私はこの梅雨時の湿気が大の苦手です。虫が元気になるし、生ゴミの処理ひとつにも汗だくになるし、何より、蒸し暑さで喉が渇いて出先で飲料水を買ってしまいたくなる衝動と貧しい懐を戦わせなければいけないから。
そこで今回は、浄水器でおなじみのブリタさんが製作した水筒「fill & go」を紹介します。昨今は「水筒」ではなく、なんだかスマートな横文字が主流の呼称である気もしないでもないですが、思い出せないので今回は「水筒」のまま貫きます。
さすが海外メーカーのブリタさんだけあり、パッケージの注意書きも多言語です
本体の見た目は完全にガラスですが、実は丈夫なトライタン樹脂でできております
こちらの商品は本体と1回分のカートリッジが付属しています。このカートリッジがフィルターとなり、塩素やトリハロメタンをはじめとした、9つの物質を除去してくれるのです。
そもそもこの商品のコンセプトは「常温の水を補給する」というもの。キンキンに冷やした水は口当たりがよくてゴクゴク飲めてしまいますが、体を冷やし、基礎代謝を下げてしまうのです。おっと! 体の代謝が下がるということは、脂肪が燃えにくくなるということ。ダイエットにもよろしくありません。ブリタさんのHPで白金ビューティフルエイジングクリニックの山口院長がそうおっしゃっています。
まずは封を切って装着したいところですが、まずはカートリッジをぬるま湯に1分間つけてください。パッケージには記載されていないのですが、公式HPではそういった説明書きがあったので、念のためそうしてください。
ぬるま湯に1分つけます
本体に水を注ぎ、カートリッジと飲み口部分のパーツを装着します
そしていよいよパイルダーオン、する前に本体に水道水をそのまま注いでください。あとはカートリッジ、飲み口のパーツの順で装着し、お好みのタイミングでマウスピースをつまんでお召し上がりください。
ポタポタ落ちているのがわかりますでしょうか?
実際にマウスピースに口をつけてみるとぐびぐび飲めます
内容量は600ml、しっかりした材質でできているので、もちろんペットボトルと比べれば重量もあるのですが、1リットルあたり数円でミネラルウォーター並みのおいしい水が味わえることを思えば耐えられます。
水分をきちんと、そしておいしく摂取して健康に過ごしたいものです
なお、カートリッジは150リットル分濾過可能なそうなので、大まかな目安として4週間に1回の割合で交換してください。
ボトルの洗浄は、中性洗剤を使って手洗いするか、50℃以下であれば食洗機に入れても大丈夫です。