ママ&パパ目線でしっかりチェック!

これは“地球儀型検索エンジン”だ!? 「しゃべる地球儀」って何だ?

今回は、ドウシシャの「しゃべる地球儀」というシリーズの地球儀「パーフェクトグローブ ホライズンPG-HR14」(以下、しゃべる地球儀PG-HR14)を、親目線、子ども目線からチェックしました! ところで、リビングに地球儀があると世界地図に親しみが持てていいものですね。ニュースに出てきた国の場所を調べたり、日本からどのくらい離れているか?を確認することもできます。

普通の地球儀の場合、その国の位置はわかっても文化的な特徴や気候、言語、国歌などは親が補足しない限りすぐにはわかりません。でもしゃべる地球儀PG-HR14なら、付属のペン型のデバイスで地球儀をタッチするだけで、その国の様々な情報を音声で確認することができるのです!

ボタンの付いた台座が特徴的なしゃべる地球儀PG-HR14。なかなか立派な地球儀です

ボタンの付いた台座が特徴的なしゃべる地球儀PG-HR14。なかなか立派な地球儀です

ペン型デバイスはコードレスで台座に収納できるようになっているので、行方不明にならずに済みそう

ペン型デバイスはコードレスで台座に収納できるようになっているので、行方不明にならずに済みそう

ペンには電源ボタンと音量ボタンがありアップデート用のマイクロUSB端子がある

ペンには電源ボタンと音量ボタンがありアップデート用のマイクロUSB端子がある

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しゃべる地球儀は何をしゃべる?

ではさっそく、親子でチェックしていきましょう。しゃべる地球儀PG-HR14は、地球儀の付け根の部分にさまざまなメニューが並んだ台座があります。一見するとこの台座の部分にコンピューターでも入っていてずっしりと重いように思うかもしれませんが、本体は軽く普通の地球儀と変わりません。重さも見た感じからは拍子抜けするほど軽いのです。しゃべる地球儀のしゃべる部分は地球儀側にはありません。実は、付属のペン型デバイス「パーフェクトタッチ」に内蔵されています。

台座のメニューはスイッチではなく、パーフェクトタッチでタッチすると特殊な柄をペンがセンサーで感知する仕組み

パーフェクトタッチの先端にはスキャナーが内蔵されており、特殊なパターンで印刷された地球儀の表面を読み取り、内蔵のマイクロSDメモリーから音声データを再生するという仕組みです。だから、電源が必要なのは「パーフェクトタッチ」で、単4型電池2本で動くようになっています。しゃべる地球儀PG-HR14本体は電源が不要なので軽く、ひょいと持ち上げて好きな場所で使うことができます。これまで地球儀というのはなんとなくインテリアっぽい立ち位置になってしまいがちでしたが、しゃべる地球儀PG-HR14は地球儀型の検索エンジンといった感じ。ペンでタッチするだけで調べ学習が出来る学習ツールだといっていいでしょう。

パーフェクトタッチは持ちやすいサイズで持ち手部分はラバー素材になっており、子どもでも扱いやすい

パーフェクトタッチは持ちやすいサイズで持ち手部分はラバー素材になっており、子どもでも扱いやすい

使い方は簡単です。ペンにある電源ボタンを押して、地球儀の台座にある調べたいメニュー項目をタッチ。あとは地球儀で調べたい国をタッチするだけ。「大陸・州」「時間(時計)」「気候」「国・都道府県」「面積」「特徴」「首都・中心都市」「最高地点」「文化・歴史」「最高責任者」「地理」「言語」「人口「通貨」「国歌」というメニューがあります。「国歌」「アメリカ」とタッチすると国歌がエレクトーンのような音色でペンから聞こえてきます。タブレットのアプリにもこうしたものはありますが地球儀をくるくる回してペンでタッチするのはフィジカルな分独特の感覚が生まれます。

