いいモノ調査隊
宇宙世紀サーガ最新作、ついに公開!

「ガンダムNT」のシナンジュ・スタインがガンプラ化! シナンジュとの違いは?

11月30日に劇場公開された、ガンダム最新作「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」。「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」以降の世界を描く新たな宇宙世紀ストーリーに期待が高まります。今月のガンプラはその「NT」より、「HGUC 1/144 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.)」の紹介です。

「NT」からの第2弾ガンプラはシナンジュ・スタインです

「NT」からの第2弾ガンプラはシナンジュ・スタインです

シナンジュ・スタインとは何なのか、「機動戦士ガンダムUC」に登場するシナンジュとはどんな関係なのか、まずは基礎知識を整理してみます。

シナンジュ・スタインとは

背景:今作が発表されるまでは、「機動戦士ガンダムUC」に登場する「シナンジュ」の基になった機体として、設定だけが存在していました。本編以外の派生作品で展開されている独自の機体バリエーション「UC-MSV」に分類され、劇中では登場しなかった機体です。設定としては、「UC計画」でサイコフレームのテスト機として開発されたのが「シナンジュ・スタイン」で、2機存在していました。しかしネオ・ジオン残党に強奪され、うち1機は改修ののち「シナンジュ」となり、フル・フロンタル搭乗機として活躍。もう1機は消息不明だったのですが、今回の「機動戦士ガンダムNT」で登場することとなります。

ガンプラ:UC-MSVの機体として2013年にMG Ver.Ka(マスターグレード バージョンカトキ)版のガンプラが発売されています。ガンプラの世界では、劇中には登場していないものの、設定として存在しており、それをもとに雑誌やホビーで展開し、アニメなどより先にガンプラ化されることが多々あるんですよね。先月紹介した「ムーンガンダム」などがそうですね。今回は「NT」として1/144スケールのHGUCで初登場。ナラティブVer.とあるように、MG Ver.Ka版のシナンジュ・スタインとは異なり、胸部や腕に「袖付き」の由来であるエングレービングなどの独特なディテールが追加されています。

シナンジュとは

「機動戦士ガンダムUC」に登場するネオ・ジオン軍のモビルスーツ。強奪したシナンジュ・スタイン2機のうちの1機が改修されて誕生した機体です。シャアの再来と呼ばれたフル・フロンタルが搭乗する深紅の機体は、機動性にすぐれまさに赤い彗星(すいせい)をイメージさせる機体。サイコフレームを搭載しながらもファンネルのようなニュータイプ専用武装は持たず、MS単体の機体制動、追従性、機動性を極限にまで突き詰めて設計されたモビルスーツ。

今回は、これまで設定上の存在であったシナンジュ・スタインが「機動戦士ガンダムNT」でメイン級の活躍をするということになり、その勇姿を見ながら組み立てることができるようになりました。また1/144スケール初登場ということで、キットも気合いが入っておりますよ。

ベース色がモノトーンの配色なので、キットは割と地味めに感じます

ベース色がモノトーンの配色なので、キットは割と地味めに感じます

「袖付き」の特徴であるエングレービングはホイルシールで再現されます

「袖付き」の特徴であるエングレービングはホイルシールで再現されます

シナンジュ・スタイン完成です。一見すると、渋い色合いのシナンジュといった印象。バックパックには特徴的なブースターも装備

シナンジュとどう違うのか? HGUCで徹底比較

キットは2010年発売の「1/144 HGUCシナンジュ」をベースにしているので、同じようなパーツ構成なのかな? と勝手に思い込んで作り始めたのですが、そこは最新版のガンプラ。新たな解釈で設計を見直し、シナンジュよりも可動範囲が広がり、多彩なポージングが可能になっていました。今回はそのシナンジュとも比較しながら見ていくことにしましょう。

赤いシナンジュとグレーのシナンジュ・スタインです。赤いほうが派手で凶悪な感じがします

赤いシナンジュとグレーのシナンジュ・スタインです。赤いほうが派手で凶悪な感じがします

バックパックは圧倒的にシナンジュのほうが大きく強そうに見えますよね

バックパックは圧倒的にシナンジュのほうが大きく強そうに見えますよね

シナンジュは2016年に1/144スケールのRG版が発売され、MG版並みの可動と、グロス塗装による配色、MG版でもできなかったエングレービングのパーツ再現などで話題になりました。いいモノ調査隊でも紹介していますよ。HGUC版ではエングレービングはシールで再現されているものの、ディテールやとげとげしいデザインは劇中そのままで、完成度の高いガンプラでした。ただ、やはり可動に関してはかなり制限があったようにも思えます。そんな不満を今回のシナンジュ・スタインは払拭しています。

