普段からビールを好んで飲んでいる筆者。同じビールでも、グラスが違うと味や香りが結構変わるという話を聞き、ビール党としてはその違いを感じてみたいと思っていました。
そんな筆者が求めていた、検証に最適なグラスセットを発見したのでさっそく購入してみました!
すごくおしゃれなパッケージの専用ボックス入り
ADERIA GLASS(アデリアグラス)のクラフトビアグラスセットです。
開けてみると、三者三様のグラスが登場
左から、ピルスナー、エール、スタウトと、異なるタイプのビールに特化したグラスが3つ入っています。
なんだかワクワクしますね。そしておしゃれ。さすがグッドデザイン賞受賞!
ピルスナーは爽快な喉越し、エールは芳醇な香り、そしてスタウトは重厚なコク、ビールの種類に合わせて、それぞれの特徴を引き立てる設計のグラスとなっているようです。
実は、容量がそれぞれ245ml・280ml・255mlと違います。
まずは同じビールで、グラスを変えて飲んでみましょう。
一番飲み慣れている「KIRIN一番搾り」で、グラスによる効果をしっかり比較してみたいと思います! 普段から飲んでいるだけに、どれくらい変化があるのか楽しみです。
まずは、爽快な喉越しを楽しむ、ピルスナー用グラス
トクトクトク…
いい感じに注げたのではないでしょうか
さっそく飲んでみましょう。
これは…喉越し最高!!
缶で直接飲むより、圧倒的に喉越しがいいです!
口肉厚1.1mmというトップクラスの薄づくりを喉越しで体感できます。
一番搾りをエールビール用のグラスで飲む
続いて、エールビール用のグラスで。
ピルスナー用よりは確かに香りが増して感じますが、さすがに香りをよくするというほどではありません。
でもこのグラスの形が一番好きですね。視覚的においしく感じました。
一番搾りをスタウト用のグラスで飲む
最後に、スタウト用のグラスにも一番搾りを注ぎます。
ほかの2つのグラスよりうまく注げました。
いい泡が作りやすいのかもしれません。やっぱり泡がきれいに注げるとおいしく飲めますね!
肝心の味や風味はというと、このグラスだと確かに香りはあまり感じられません。喉越しもイマイチ…。コクが弱いビールなので、グラスの特徴を捉えることはできませんでした。しかし、それが逆にほかの2つのグラスがしっかり機能していたことの検証になりました!
グラスの違いがわかったところで、いよいよそれぞれのグラスに合わせた3種類のビールを用意しました!
今回用意した3種類のビール
検証に使用したKIRIN 一番搾り、SUNTORY プレミアムモルツ〈香る〉エール、そして黒ビールといえばGUINNESS。
残りの2本も検証していきたいと思います!
上手に注げました
芳醇な香りを楽しむ、エールタイプ用グラス。
さっそく飲んでみましょう!
これは香りますね!
外広がりの飲み口が香りを引き立たせています。
ビール自体の違いも大きいとは思いますが、明らかに香りを強く感じます。
香りが強いビールの特徴をものすごく引き立ててくれています。
次はこちら
重厚なコクを楽しむスタウト用グラスにギネスを。
見本ほどではないですが…
きめ細かい、お店で出てくるようなギネスの泡!
やはりこのグラスだからできる技なのか、しっかりといい泡ができています。
さっそく飲んでみましょう!
グラスの形状のおかげで、一気に飲み口に集まってきた重厚感とコク。
黒ビールならではのおいしさを感じます!
飲み比べてみて、確かにグラスによって味や香りの変化を感じました! 味や香りを変えるというよりは、それぞれのよさを引き立てるという印象です。
用意していた3種類とも大満足
そして何よりこのグラス、3つともとてもおしゃれで飲んでいるだけで楽しくなります。見た目も気分も味も、ビールの楽しさを引き立てますね!
ピルスナービール用、エールビール用、スタウトビール用と書いてはありますが、そのときの気分で好みのグラスを変えて飲んでみるのもいいかもしれません。ちなみに強化ガラスを使用しており、家庭用食洗機でも洗えます!
フリーランスのライターです。価格.comで見つけた「いいモノ」を実際に購入し、使用した上でどんどんご紹介します。よろしくお願いいたします。