暑い夏でもなるべく快適に過ごそうと、最近は「水に濡らすとひんやりする」ことをうたった、いわゆる“冷感タオル”の人気が高いようです。確かに筆者も、濡らしてしぼったタオルを頭の上や首筋に乗せて涼をとることがあります。
自宅ではタオルでもいいのですが、ゴルフなどのスポーツやキャンプといった野外では、もうちょっとおしゃれで、ひんやりが持続するものを持ち歩きたいもの。そこで、筆者も“冷感タオル”なるものを購入してみました。
筆者が購入したのは、「frogg toggs」ブランドの「チリーパッド」という商品。店舗でさまざまな商品を実際に触ってみて、もっともヒヤッと感じたので選びました(あくまで筆者の個人的な感覚です)。“冷感タオル”が冷たく感じるのは、水が蒸発する際の気化熱が熱を奪う仕組みを利用したもので、この仕組み自体は濡れタオルでも同じです。
ただし、“冷感タオル”では素材や構造を工夫することで、タオルよりも保水量を増やして長時間使えたり、より多くの気化熱を発生させることで熱をたくさん奪って冷感を高めたりできるといった違いがあります。
「チリーパッド」では、揮発性の高い素材を採用することで気化熱を多く発生させ、肌にヒヤヒヤ感を与えています。なお、注意書きにもありますが、防腐剤を落とすためにまずはよく洗ってからご使用ください。
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一般的なフェイスタオルと比べるとサイズが大きく(84.5×31.5cm)、外気温によりますが最長4時間もの長時間使用ができるのもポイント |
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現在の室温は28.3℃ですが… |
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「チリーパッド」で包むと25.7℃まで一気に下がりました |
綿のタオルとは異なりゴムに近い手触りですが、皮膚に触れても筆者には特に違和感はありませんでした。ただし、完全に乾かすと、結構硬くいわゆるバリバリの状態になるので、折りたたむ際に“バキッっと割れるのでは!?”と心配になります(濡らすとすぐに柔らかくなります)。
身体に当てれば想像以上にヒヤッとするので、野外でのスポーツやキャンプ時に首にかけて使うには最適ですし、筆者が大好きなタイ旅行でも活躍しそうです。また、濡れていても汗や水をよく吸収するので、お風呂上りの汗拭きにももってこいですよ♪
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。