いいモノ調査隊

美髪も薄毛防止も、日々の天然毛のブラシでのブラッシングから。

皆さんは、髪をとかす時に、何をお使いでしょうか。スケルトンブラシ? それともクシ? まさか手グシONLYじゃないですよね? そして、一日に何回とかしますか? 朝起きた時と、夜のシャンプー後の2回? それとも朝だけ? もしかして、1回もとかさないなんて方もいるでしょうか。

髪をとかす意味って、考えたことありますか? かくいう筆者は、髪形を整えるためにとかすとしか思っていませんでした。これを読んでいる方の中にも、そういう方は多いのではないでしょうか。ところが、髪をとかすという行為にはとても大切な役割があったのです。

まず第1に、髪形を整える、セットするという効果。これは誰でもご存知でしょう。

そして第2に、髪の毛に付着した汚れや髪のもつれなどをとる効果。美容院などでシャンプー前にとかされますよね? あれにはこの意味があります。

さらに、第3としてうるおい効果。根元から毛先に向けてブラッシングすることで、髪全体に皮脂をゆきわたらせ、つややかでうるおいのある髪をつくります。

さらにさらに第4として、マッサージ効果。頭皮をブラッシングで適度に刺激することで血行がよくなり、髪に栄養がしっかり届くようになります。髪の成長促進にもいい影響を与えるので、薄毛、抜毛、白髪の予防にもなります。未来の頭頂部が気になる方にはぜひとも今からおすすめしたいのがブラッシングなのです。ただし、頭皮を強くこすったりたたいたりするのは、地肌を傷めるので逆効果。絶対にやめましょう。

ブラシには必ず「ブラッシング用のブラシ」をチョイスしましょう。目の細かいクシや、逆に荒すぎるブラシ、ブロー用のブラシなどは不向きです。また、髪の大敵は静電気。静電気を発生させないものを選びましょう。そして、頭皮を痛めずに、適度なマッサージ効果のある、毛先のやわらかいものがベスト。これらを鑑みると、豚毛や猪毛のブラシが理想的なのです。髪のやわらかい人や短髪の方には、毛のやわらかな豚毛。毛量が多い、髪が固い方には猪毛がいいとされているので、まずはどちらかをチョイスしてみましょう。豚毛で物足りなければ、猪毛を。逆に痛いようでしたら豚毛にするのがいいと思います。自分がブラッシングをしてみて、気持ちのいいものを選ぶと◎。

天然の豚毛や猪毛のブラシを選ぼう!

天然の豚毛や猪毛のブラシを選ぼう!

正しいブラッシングの仕方ですが、ロングヘアの場合には、まずは毛先のもつれをとります。それから額の生え際から、うしろへゆっくりとブラシをかけていきます。次に耳の横からうしろへ。それから襟足から後頭部へもブラッシングをし、最後に頭頂部から下へブラッシングをします。これだけでも頭皮の血行が良くなり、じんわりと温かくなるのを実感できるのではないでしょうか。

また、ブラッシングのタイミングですが、まずはシャンプー前に1回。そしてシャンプーの後にドライヤーであらかた乾かした状態(完全に乾かす一歩手前がいいそうです)で2回、そして朝お出かけ前の身だしなみの3回は必須です。朝のブラッシングの時、髪がパサついてると静電気が起きることがあります。そんな時はブラッシング用のスプレーやヘアクリームなどを使って、静電気を起こさないようにしながらブラッシングしましょう。朝ブラッシングをすると、頭もスッキリしますよ。

クッション性のあるブラシだとなお良し

クッション性のあるブラシだとなお良し

適度なブラッシングで頭皮の血行をよくすると、なんと顔のたるみやくすみも防止できるそうです。確かに、頭皮も顔も1枚の繋がった皮膚。頭皮が健康ですこやかなら、顔の皮膚にもいい効果がでるわけですね。

この冬はブラッシングで美髪からの美肌を目指してみては?

(回遊舎/番場由紀江)

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