HGUC史上最高峰の可動を実現

シナンジュの肩可動ですが、前後のスイング機能はありませんでした

シナンジュの肩可動ですが、前後のスイング機能はありませんでした

今回のシナンジュ・スタインでは、肩部分に引き出し機能が追加され、大きく前後に動きます

今回のシナンジュ・スタインでは、肩部分に引き出し機能が追加され、大きく前後に動きます

これにより腕の可動が大胆になり、前後に可動しポージングの幅も広がります

これにより腕の可動が大胆になり、前後に可動しポージングの幅も広がります

同様に脚部分に関しても、股関節への接続はシナンジュがただのポリキャップだけの接続に対して、シナンジュ・スタインは可動式の関節パーツが追加されています

これにより、シナンジュ・スタインのほうが脚を左右に大きく可動できるようになりました

これにより、シナンジュ・スタインのほうが脚を左右に大きく可動できるようになりました

脚部分が大きく広がるので、大胆なポージングが可能になります

脚部分が大きく広がるので、大胆なポージングが可能になります

顔部分は大きな角以外あまり変わらず。ですが、シナンジュ・スタインはバルカン砲の色分けがきちんとされています。モノアイはシナンジュがグリーン、シナンジュ・スタインは赤いシールで配色されています

胸部には赤いシナンジュ同様、エングレービングが追加。いずれもシールでの処理は変わらず

胸部には赤いシナンジュ同様、エングレービングが追加。いずれもシールでの処理は変わらず

全体的にシナンジュは流線型でとげとげしいデザインですが、シナンジュ・スタインは四角く角張ったデザインになっています

脚部分のスラスターはともに可動。シナンジュ・スタインはやはり角張ったデザインになっています

脚部分のスラスターはともに可動。シナンジュ・スタインはやはり角張ったデザインになっています

同じパーツ構成な部分も多く、こんなコンパチも可能でした

同じパーツ構成な部分も多く、こんなコンパチも可能でした

劇中での戦闘シーンを確かめたくなる豊富な武装が付属

武装ですが、ハイ・ビーム・ライフルと呼ばれる大型のビーム・ライフルのほかに、バズーカ、ビーム・サーベル、グレネード・ランチャー、シールドが付属。グレネード・ランチャーやバズーカはハイ・ビーム・ライフルに接続することができるようになっています。

写真中央のバズーカは砲身の先を長いものと短いものに差し替えられます

写真中央のバズーカは砲身の先を長いものと短いものに差し替えられます

大型のハイ・ビーム・ライフル。専用の持ち手があるのでしっかり保持できます

大型のハイ・ビーム・ライフル。専用の持ち手があるのでしっかり保持できます

シールド裏に装備できるグレネード・ランチャーをハイ・ビーム・ライフルの下部に装着可能

シールド裏に装備できるグレネード・ランチャーをハイ・ビーム・ライフルの下部に装着可能

同様にバズーカも装着可能です。さすがに重くなるので、長時間固定ポーズでの保持は難しく、腕が下がってきてしまいました

バズーカは砲身を長いものに変えて、単体で持つこともできます

バズーカは砲身を長いものに変えて、単体で持つこともできます

ビーム・サーベルの刃はクリアイエロー。腕部分にサーベルを収納できます

ビーム・サーベルの刃はクリアイエロー。腕部分にサーベルを収納できます

「機動戦士ガンダムNT」の世界を楽しもう

このように可動をはじめ細かいディテールもかなりていねいに設計されており、8年間のガンプラ技術の進化を感じます。そしてとにかくよく動くのがこのキットの特徴。いろいろ動かしてポージングをさせて飾りたくなります。

脚に動きがつけられるので、スタンドを使うと飛行ポーズもとらせやすいです

脚に動きがつけられるので、スタンドを使うと飛行ポーズもとらせやすいです

かなり無茶(むちゃ)なポーズでも違和感なく、実機というよりアニメ的なポージングが可能になります

かなり無茶(むちゃ)なポーズでも違和感なく、実機というよりアニメ的なポージングが可能になります

大型のハイ・ビーム・ライフルを構える様はガンダムにはないポージングで決まりますね

大型のハイ・ビーム・ライフルを構える様はガンダムにはないポージングで決まりますね

劇中ではどのような活躍をするのか楽しみです

劇中ではどのような活躍をするのか楽しみです

宇宙世紀にこだわって新作を発表し続けているガンダムですが、この「機動戦士ガンダムNT」で、どのような歴史が作られていくか楽しみです。夏に発売されたフェネクスに続き、今回のシナンジュ・スタイン。そしていよいよ主役機ナラティブガンダムも発売され、ガンプラの世界でも「機動戦士ガンダムNT」の世界を満喫できそう。さらにこのシナンジュ・スタイン ナラティブVer.はMG版の発売も2019年1月に決まり、1/100スケールでも楽しめることになりました。

フェネクス、ナラティブガンダム、そしてシナンジュ・スタインとサイコフレームを持つ機体が相まみえる「機動戦士ガンダムNT」。劇中での活躍を再現していきましょう

そして公式サイトによると、劇場公開を記念して、なんと本作の冒頭23分をTV放送&配信するそうです。ガンダムファンはもちろん、劇場に足を運ぶかどうか迷っている人も、この配信で「機動戦士ガンダムNT」の世界を垣間見るのはいかがでしょうか。

<TV放送&配信スケジュール>
■TV放送
BS11
2018年12月1日(土)19:30〜

TOKYO MX
2018年12月4日(火)22:30〜


■配信
ガンダムファンクラブ
バンダイチャンネル
GyaO!
AbemaTV
Youtube
2018年11月30日(金) 18:00〜 配信開始


PlayStation VR「シアタールームVR」
2018年12月13日(木) 12:00〜 配信開始


※最新の情報は公式サイトでご確認ください
http://gundam-nt.net/

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
模型・フィギュアのその他のカテゴリー
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る