松田さんのコラボカップ麺チェック
“ラーメン大好き松田”さんのコラボカップ麺チェック! 野郎ラーメン編

“二郎インスパイア系”を避けていた人にこそ食べてほしい、「野郎ラーメン」コラボカップ麺

今回のコラボカップ麺は、女性の店員さんが「豚野郎のお客さま♪」と言葉責めしてくれるという、ステキなサービス(?)も話題の「野郎ラーメン」をチェック。都内を中心としたチェーン展開に成功し、“二郎インスパイア系の雄”とも称される同店のラーメンと、「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」の味を比較します。はたして、どこまで再現しているのでしょうか?

数ある“二郎インスパイア系”のなかでも、チェーン展開の成功などによって、着実にファンを拡大している「野郎ラーメン」。お店のラーメンとコラボカップ麺の味を食べ比べてみます

24時間営業の“二郎インスパイア系”に突入

ラーメンファンならずとも、「ラーメン二郎」という店名を、一度は耳にしたことがあるのでは。ラーメン二郎は、東京都港区三田に本店を構える人気ラーメン店で、「1日1杯以上、ラーメン二郎を食べないと気がすまない!」というほど熱狂的なファンを“ジロリアン”と呼び、本店を“聖地”、来店を“巡礼”、店主を“総帥”と崇めるなど、言わば、カルト的な人気を誇っています。

そんなラーメン二郎に影響を受け、「豚骨醤油スープ」「ドカ盛り野菜」「コシの強い極太麺」といったスタイルを同じく提供するのが、“二郎インスパイア系(以下、二郎系)”と呼ばれるラーメン店。なかでも今回取り上げる「野郎ラーメン」は、都内を中心としたチェーン展開に成功し、数ある“二郎系”の中でも、頭ひとつ抜きん出た存在として、注目を集めています。

今回、野郎ラーメンの味を再現したコラボカップ麺が発売されたというので、さっそく入手。パッケージに書かれている「渋谷センター街 総本店」を実際に訪れて、お店のラーメンとカップ麺の味を比較してみることにしました。

ちなみに、野郎ラーメンで「豚野郎ラーメン」(肉増量のチャーシューメン)を注文すると、女性の店員さんが「豚野郎(ラーメン)のお客さま♪」と呼びかけてくれるとのこと。オトコの食欲とは違う、なにか別の欲望を満たしてくれそうです。今回は、そんな“言葉攻め”に敏感な男子編集部員1名も同行し、渋谷センター街のど真ん中にある総本店に行ってみました。

渋谷センター街のど真ん中に店舗を構える「野郎ラーメン 渋谷センター街 総本店」

渋谷センター街のど真ん中に店舗を構える「野郎ラーメン 渋谷センター街 総本店」

24時間営業というのも、通行量が多い渋谷センター街のお店ならでは

24時間営業というのも、通行量が多い渋谷センター街のお店ならでは

外国語でもメニューを紹介しています。「ラーメン」は、英語で「Ramen Noodles」なんですね

外国語でもメニューを紹介しています。「ラーメン」は、英語で「Ramen Noodles」なんですね

今回はふたりで、「豚野郎ラーメン」を注文しました

今回はふたりで、「豚野郎ラーメン」を注文しました

もやしと麺をひっくり返す“天地返し”。これも“二郎系”の楽しみ方のひとつです。勢いあまって、もやしが飛び散ってしまったのは、ご愛嬌ということで

麺はコシの強い極太麺で、ボリュームがあります。ちなみに、デカ盛りのもやしにお酢をかけると、ピクルスのような味わいになって、いいアクセントになります

ニンニク風味が物足りないという方は、カウンターに置いてあるニンニクを、好きなだけ入れるといいでしょう。汗が一気に吹き出てきて、パワーアップした気分になってきます

今回は、同じく下心のある男子編集部員も同行し、「豚野郎ラーメン」(1,030円)をふたりで注文しました。ニヤニヤ会話しながら、ラーメンがくるのを待ちます。

しかし! タイミングがわるかったのか、ラーメンを運んできたのは笑顔の男性店員さんで、「豚野郎ラーメンのお客さまー」というハスキーボイスがむなしく響くだけ。男性の店員さんにまったく罪はありませんし、こちらの勝手な思い込みがいけなかったんです。これ以上は深く聞かないでください……。

