選び方・特集
新しい生活様式に対応できるかどうかがキモ!

《2022年》人気ブランドの「機能派手帳」専門家おすすめ8傑

新型コロナウィルスの流行とその対策によって、私たちの時間の使い方や日々の過ごし方が変化してきています。それにともない、手帳も新しい生活様式に対応できるかどうかが、今、問われています。2022年の手帳の選び方は、この変化に対応しているか、または従来の記入欄をどう応用できるかがポイントです。

いっぽうで、今回選んだ手帳の中には、流行を押さえた万年筆インクの記録ページや、目標と振り返りを記入するページなど、ユニークなコンテンツを収録しているモデルも登場。さらに、4つ折り式の手帳など、ありそうでなかった新しい実用的スタイルを取り入れた製品もピックアップしました。全体的に見ると、月間スケジュールの一覧性を重視するタイプと、仕事やプライベートにまつわるいろいろな情報を記入できるタイプの2つに大別できそうです。

●手帳評論家がおすすめする2022年版手帳の選び方

・テレワークと出社が両方ある人は時間軸が柔軟なタイプを選ぼう!

予定管理用に手帳を使うなら、基本的に時間軸が不可欠です。ご自身の生活時間帯をカバーしているタイプを選びましょう。いっぽうで、基本的にはテレワークだけど、たまに会社に出勤する日があり、予定が大きく変わる場合は、それに柔軟に対応できる記入欄を持ったものが望ましいです。たとえば、厳密な時間軸ではなく、あくまでも目安のドットや罫が付いているタイプがそれです。日によって内勤か外勤かが変わる人も、後者の柔軟なタイプが合っています。

・メモが取れるスペースを確認しよう!

働く場所を問わず、仕事中にメモを取る必要がある人は少なくないでしょう。図解や作業の流れ、グラフなどは、PCやタブレットPC、スマートフォンに入力するよりも、紙に書いたほうが簡単です。いっぽう、手帳とは別にノートを用意する場合は、手帳にメモページは不要かもしれません。ご自身のメモの量に合ったものを選びましょう。

・巻末のコンテンツもしっかりと見比べよう!

デジタル化が進む現在において、巻末のコンテンツは大きく2つの方向に分けられます。すなわち、完全にそぎ落とされているか、あるいはある方向性で充実しているかの2つです。どちらが正しいと言うことではありません。コンテンツが充実していれば、その分のページが増えて手帳の厚みや重さは増しますが、内容によってはユーザーが考えつかなかった“気づき”を与えてくれるものもあります。また、路線図は、以前から愛用している人にとっては付いていてほしい付録でしょう。予定とメモのスペースが似ている手帳が複数あって悩んだ場合は、巻末コンテンツを見比べるのも、ひとつの手です。

●手帳評論家がおすすめする「2022年版手帳」8選

【備考】
・各表紙の写真は、同じ縮尺で撮影しているので、サイズの比較に活用してください。
・【SPEC】の内容は、サイズ/月間スケジュールの使用可能期間/予定欄のスタイル/総ページ数

記入欄が充実している、折りたたみ2段式手帳

伊藤手帳「TETEFU マンスリー&ウィークリー」【SPEC】折りたたみ時A6サイズ、使用時A4サイズ/2021年12月〜2023年3月(ウィークリーは2022年12月まで)/月間ブロック、週間バーチカル/各128ページ

伊藤手帳「TETEFU マンスリー&ウィークリー」【SPEC】折りたたみ時A6サイズ、使用時A4サイズ/2021年12月〜2023年3月(ウィークリーは2022年12月まで)/月間ブロック、週間バーチカル/各128ページ

「TETEFU マンスリー&ウィークリー」は、月間と週間それぞれの予定記入欄を、同時に参照・記入できるダブルスケジュールタイプ。こういう機能を持つ手帳は、他社を含め、今までいろいろな形で試みられてきましたが、本モデルはカバーの内側上下に2つの冊子を差し込んで、それぞれに予定記入欄を持たせるタイプです。

