原始的だけど実力はあります! 自動水やり機、その名も「水やり楽だぞぅ」。

旅行中の水やりはコレで安心! 超原始的な自動給水装置

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夏といえば、休暇を利用した旅行や帰省で長期間自宅を留守にする人も多いのではないでしょうか。長期間不在にする際、いろいろと気がかりなことはありますが、その1つが植物の水やり。筆者はこれまで500mlサイズのペットボトルを利用した水やりグッズを試してきましたが、2〜3日は大丈夫でも、1週間以上となると枯らしてしまうことがほとんど。やはり500mlでの水では夏場は厳しく、なかば諦めていました。しかし、今夏はちょっと気になる商品が目に留まり、試してみることに。それが今回ご紹介する「水やり楽だぞぅ」です。

届いた商品は、ただの…といっては失礼ですが、本当に普通の細長いひも状の脱脂綿

届いた商品は、ただの…といっては失礼ですが、本当に普通の細長いひも状の脱脂綿

手元に届いた商品は、細長い棒状になった脱脂綿。拍子抜けするぐらいに簡素なもので「本当にこんなもので大丈夫なのか?」と思いましたが、なんでも“毛細管現象”によってペットボトルなどに入れた水に差し込むと、水を吸い上げて給水してくれるのだそうです。

毛細管現象とは(昔理科の授業で習った記憶がありますが)、繊維と繊維のすき間のような細い空間を、重力や上下左右に関係なく液体が浸透していく現象とのこと。具体的には、液体の中に細い管を入れると、管内の表面に対する液体の付着力と表面張力との作用で、管内の液体面が管外の液面よりも上下に移動する現象です。植物が根から水や養分を吸い上げる原理もこれと同じことのようです。わかったような、わからないような感じですが…要するにこの細長い脱脂綿が植物の根のようにして、水の橋渡しをするということなのでしょう。

使用方法は、まずはペットボトルなどの容器に水を入れ、この商品を差し込みます。先端まで給水するのに時間がかかるので、すぐに水やりをしたい場合には全体を一度水に浸しておいてからのほうがよいそう。

両端をそれぞれ、容器に入れた水と鉢植えの土に差し込みます

両端をそれぞれ、容器に入れた水と鉢植えの土に差し込みます

次に、植物の側の根元付近に5cm以上の穴を掘り、反対側の先端を埋めます。あとは放置しておくだけで、この脱脂綿が自動的に鉢植え側に給水してくれるとのこと。長期不在の時はもちろんですが、日常の水やりもこれをセットしておけば楽になりそうですね。よくある、ペットボトルを逆さにして差し込むタイプとは違うので、500ml以上の大きなペットボトルやバケツに用意した水から給水できるのがポイント。水をたっぷり用意できるので、長期不在の時にもすぐに空っぽになってしまう心配がありません。

上から5cmほど土を掘り、片側を入れて土をかぶせて埋め込みます

上から5cmほど土を掘り、片側を入れて土をかぶせて埋め込みます

給水具合を測るために、水位に印をつけておきました

給水具合を測るために、水位に印をつけておきました

さっそくセットして、給水の状況を観察してみました。すると5時間あまりですでにペットボトルの水位が3cmほど低下。

水やり楽だぞぅ

かなり速いペースだなぁと思いつつ様子を見るためにそのまま朝まで放置をしておいたところ、朝には鉢の下から水が染み出してしまっていました。そんなときは、原始的な仕組みを生かして、鉢とペットボトルの高低差を変えることで給水ペースを調整できます。何度か試しているうちにちょうどいいペースで給水ができるようになりました。

鉢植えをペットボトルの水位よりかなり上にしてみたところ、今度は水が逆流し、ペットボトルの水位が増えていました。水の減り具合を観察しながら、位置を変えていくことでちょうどいいバランスを保てる高さがわかります

鉢植えをペットボトルの水位よりかなり上にしてみたところ、今度は水が逆流し、ペットボトルの水位が増えていました。水の減り具合を観察しながら、位置を変えていくことでちょうどいいバランスを保てる高さがわかります

室温や湿度などの室内の状況や植物の種類、土の量などによっても違いがあるとは思いますが、あまりに給水ペースが速すぎると水が足りなくなったり、下からあふれた水で周囲が水浸しになったり、根腐れを起こしてしまう原因になるため注意が必要。2〜3日であれば問題はないと思いますが、長期不在にする場合は事前にいろいろ試してちょうどいいペースに調整してから、日数分の容量の水を用意するよう万全の備えを推奨します。とはいえ、お手ごろ価格で簡単なので、長期旅行中の植物の水やりをどうすべきかお悩みの方には、一度試してみる価値のある商品だと思います。

えみぞう

えみぞう

日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。

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2017.11.23 更新
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