赤飯のようなしっとり赤いごはんになりました。ふんわりと「白米以外のものの風味」は感じますが、全体として非常に食べやすく、ひょいひょいと箸が進みます。実は私、豆類のパサパサした食感が苦手なんですが、吸水時間30分で炊いたこちらは小豆がしっとり。苦もなくいただけましたよ。時たま出会うキヌアの食感がプチプチ楽しく、すばらしい雑穀米デビューを飾れたような気がします。

(2)元気な穀物 <香ばし十五穀>【ハウス食品】

バーモントカレーで有名な食品メーカー王手、ハウス食品の「元気な穀物 <香ばし十五穀>」のこちらの雑穀、パッケージ裏を見ると「カレーをかけてもおいしく召し上がれます」の文字が。雑穀カレー、確かにおいしそうです (よだれ) 。


「香ばしさや歯ざわりのよさだけでなく、炊きあがりの色どりのよさを追求しました」とのことなので、炊きあがりの外観にも期待が高まります。

1. 発芽玄米
2. 黒米
3. もち米
4. そば米
5. 黒豆
6. 小豆
7. もちあわ
8. もちきび
9. 大麦
10. はと麦
11. 黒ごま
12. 白ごま
13. アマランサス
14. とうもろこし
15. ホワイトソルガム


「おいしさ味わう十六穀ごはん」と同じく、黒米や小豆が入っているので全体が赤く染まっていますが、赤みは少し控えめのもよう。カレーをかけても映えそうな感じになっています。
袋から出したときはだいぶ主張していたとうもろこしが、炊きあがったらずいぶん全体になじみましたね。なお今回は、黒豆がやや豆っぽい主張を残していたように思います。豆が苦手な私が「ちょっと気になるな」と思う程度なので、普通の人なら気にはならないかもしれません。

(3)三十雑穀(白)【タマチャンショップ】

九州にお店を構える食料品店、タマチャンショップは穀物専門店というわけではありませんが、自然と健康に気を使ったおいしそうな商品を多数展開しています。


今回購入したのは、さまざまな方面の栄養をバランスよく盛り込んだ「三十雑穀(白)」ですが、美容面に特化した「三十雑穀(黒)」、タンパク質やミネラルなどのパワーを重視した「三十雑穀(赤)」と、健康に役立つ栄養素が充実した「三十雑穀(黄)」と、4種類展開しているようです。

1. 大正金時豆
2. 緑米
3. 金ごま
4. とうもろこし
5. もち玄米
6. もちきび
7. 高きび
8. 黒米
9. もちあわ
10. えごま
11. 黒大豆
12. はと麦
13. うるちあわ
14. アマランサス
15. うるちきび
16. 黒ごま
17. うるち玄米
18. 黒もちあわ
19. 赤米
20. 胚芽押麦
21. 小豆
22. 大豆
23. 白ごま
24. 白いんげん
25. 裸麦
26. 青大豆
27. うずら豆
28. 発芽玄米
29. ひえ
30. もち麦


三十穀という多さに一瞬身構えましたが、食べてみればなんともクセのないあっさりした味わい。お米に対して求められる分量が少なめだったのもあるのか、白米の食べやすさが十分残った雑穀米となっています。食感も特に悪目立ちするような食材はなく、たまに粒の小さいアマランサスのプチプチ感が楽しめました。「品目を増やしたいけど白米も好き」という方にはおすすめしたいですね。

(4)国産二十一雑穀米【くまもと風土】

くまモンが堂々とパッケージを飾る、くまもと風土の「国産二十一雑穀米」。ひと目見ただけでわかる熊本愛がすばらしいですね。


たっぷり二十一種類の雑穀が入っていますが、どれも国産。特に発芽玄米については熊本産にこだわったとのこと。

1. 丸麦
2. 青肌玄米
3. 押麦
4. 黒米
5. もち玄米
6. 赤米
7. もち麦
8. 米粒麦
9. 大豆
10. とうもろこし
11. 発芽玄米
12. 青大豆
13. 小豆
14. アマランサス
15. うるちあわ
16. 高きび
17. はと麦
18. ひえ
19. 緑米
20. もちあわ
21. もちきび