台座のメニューを選んでから地球儀の任意の位置をタッチすると、パーフェクトタッチから音声解説が流れるようになっています

地球儀の部分は2つの軸で動くのでいつもは地球儀の上のほうにあるヨーロッパなども自分の方に向けて北極点から見下ろすようにタッチできます。逆もそうで、ニュージーランドやオーストラリアを南極大陸から見ることもできますね

さて、「気候」や「文化・歴史」などの解説はさておき、「人口」や「最高責任者」など常に変化する情報はどうなるのでしょうか? 実は「パーフェクトタッチ」は付属のマイクロUSBケーブルでパソコンに接続し最新データにアップデートできるのです。買ってから1年は無料で、その後は有料になります。また、パソコンにつなぐと内容のアップデートだけではなく、言語の選択や「5〜10歳」「11〜14歳」「15歳以上」といった設定も可能で、その設定した年齢によって解説する内容が変わります。つまり、しゃべる地球儀PG-HR14は、小学校から使い始めて、中学生、高校生になってもモードを変えれば使えるというわけです。

パソコンとUSB接続することで情報をアップデートすることが可能

パソコンとUSB接続することで情報をアップデートすることが可能

「タッチ」というメニューは1点をタッチするためのメニューですが、2点を比べられるメニュー「比較」もあります。比較にある「人口」「面積」「通貨」「時間」「距離」「飛行時間」は、1点目の国と2点目の国を比べます。例えば「人口」「日本」「インド」をタッチすると「日本の人口はインドのおよそ1/9です」となり、「飛行時間」「日本」「インド」とタッチすると「飛行時間はおよそ7時間12分です」としゃべります。旅行プランをたてるのも楽しそうです。

触るだけで音声で知識が増えるのでこれまでの地球儀とは子どもの興味の示し方が違う

触るだけで音声で知識が増えるので、これまでの地球儀とは子どもの興味の示し方がぜんぜん違います

クイズのメニューもあり、家族みんなでゲームのように楽しめます。「大陸・州」では「北アメリカはどこですか?」「アフリカはどこですか?」という調子です。「国」「首都・中心都市」「都市」「都道府県」「ミックス」があります。それぞれレベル1からはじまりますがモタモタしてると「急いでください!」と音声で叱られます(笑)。考え中の時間はBGMが流れてちょっとしたテレビのクイズ番組のような感じです。これをゲームのように毎日繰返していけば、地理好きの小学生に育つに違いありません!

ちなみに、地球儀の中の日本は小さくて都道府県別にタッチできませんが、付属のワールドシートには日本地図があります。これは都道府県別にタッチできるので日本をよりくわしく知ることができ来ます。日本地図の裏は世界の国旗になっています。

付属の日本地図のシートでは、都道府県単位でタッチ可能

付属の日本地図のシートでは、都道府県単位でタッチ可能

本体は約1.35kgと軽いので、子ども1人でも好きな場所にひょいと移動させることができます

本体は約1.35kgと軽いので、子ども1人でも好きな場所にひょいと移動させることができます

まとめ

しゃべる地球儀PG-HR14は、テーブルの真ん中に置いてどんどんタッチして世界に親しんでいく。また、テレビの横に置いておき、世界のニュースや紀行番組を見ながらどんどん知りたい国を調べていく。そんなアクティブでポジティブな使いを、子どもが勝手にしてくれます。これまで買ったら飾っておくだけのインテリアになってしまいがちだった地球儀を革新する知育ガジェット、そしてリビングガジェットと言えるのではないでしょうか。親から子へ、祖父母から孫へ贈る物として、子ども本人が喜んでくれるとてもユニークな製品だと思います。

以上、ドウシシャのしゃべる地球儀PG-HR14のご紹介でした!

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川井拓也

川井拓也

ネット配信の映像ディレクターとして数々の中継をコーディネート。子育てパパ目線でのガジェット&インテリア用品レビューが得意ジャンル。Eテレ「まいにちスクスク」の講師でもある。

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