舌の表面についた白っぽい苔(こけ)状のものを舌苔(ぜったい)と言います。食べ物のカス、舌の表面や口の中の粘膜などのたんぱく質が細菌によって分解され付着したもので、口臭の原因の多くがこの舌苔だとされています。「舌ハブラシ」を使って舌苔を取り除くことには賛否両論あり、どちらが正しいのか筆者には断言できませんが、筆者は時々「舌ハブラシ」を使って舌苔を取り除いております。個人的には、舌苔を取り始めてから風邪を引きにくくなったのと、口臭が少しおさまったように思います。ただし、あくまで筆者の個人的な感想ですが…
舌ハブラシは、各社からさまざまなタイプが発売されていますが、筆者が普段から使っているのは、SHIKIEN株式会社の「NEW W-1 NEXT」というもの。特長は、舌にやさしい柔らかい素材が使われていることと、舌の形にフィットするような形状。凸面が舌の表面用、凹面が舌の側面用です。両面で舌全体をきれいにすることができます。
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上の凸面が舌の表面用、下の凹面が舌の側面用です |
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カラーリングはパープル(写真のもの)、ホワイト、イエロー、ピンクの4種類 |
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こんな感じで使っております。決してゴリラが舌をこすっている訳ではありません |
舌苔は身体のアカのようにゴシゴシこすって取り除くものではありません。強くこすると舌の表面を傷つけることになるのでお気をつけください。軽くあてて、奥から手前に数回引くようにするだけで大丈夫です。実際に使ってみると、ブラシについた汚れが目で確認できます(写真ではお見せしない方がよいですね)。
筆者の効果の程は先にお話ししたとおりですが、どうも口臭が気になるという方は一度試してみてはいかがでしょうか?
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。