パッケージ裏の説明にしたがってお水を多めに炊いたら、とてもふわふわもちもちの柔らかい雑穀米に炊きあがりました。大きく膨らんだもち麦の食感が楽しく、箸がめっちゃ進みます。熊本産の発芽玄米さんも、硬めの食感を少々残しつつふっくら仕上がっていましたよ。試食中なのでおなかいっぱいになってはいけないのですが、うっかり1膳を完食。ごちそうさまでした。

(5)未来雑穀21【自然の館】

パッケージには「21種類の完全国産雑穀ブレンド」と記載のある、自然の館の「未来雑穀21」。しかし、なんと驚き。成分表を見たら23種類の雑穀がブレンドされていました。「厳密には雑穀扱いではない」ものは省いて名前をつけているということでしょうか。潔いですね〜。


ちなみに、穀類以外にも「粒マンナン」と呼ばれるコンニャクのような食材を混ぜているそう。これによりカロリーがカットされているそうで、ダイエット中の人にはうれしい内容ですね。「冷めてももちもちおいしい」という売り文句にも注目度が高まります。

1. 大麦
2. 黒米
3. もち玄米
4. 押しもち麦
5. 赤米
6. 黄大豆(割り)
7. 黒千石大豆
8. 青大豆(割り)
9. 黒大豆(割り)
10. 小豆(割り)
11. とうもろこし(割り)
12. 発芽玄米
13. 緑米
14. インゲン豆(割り)
15. 白ひえ
16. 精白高きび
17. 精白もち粟
18. 精白うるち粟
19. もちきび
20. 精白はと麦
21. 黒あらいごま
22. うずら豆(割り)
23. 発芽もち玄米


黒豆系の内容が多いからか、まるでお赤飯のようにしっかり赤く色づいたごはんになりました(炊飯器を開けてびっくりしました)。味わいはクセもなく、ほかの雑穀米と同じくパクパク食べられます。指示にしたがってお水を少し多めにしたおかげか、豆もしっとりして食べやすい。マンナンは炊く前から非常にお米に似ていたため、炊いたら全然見分けがつかなくなりました。噛んでいてたまに出合うもっちりぷっちりした食感、あれがきっとマンナンなのでしょう。おいしかったです!

(6)雑穀 十六の舞【武蔵庵】

今回食べ比べる11種類の中では、比較的品目数が十六穀と少なめの「雑穀 十六の舞」。


注目したいのは内容物にしばしば躍る「もち」の文字です。もち米やもちきびはその名のとおり「もちもち」とした食感が特徴の食材。これを混ぜ込んだごはんがいかに「もちもち」するのでしょうか。

1. 赤米(もち)
2. 赤米(うるち)
3. 黒米(もち)
4. 緑米(もち)
5. はと麦
6. 押麦
7. 胚芽付押麦
8. 米粒麦
9. 粟
10. もちきび
11. ひえ
12. キヌア
13. ごま
14. とうもろこし
15. 大豆
16. 押玄米


予想どおり! かなりもちもちの食感。この食感、おこわをほうふつとさせます。ほかの穀物ももちろん存在感があるんですが、個人的にベストオブもちもち賞は「緑米」だったような気がします。その名のとおり緑色のお米なんですけど、甘味が強くて弾力があって、もっちもち。これがたっぷり入っているのが、この銘柄のもちもちのヒミツかと思いました。食べごたえばっちりです。

(7)私の三十三雑穀【山下屋荘介】

今回食べ比べるラインアップの中では堂々1位の品目数だった、山下屋荘介の「私の三十三雑穀」。


もち麦やひえ、あわといったスタンダードな品目のほかに、「チアシード」「バジルシード」「フラックスシード」といった洋の品目が混じっているのが目にとまります。グラノーラなんかによく入っている「オーツ麦」の名前も見えますね。これが味にどう影響してくるのか期待半分、警戒半分。