さて、肝心の味について。“二郎系”ではおなじみのカスタマイズですが、なるべくデフォルトの味で楽しみたかったので、「アブラ(背脂の量)」「カラメ(スープの濃さ)」「カタメ(麺のかたさ)」などのカスタマイズはやめて、すべて「普通」としました。野菜は「ゆで野菜」です(焼き野菜も選択可能)。なお、“二郎系”スープの要とも言えるニンニクは、野郎ラーメンでは、カウンターの上にある容器から自由に、好きなだけトッピングできます。

醤油豚骨をベースとしたスープは、ひと目見ると濃そうですが、意外にもあっさり。ふくよかなダシの甘みが強い印象です。食べ進めていくうちに、チャーシューの油がスープになじんできて、こってり感が強まってきます。見た目はジャンクな雰囲気もありますが、じつは非常にていねいに作られており、店内に女性客の方が多いというのも、なんだか納得できた気がします。

お店の味よりも、パンチが足りない印象

渋谷センター街 総本店の味を確認した後は、サッポロ一番が発売するコラボカップ麺を食べて、お店の味と比較してみます。パッケージを見ると、大きな文字で「野郎ラーメン」と書かれているうえ、ヘソ出しピース姿が印象的なマスコットキャラの“おじさん”も、ちゃんと描かれています。パッケージのフタには、香味オイルが付属しており、さらにコクのある味わいに仕上げられそうです。

これが「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」。“二郎系”のインパクトをうまく表現したようなパッケージが印象的です

パッケージには、野郎ラーメンのマスコットキャラも描かれています。名前は何と言うのでしょうか?

パッケージには、野郎ラーメンのマスコットキャラも描かれています。名前は何と言うのでしょうか?

下心を持って渋谷店に同行した編集部員Y氏も、興味津々のようす

下心を持って渋谷店に同行した編集部員Y氏も、興味津々のようす

具材は、もやし、キャベツ、チャーシュー。お店のデカ盛りを見た後なので、そのボリュームに、少し不安をおぼえます

お湯を入れて5分。香味オイルをかけて、仕上げます

お湯を入れて5分。香味オイルをかけて、仕上げます

野郎ラーメンのコラボカップ麺が完成しました! お湯を入れると、キャベツともやしが水分を吸ってふくらみ、ボリュームが出てきました

スープは、お店よりもやや薄い印象。もやしやキャベツの香りがただよってきます

スープは、お店よりもやや薄い印象。もやしやキャベツの香りがただよってきます

麺は、しっかりとして食べごたえのある極太麺。お店のイメージにかなり近く、再現度はかなり高いのでは

麺は、しっかりとして食べごたえのある極太麺。お店のイメージにかなり近く、再現度はかなり高いのでは

お湯の量は400mlで、タテロング型のカップ麺としてはめずらしく、熱湯を入れて5分待つ必要があります。その理由は、麺の太さにあり。“極太タイプのカップやきそば”並みに太い麺を使用しているため、お店の極太麺のイメージそのままです。

いっぽうスープですが、正直パンチが足りない印象。お店と同様に中毒性が高く、飲み干してしまいそうな勢いなのですが、何かが足りない。お店のラーメンで楽しめたスープの甘みやニンニク風味が弱く、もっと、遠慮せずにガンガンに効いていれば、再現度がかなり高かったように思えます。よくも悪くも、個性がなくなってしまい、「美味しいカップラーメン」に仕上がっているようです。

これほど食べやすい“二郎系”はないかも?

さすがにヘソ出しとはいきませんが、マスコットキャラの“おじさん”と同じポーズをしてみました。“二郎系”初心者の方は、まずこちらのコラボカップ麺を食べてみては?

とは言ったものの、お店のラーメンよりも食べやすくアレンジされているので、これまで“二郎系”を敬遠していた方にこそ、食べてほしい一杯と言えます。 “二郎系”のラーメンは興味あるけど、「ボリュームが多すぎる」「呪文(カスタマイズのオーダー)がよくわからなくて、お店に入りづらい」「とにかく、なんだか怖い」と思っている方は、“二郎系の入門ラーメン”としてまず、こちらのコラボカップ麺を食べてみてはいかがでしょうか。気がつけば、あなたもきっと立派な“ジロリアン”になっているはず?

松田真理(編集部)

松田真理(編集部)

デジタル製品全般からホビーやカップ麺・スナック菓子まで、オールジャンルをカバーする編集部員。大のプロレス好き。読み方は、まつだ・しんり。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
カップ麺・インスタント食品のその他のカテゴリー
価格.comマガジン「動画」まとめページ
ページトップへ戻る