日常的にはビールを飲むことが多い筆者ですが、おしゃれなバーや夜景を眺めながらまったりとお酒を飲みたい時は、ウイスキーをいただきます。ウイスキーというと、最近は炭酸で割るハイボールが人気のようですが、ほかにもいろんな飲み方があります。ストレートやオン・ザ・ロック、水割りは定番の飲み方ですが、かんきつ類やハーブ類との相性がよいホットウイスキーなんてのもいいですね。ちなみに筆者はいつもオン・ザ・ロック。これは自宅でもお店でも変わりません。冷たくて口当たりがよく、最初は濃厚なウイスキーが楽しめて、氷が溶けていくにしたがってだんだんと味わいが変わっていくところが大好きです。今回は、ぐっとおしゃれにオン・ザ・ロックを楽しめる、とっておきのグラスをご紹介しましょう。
今回ご紹介するのは、CORKCICLE(コークシクル)のWHISKEY WEDGE (ウィスキーウェッジ)というウイスキーグラス。コークシクルは、ワインを愛する3人が立ち上げたフロリダ生まれの新進気鋭のブランドで、実用性はもちろんデザイン性の高いアイテムが揃っていると注目されています。このウイスキーグラスのウリは、専用のフタをセットして水を注いで凍らせると、グラスの中にじかに斜めの氷を作れること。オン・ザ・ロックならぬ、タッチ・ザ・ロックって感じですが、この形によってよりお酒の香りが立ち、かつ普通の氷よりもゆっくり溶けるんだそう。しかも、見た目がオシャレ!
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中には、グラスと斜めの氷を作るシリコン製のフタ |
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ガラス製のグラスは厚みがあって、手に取った感じもずしりと重みを感じます |
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それでは氷を作りましょう。まずはグラスにフタをかぶせます |
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フタをした状態で、フタの上の注ぎ口から水を注ぎます |
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家庭用冷蔵庫の冷凍庫で凍らせます。4時間ほどで凍ります |
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フタを取り外すとこんな感じで、グラスの中に斜めの氷が完成! |
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写真はサンプル用の小瓶ですが、今回は筆者が大好きなARDBEG(アードベッグ)の10年をいただきます |
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予定どおり、夜景を眺めながらまったりとグラスを傾けることにいたします |
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ちょっと見づらいので、濃いめのお酒でもう1枚。三角の氷とお酒のコントラストが美しいです |
ここで、ウイスキーについてのお話を少々。世界の五大ウイスキーといえば、スコッチウイスキー(スコットランド)、アイリッシュウイスキー(アイルランド)、アメリカンウイスキー(アメリカ)、カナディアンウイスキー(カナダ)、ジャパニーズウイスキー(日本)のことで、それぞれに独特の味わいや風味があります。たとえば、スコッチはスモーキーな香りが特徴ですが、アイリッシュは比較的軽いまろやかな味わいです。アメリカンは独特の香ばしさが特徴のバーボンが有名ですし、カナディアンは口当たりのやさしい飲みやすさがポイント。日本のウイスキーは繊細で優美なまろやかさで知られています。もちろん銘柄によっても違いますが、同じウイスキーなのに地域によって味わいがまったく違うのはおもしろいものです。
筆者は、麦芽を乾燥させる際に燃やす泥炭(ピート)による独特の香り(スモーキーフレーバー)が特徴のスコッチが大のお気に入り。ここからは個人の主観ですが、今回撮影に使ったアードベッグは筆者が今までに飲んだことのあるスコッチの中でもトップクラスのスモーキーフレーバーの持ち主です。個性が強いので、好き嫌いがはっきりと分かれると思いますが、スモーキーなスコッチがお好きな方にはおススメですよ。あえてその香りをたとえるなら、お花畑の中にある正露丸のような感じでしょうか? でも、おいしいですよ♪
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。