さらに、驚きなのが、折りたたみ機構も実現している点です。この機構により、閉じた状態だと文庫サイズ、広げた見開きはA4サイズになります。

また、月間ブロックページの各月の次のページには、ガントチャートと見開きの方眼メモページが現れます。折りたたんで小型になるのも便利ですが、予定欄もきっちりと作り込まれているのが好印象です。

いちばん小さく折りたたむと、A6サイズ(写真上)に、広げると、見開きでA4サイズ(写真下)に。上の冊子には月間ブロック、下の冊子には週間バーチカルの予定欄が用意されています

いちばん小さく折りたたむと、A6サイズ(写真上)に、広げると、見開きでA4サイズ(写真下)に。上の冊子には月間ブロック、下の冊子には週間バーチカルの予定欄が用意されています

下の冊子の週間バーチカルの予定欄は、時間の表記が「6」「12」「18」「24」のみのゆるやかな時間軸を採用。間の罫線を1時間区切りとして使ってもよいし、あえて時間は振らずにToDoなどを書き込んでもよいでしょう

下の冊子の週間バーチカルの予定欄は、時間の表記が「6」「12」「18」「24」のみのゆるやかな時間軸を採用。間の罫線を1時間区切りとして使ってもよいし、あえて時間は振らずにToDoなどを書き込んでもよいでしょう

上の冊子の月間ブロックの見開きの後には、ガントチャートが付いています。プロジェクトの進行管理のほか、ハビットトラッカーとしても利用可能

上の冊子の月間ブロックの見開きの後には、ガントチャートが付いています。プロジェクトの進行管理のほか、ハビットトラッカーとしても利用可能

カバーの一部を利用したビニール製のしおりと、一般的なヒモのしおりが各2個付いていて便利

カバーの一部を利用したビニール製のしおりと、一般的なヒモのしおりが各2個付いていて便利

書きたい日だけ書ける“1日1ページ”タイプの「ほぼ日手帳」

ほぼ日「ほぼ日手帳 day-free オリジナルサイズ」(本体)×「カラーズ ブラック×クリアブルー」(別売カバー/税込1980円)【SPEC】A6サイズ[105(横)×148(縦)×8(厚さ)mm]/2021年12月〜2023年3月/月間ブロック/240ページ

ほぼ日「ほぼ日手帳 day-free オリジナルサイズ」(本体)×「カラーズ ブラック×クリアブルー」(別売カバー/税込1980円)【SPEC】A6サイズ[105(横)×148(縦)×8(厚さ)mm]/2021年12月〜2023年3月/月間ブロック/240ページ

1日1ページの予定記入欄が斬新だった「ほぼ日手帳 オリジナル」シリーズ。ただ、「書くことがない日が空白になると気になる」というユーザーの声から生まれたのが、この「ほぼ日手帳 day-free」です。

その名のとおり、記入欄の構成としては、月間ブロック+メモページ。メモページには左から1/3ぐらいの位置に縦罫が引かれており、これを目安に方眼を利用して時間軸的に利用できるわけです。また、下の写真の例のように、日付を記入して、書くことがある日だけ作成するという使い方も可能。時間軸がないがゆえに自由度が高くなっています。

巻末の便覧も充実。たとえば、二十四節気のていねいな解説が用意されています。こういう手帳は、実は意外とめずらしいのです。さらに、「My 100」という自由なテーマで100の項目が書ける流行のフォーマットページもきっちりと備えています。仕事用というよりは、日々の生活をていねいに過ごしたいという人向きかもしれません。

月間ブロックページは、方眼罫を敷いており、細かく書きやすいです。左側に縦に取られた余白部分がカスタマイズの自由度を高めています

月間ブロックページは、方眼罫を敷いており、細かく書きやすいです。左側に縦に取られた余白部分がカスタマイズの自由度を高めています

自由に書ける方眼罫のノートページには、左寄りの縦罫線が1本引かれています。左側には日付やその日のToDo、あるいはタイトルを書くなど、メモを体系的に記入する時の目安として利用できます。各ページのページ番号も、後から見返す時に便利

