春になり、気候が暖かくなると毎年挑戦したくなる家庭菜園。でも都会のマンション暮らしのベランダでは失敗しがちで、実はまともに収穫できた試しがない筆者……。室内でも手軽にできる水耕栽培なら初心者にもハードルが低そうだと、この春挑戦しているのがこちらの栽培キットです。
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透明のプラスチックポットで、インテリアとしてもオシャレ |
家庭菜園向けの栽培キットが多数発売されている中でもこちらを選んだポイントは、底面給水型のポットを採用している点。底面給水とは、水を張った透明カップにインナーポットを装着し、インナーポットの底にある給水用の紐で必要な水分を吸い上げ、植物の根に供給する仕組み。毎日の水やりが不要で、水がなくなったり濁ったりしたら水を入れ替えるだけととにかくお世話が簡単。透明なカップで、水の量や状態を確認しやすいのもポイントです。
キットにはカップの他に作物の種や腐葉土も一式揃っています。付属の説明書どおりに、土と水をセットした鉢に種を撒き、日の当たる場所に置いて育てるだけ。
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中身は種から土まで一式揃ったセット |
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説明書どおりに土と水をセットした鉢に種まき |
筆者が購入したベビーリーフの場合、種を撒いて2〜3日でほとんどが発芽。後はひたすら成長を待つのみ。時々給水ポットの水を確認し、量が少なくなっていたり、濁っていたりしたら替えるだけ。毎日水やりしなくてもいいので本当に簡単です。何も世話をしていないのに、毎日グングン成長していく様子を見るだけでも楽しいです。ベビーリーフの場合、1ヶ月程度で収穫が可能とのこと。収穫が待ち遠しいです。
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種まきから1週間ほどで既にこの状態。本当に簡単です |
他にも、ラディッシュ、スープセロリ、レタス、ルッコラ、ミニトマトがラインアップ。姉妹シリーズとして、ミント、バジル、イタリアンパセリ、レモンバームの“フレッシュハーブ”もあります。いずれの野菜やハーブも、料理の主役ではないけれどちょっと添えるとアクセントになりお皿が華やかになるものばかり。わざわざ買うほどでなくても、こうして家庭で栽培しておけば、おもてなしのお料理の時にもいつでも気軽に使えて重宝しそうです。