1. 押麦
2. 黒米
3. はだか麦
4. もちきび
5. ひえ
6. もち玄米
7. 青肌玄米
8. 米粒麦
9. 発芽玄米
10. もちあわ
11. アマランサス
12. うるち玄米
13. オーツ麦
14. とうもろこし
15. 丸麦
16. 青大豆
17. 赤米
18. 小豆
19. キヌア
20. 黒ごま
21. 白ごま
22. 大正金時
23. 大豆
24. チアシード
25. ホワイトソルガム
26. もち麦
27. 緑米
28. 黒大豆
29. 高きび
30. テフ
31. バジルシード
32. はと麦
33. フラックスシード


圧巻の33種類、どんなにぎやかな見た目になるのかと思っていましたが、意外とそこまで主張はありませんでした。味も、特に何かが悪目立ちするでもなくよくまとまっている印象。ただ噛むたびに、もちもちだったりプチプチだったり、たまにコリっとしてみたり、というところに三十三穀らしさがありました。ひと口ごとに新しい出合いがあって楽しかったです。

(8)雑穀美人【石橋工業】

石橋工業の「雑穀美人」の品目数は十八穀と、割とスタンダードな印象ですが、内容量に驚きました。同じ価格帯の商品では300g、500gくらいの商品が多い中で、驚異のどーんと750g。お得な印象です。


内容物では、とうもろこしを細かくひいた「コーングリッツ」が目を引きます。これが食感や味にどう影響してくるのか。

1. 大麦
2. コーングリッツ
3. 黒米
4. もち米
5. もちあわ
6. もちきび
7. ホワイトソルガム
8. 発芽玄米
9. はと麦
10. 黒豆(大豆)
11. 小豆
12. 赤米
13. ひえ
14. アマランサス
15. キヌア
16. 高きび
16. 白ごま17. 黒ごま


細かくひかれたとうもろこし「コーングリッツ」。粒がお米と同じくらいのサイズになったので、食感はだいぶなじんでいますね。一方でコーンの味がしみだして、お米全体がほんのり甘い風味になっています。お子様にも人気の出やすい味に仕上がっているのではないでしょうか? さらにうれしい効果として、味に統一感が出て雑味を感じにくくなっている気がしますね。コーングリッツ、グッジョブ。

(9)食べんね【石橋工業】

この「食べんね」は、麦やさんが作っているということで、麦系の品目が多く含まれる二十一穀。


麦は食感や味が独特で、食べにくく感じる人もいるようですが、そこはさすが麦やさん。押してみたり、割ってみたり、小粒に加工してみたりと、あらゆる手法を使って「麦を食べやすくする工夫」をしているようです。食べやすさに重きを置いて試食してみることにしましょう。

1. 黒米
2. 赤米
3. 黒大豆
4. アマランサス
5. はと麦
6. もちきび
7. 押麦
8. 裸麦
9. もち麦
10. 発芽大麦
11. 麦美人
12. 白麦
13. 米粒麦
14. もちあわ
15. うるちあわ
16. 高きび
17. 大豆ひき割
18. 小豆
19. もち米
20. 発芽玄米
21. ひえ


昔懐かし、給食でカレーをかけていただいた麦ごはんに一番近い味がしました! まさか再び食べられる日が来るとは……うれしい。私はもともと麦が好きなので参考にならないかもしれませんが、麦がたっぷりしっかり入っている割には、「麦のクセ」みたいなものはそんなに強くないように思います。もちぷちした食感はありつつも、全体としてはしっかりと「お米」の味が楽しめる一膳でした。

(10)胡麻香る十穀米【雑穀米本舗】

胡麻(ごま)の中でも栽培の難しさから高級ラインに位置する「金ごま」を混ぜているのは、今回試食した11種類の中では「三十雑穀(白)」と、こちらの雑穀米本舗の「胡麻香る十穀米」だけ。


加えてこちらの商品は、胡麻の香り高さを存分に感じられるよう、味わいにクセの少ない品目を選んで厳選十穀に絞っているようです。胡麻ごはん大好きなので、かなり期待して……いただきます!