自由に書ける方眼罫のノートページには、左寄りの縦罫線が1本引かれています。左側には日付やその日のToDo、あるいはタイトルを書くなど、メモを体系的に記入する時の目安として利用できます。各ページのページ番号も、後から見返す時に便利

巻末に収録された「Time Table」。学校などの時間割として使えます。この手のものが付いているのはめずらしく、1週間のスケジュールが毎週同じ人に便利。1週間の行動パターンを記しておくのも面白いでしょう

巻末に収録された「Time Table」。学校などの時間割として使えます。この手のものが付いているのはめずらしく、1週間のスケジュールが毎週同じ人に便利。1週間の行動パターンを記しておくのも面白いでしょう

巻末コンテンツが充実。先述の「My 100」や「二十四節気のこと」のほか、「ぐっすりとすっきりのストレッチ」や「もしものときの、準備をしよう」など、他製品にはないユニークなものが用意されています

巻末コンテンツが充実。先述の「My 100」や「二十四節気のこと」のほか、「ぐっすりとすっきりのストレッチ」や「もしものときの、準備をしよう」など、他製品にはないユニークなものが用意されています

使い応えのあるノートページが魅力

JMAM「NOLTYメモリーポケット3」【SPEC】A6サイズ[110(横)×155(縦)×13(奥行)mm)/2021年12月〜2023年3月/月間ブロック/256ページ(罫ページ:181ページ、方眼ページ:14ページ)

JMAM「NOLTYメモリーポケット3」【SPEC】A6サイズ[110(横)×155(縦)×13(奥行)mm)/2021年12月〜2023年3月/月間ブロック/256ページ(罫ページ:181ページ、方眼ページ:14ページ)

「NOLTYメモリーポケット3」は、月間ブロックとメモページのシンプルな構成の文庫サイズタイプ。最大の魅力は、何と言っても使い応えのあるノートページです。まず、横罫ノートが181ページとたっぷり。ページの小口(外側)には、6〜12個に区切られたインデックスが付いており、各種の目的やプロジェクトごとに情報が整理できます。さらに、2種類の方眼ページのほか、細い横罫ページが13ページ。細い横罫ページの行数は32行なので、1ページで1日1行の日報を書くのにぴったりです。そして、最後の無地ページは、ミシン目で切り離しが可能と、まさに至れり尽くせり。

ユーザーのリテラシーにどこまでも応えるこの作り。特定のブランドにこだわりがない人は、ビジネス手帳のパイオニア、JMAMによる、質実剛健かつおもてなしが細やかな本製品を1度使うことをおすすめします。

月間ブロックページ。1日の記入欄は、オーソドックスな上下2段タイプ。左側には、同月の縦型カレンダーが並びます

月間ブロックページ。1日の記入欄は、オーソドックスな上下2段タイプ。左側には、同月の縦型カレンダーが並びます

ノートページは、横罫タイプが181ページとたっぷり収録。また、方眼ノートは2種類のタイプが用意されています。さらに32行の横罫ページでは、1行に1日の日報を記入していけば1か月分で、それが1年間分の13ページ用意されているなど、さすが老舗メーカーと言うべき作り込みです

ノートページは、横罫タイプが181ページとたっぷり収録。また、方眼ノートは2種類のタイプが用意されています。さらに32行の横罫ページでは、1行に1日の日報を記入していけば1か月分で、それが1年間分の13ページ用意されているなど、さすが老舗メーカーと言うべき作り込みです

ノートページの小口(外側)には、大きく6分割、細分化で12分割できるインデックススペースを用意。ノートページが多い分、アクセスしやすくする工夫はうれしいポイントです

ノートページの小口(外側)には、大きく6分割、細分化で12分割できるインデックススペースを用意。ノートページが多い分、アクセスしやすくする工夫はうれしいポイントです

巻末の無地のメモページは、ミシン目が入っており、簡単に切り取れます。メモを書いて人に渡す用途でも利用可能

巻末の無地のメモページは、ミシン目が入っており、簡単に切り取れます。メモを書いて人に渡す用途でも利用可能

ノートページとスペースが多め! ほどよい自由度がうれしい

マークス「EDiT スープル・プリュス」【SPEC】セミA5/2021年12月〜2023年3月(週間ページは2023年1月1日まで)/3分割の週間バーチカル/272ページ

マークス「EDiT スープル・プリュス」【SPEC】セミA5/2021年12月〜2023年3月(週間ページは2023年1月1日まで)/3分割の週間バーチカル/272ページ

1日1ページタイプの手帳で知名度を上げたマークスの「EDiT」シリーズの本製品は、いわゆる時間軸なしバーチカルタイプ。その自由度というか、ゆるさがちょうどよいんです。

まず、1日のスペースは、縦に引かれた時間軸はなく、3分割されているのみ。午前/午後/夜、あるいは3つのプロジェクト、あるいは家族3人の予定といった具合で記入分けが可能です。しかも、そのスペースはページの上半分しか使っておらず、下半分はまるまるノートスペースです。ノートスペースはシンプルな横罫ですが、簡単な図なども書ける広さです。

巻頭には、その年の展望と振り返りを記入できるページを用意。いっぽう巻末のメモページは、横罫タイプ102ページ。巻末にはそのほか、各国の休日リストなど、海外とのやり取りが多い人に役立つコンテンツが収録されています。こういった手帳ならではの機能をきっちりと提供しているのが、「EDiT」というブランドの魅力なのです。

時間軸なし週間バーチカルタイプを採用。各日のスペースは、縦に3分割されています。時間軸を自分なりに設定して使うことも可能です。ちなみに、下部のノートスペースは、5mmの横罫タイプ

時間軸なし週間バーチカルタイプを採用。各日のスペースは、縦に3分割されています。時間軸を自分なりに設定して使うことも可能です。ちなみに、下部のノートスペースは、5mmの横罫タイプ

巻末のノートページは、5mm横罫タイプが102ページと多め。これだけあれば、別でノートを併用する必要はなさそうです

巻末のノートページは、5mm横罫タイプが102ページと多め。これだけあれば、別でノートを併用する必要はなさそうです

その年の展望と振り返りを記入できるページ。紙の手帳ならではの“提案的コンテンツ”です

その年の展望と振り返りを記入できるページ。紙の手帳ならではの“提案的コンテンツ”です

「プロジェクト タイムライン」のページ。プロジェクトごとに、各月の予定や進行を記入できます。各スペースが3分割されているので、予定/実績/反省などと書き分けるのもよいでしょう

「プロジェクト タイムライン」のページ。プロジェクトごとに、各月の予定や進行を記入できます。各スペースが3分割されているので、予定/実績/反省などと書き分けるのもよいでしょう

左側の「TO DO」欄は、太い罫線で2分割されています。公私別やプロジェクト別で利用するとよさそう

左側の「TO DO」欄は、太い罫線で2分割されています。公私別やプロジェクト別で利用するとよさそう

テレワーク対応のミニマムな手帳

デザインフィル「プロフェッショナルダイアリー<モバイル> 月間ブロック」【SPEC】124(横)×113(縦)×9(厚さ)mm/2021年10月〜2023年1月/月間ブロック/96ページ

デザインフィル「プロフェッショナルダイアリー<モバイル> 月間ブロック」【SPEC】124(横)×113(縦)×9(厚さ)mm/2021年10月〜2023年1月/月間ブロック/96ページ

オフィス以外でのPC作業が増えている昨今。作業スペースが限られている場所では、PC周りのどこに手帳を置くかが喫緊の課題です。この問題にサイズとプロポーションで対応したのが、この「プロフェッショナルダイアリー<モバイル> 月間ブロック」。

開くと横長になるスタイルは、まさにキーボードの手前に置くのにぴったり。スケジュール欄は、月間ブロックのみのシンプルな構成ですが、その左側にはチェックボックスのタスク欄が用意されています。