1. ひえ
2. もちあわ
3. もちきび
4. 黒米
5. 胚芽押麦
6. はと麦
7. もち麦
8. 丸麦
9. ひき割大豆
10. 金ごま


ひと口食べて納得、確かにめっちゃ胡麻の香りがします。麦やもち系穀物が多く含まれているので食感も楽しく、ひと口ごとに新たな発見があります。個人的にはもう少し大豆を細かくひいてくれたらうれしかったですが、そこは豆苦手タイプの主観。コリコリとした食感がアクセントとして楽しいので、お好きな方にはむしろおすすめしたい特長です。
ちなみに、胡麻は粒が小さく袋の底に落ちやすいので、毎回使う前に袋を軽く振るのがおすすめです〜。

(11)国産十六雑穀米【川島米穀店】

超シンプルパッケージが印象的の、川島米穀店の「国産十六雑穀米」。「中身にお金をかけましたよ」ということでしょうか。個人的には大好きな姿勢です。


内容はスタンダードな品目が多いですが、「もち」の字が多く躍っているのできっと食感はもちもち寄りでしょう。もちもち大好きなので期待度高しです。いただきまーす!

1. うるち玄米
2. もち黒米
3. 押麦
4. もち玄米
5. 丸麦
6. 米粒麦
7. もち赤米
8. アマランサス
9. もちあわ
10. 白ひえ
11. もちきび
12. はと麦
13. 緑米
14. 高きび
15. 小豆
16. 大豆


炊きあがりの外観こそ特に変わったところはありませんが、食べる前の予想どおり食感はとてももちもちです。また、個人的にうれしかったのは苦手な豆類が全部細かくひいてあったこと。水がよくしみ込んでパサパサ感は皆無。なんならちょっとコリっとした食感がお米の中でアクセントになって、非常においしくいただけました。私、豆嫌いを克服したかもしれない! すばらしい! ありがとう! 川島米穀店さん!

おわりに

いかがでしたでしょうか? 筆者自身、今まであまり雑穀米にはなじみのない人間だったのですが、いろいろな銘柄をたくさん並べて比べてみると新たな発見がありましたし、お気に入りの雑穀も見つかって楽しくなってきました! 以下、筆者的ベスト3を選出してみましたよ。

1位 (3) 三十雑穀(白)【タマチャンショップ】
雑穀のクセみたいなものがあまりなく、白米によくなじんで食べやすかった印象です。
品目数がめちゃくちゃ多いわりに食べやすいので、目からうろこの思いでしたね〜。
ほかの色も食べてみたい。

2位 (6) 雑穀 十六の舞【武蔵庵】
おこわや、ちまきが大好きなので、もちもち食感がすごくうれしかったです!
食感のおかげか、おなかにもたまりやすいので、ダイエット向きの雑穀なのではないでしょうか。
「米」系の穀物が多かったのでクセが少ないのもよかったです。

3位 (8) 雑穀美人【石橋工業】
コーングリッツの甘味がすごくごはんにしみていて、やさしい味でした。
ごはんの中に黄色い粒が見えるとうれしくなっちゃうくらい、コーン大好きになってしまいました。
お得で大容量なのも続けやすくてグー!

「あわのみ」や「キヌアのみ」といった単品での販売もある世界なので、自分だけの雑穀米を追求してみるのも楽しいかもしれません。

おいしく楽しく健康にもいい雑穀米、あなたの新たな健康習慣にどうぞ〜!

いいモノ調査隊員K

いいモノ調査隊員K

「音楽とゲームとおいしいご飯があれば大体しあわせ」な編集ライター。インテリア、キッチン、雑貨方面を中心にいいモノをご紹介していきます。人間♂と猫♂と共同生活中。

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