また、1日欄をよく見ると、家の形をしたアイコンが付いています。自宅で働く日はここをチェックしておけば、ひと目でテレワークの日と出社の日が見分けられます。まさに、テレワーク時代にぴったりな1冊です。

本体の横長のプロポーションに合わせ、各日の記入欄も横長に。各日のスペース右下には、家のアイコンが印刷されており、テレワークの日をマークできます

本体の横長のプロポーションに合わせ、各日の記入欄も横長に。各日のスペース右下には、家のアイコンが印刷されており、テレワークの日をマークできます

各月間ブロックページの後には、方眼のノートが現れます。その月の細かな予定や記録、計画などを記入しましょう

各月間ブロックページの後には、方眼のノートが現れます。その月の細かな予定や記録、計画などを記入しましょう

PCのキーボードの手前にすっぽりと収まるサイズ感。見開きで1か月の予定を一覧するのにもちょうどよいサイズです

PCのキーボードの手前にすっぽりと収まるサイズ感。見開きで1か月の予定を一覧するのにもちょうどよいサイズです

輸入文具風ながら、緻密な日本製手帳のロングセラー

ハイタイド「ミニットマネージャー 週間」【SPEC】152(横)×217(縦)×10(厚さ)mm/2021年12月〜2023年1月/週間レフト式/160ページ

ハイタイド「ミニットマネージャー 週間」【SPEC】152(横)×217(縦)×10(厚さ)mm/2021年12月〜2023年1月/週間レフト式/160ページ

「ミニットマネージャー 週間」は、週間スケジュール欄に、時間軸のない週間レフト式を採用。時間軸の代わりに、ドットが縦2列に並べられています。これを時間軸に見立てたり、予定を個条書きにしたり、ドットを罫として予定欄を3分割して使ったりと、さまざまな使い方ができます。

ロングセラーのアイテムですが、ゆるい自由度の高さは、現代のような時代にもきっちりと対応しています。ほかにはない特徴としては、鉄道路線図が別体で付属。手帳と鉄道路線図を交互に見ながら予定が立てられるので、巻末ページに収録されたタイプより使いやすいです。

時間軸の代わりに2列のドットが置かれた週間レフト式。個条書きの点としてやスペースを3分割する罫として使えます

時間軸の代わりに2列のドットが置かれた週間レフト式。個条書きの点としてやスペースを3分割する罫として使えます

月間ブロックページは、見開きに2か月分を収録したタイプで一覧性が高い。下部の横罫メモスペースも何かと便利

月間ブロックページは、見開きに2か月分を収録したタイプで一覧性が高い。下部の横罫メモスペースも何かと便利

5mm横罫のノートページは、26ページと多からず少なからず。クリーム色の紙に濃紺の罫が映える

5mm横罫のノートページは、26ページと多からず少なからず。クリーム色の紙に濃紺の罫が映える

本体とは別で付属する路線図。路線図を見ながら、予定を参照・記入できるのは便利

本体とは別で付属する路線図。路線図を見ながら、予定を参照・記入できるのは便利

人気だった「ESダイアリー」の後継モデル

和気文具「JSダイアリー A5 週間バーチカルメモ」【SPEC】154(横)×216(縦)mm/週間バーチカル/2021年11月〜2023年1月/192ページ

和気文具「JSダイアリー A5 週間バーチカルメモ」【SPEC】154(横)×216(縦)mm/週間バーチカル/2021年11月〜2023年1月/192ページ

雑誌「趣味の文具箱」でも知られていた、えい出版社。同社の手帳事業終了という事態に際し、好評だった同社製手帳「ESダイアリー」を、関西の文具店、和気文具が継承して発売したのがこの「JSダイアリー」です。

基本的なレイアウトや紙の感じはそのままに、独自のコンテンツや、文房具好きに愛される和気文具のコミュニティーへの導線を用意するなど、いろいろとユニークな存在です。一例をあげると、巻末にはインクを記入するページを収録。これは、“インク沼”と言われる昨今の万年筆のインクブームに対応したコンテンツです。

レイアウトは、変則的な週間バーチカル。左ページにまとめられた平日はきっちり時間軸があり、右ページの配置された土日は時間軸が省略されています。リア充よろしく、仕事関連は左ページに記入し、右ページは遊びの計画をびっしり書くもよし。あるいは、土日の予定は最小限に抑え、右ページのスペースには仕事のメモを書くもよし。

平日のみ時間軸が用意された週間バーチカルタイプ。土日は、右側のメモスペースと一緒で、時間軸はなし。ここをどう使うかが、この手帳のポイントです

平日のみ時間軸が用意された週間バーチカルタイプ。土日は、右側のメモスペースと一緒で、時間軸はなし。ここをどう使うかが、この手帳のポイントです

月間ブロックページは、1日の記入欄が上下に2分割のタイプ。左端には、ToDo欄が用意されています

月間ブロックページは、1日の記入欄が上下に2分割のタイプ。左端には、ToDo欄が用意されています

巻末には、手帳の活用アイデアの動画が見られるQRコード集や、万年筆のインクの記録欄など、文具好きの琴線に触れるコンテンツが揃っています

巻末には、手帳の活用アイデアの動画が見られるQRコード集や、万年筆のインクの記録欄など、文具好きの琴線に触れるコンテンツが揃っています

本製品を購入するともらえるクリアファイルも、文具好きのツボを心得たデザイン

本製品を購入するともらえるクリアファイルも、文具好きのツボを心得たデザイン

24時間軸を中央に置いた「T型タイムライン」が魅力

コクヨ「ジブン手帳DAYs 2022」【SPEC】A5スリム[136(横)×217(縦)mm/2021年1月〜/1日1ページ/224ページ×2冊

コクヨ「ジブン手帳DAYs 2022」【SPEC】A5スリム[136(横)×217(縦)mm/2021年1月〜/1日1ページ/224ページ×2冊

2020年に登場した「ジブン手帳DAYs mini」(B6スリム)に続き、真打ちとして登場したのが、このA5スリム版。基本的な記入欄は、「mini」版のそれを踏襲しています。また、年の前半6か月と後半6か月をそれぞれ1冊として合計2冊の分冊構成も同じです。

おさらいすると、月間ブロックのページには、下部にガントチャートが用意されています。また、月の頭には、その月の展望と振り返りのページを収録。さらに、メインたる1日1ページのスケーュール欄は、中央に時間軸を置いた「T型タイムライン」で左右を分割。たとえば、仕事/プライベート、予定/実績、タスク/詳細メモなど、いろいろな応用が考えられます。

1日1ページのスケジュール欄は、ページの中央に鎮座する時間軸の左右の記入欄をどう使うかがポイント。上部には横方向に前後の日付が並んでおり、先の日の予定も記入しておけます

1日1ページのスケジュール欄は、ページの中央に鎮座する時間軸の左右の記入欄をどう使うかがポイント。上部には横方向に前後の日付が並んでおり、先の日の予定も記入しておけます

年の前半と後半で分けられた2分冊構成。1日1ページタイプは厚く重くなりがちですが、基本は半年分を持ち歩けばよいので、荷物になりにくいのがポイントです

年の前半と後半で分けられた2分冊構成。1日1ページタイプは厚く重くなりがちですが、基本は半年分を持ち歩けばよいので、荷物になりにくいのがポイントです

月間ブロックページも、方眼罫で細かく書けます。下部のガントチャートは、ハビットトラッカーとしても利用可能

月間ブロックページも、方眼罫で細かく書けます。下部のガントチャートは、ハビットトラッカーとしても利用可能

各月の頭に用意された「今月の目標/テーマ」記入欄。その月の展望や振り返りが記入できます

各月の頭に用意された「今月の目標/テーマ」記入欄。その月の展望や振り返りが記入できます

舘神龍彦

舘神龍彦

手帳評論家・ふせん大王。知的生産の面から文具・手帳について執筆。主な著書に「手帳と日本人」(NHK出版新書)や「凄いiPhone手帳術」(エイ出版社)などがある。

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