お風呂からあがって、最初に身体に触れるバスマット。清潔で見た目も使い勝手もよいものが欲しいですよね。みなさんはどのようなバスマットをお使いですか?
筆者はこれまで、即座に水分を吸収してくれて、ぬれてべたべたになることがない珪藻土のバスマットを利用していました。しかし、使い始めてはや3年。効果のほどは変わらないのですが、小さなひび割れや汚れが気になってきたこともあって、従来と変わらぬすてきなバスマットを探すことにいたしました。
筆者が購入したのは、内木木工所の「tonono(トノノ) 杉でつくったバスマット」(以下バスマット)。特長は文字どおり、天然杉でできたバスマットであること。杉は肌触りのよいやさしさと独特の香りがポイントの木材。バスマットとして使うと、ぬれた部分から漂うほのかな天然杉の香りに心も身体も癒やされます♪
また、杉はぬれてもすぐに乾きやすいのでバスマットには好適な素材。木材は変形が心配ですが、ぬれても反りを抑えるよう特殊加工が施されています。なお、商品名の「tonono」は岐阜県南東部に広がる東濃地方の地名が由来で、「東濃の人」、「東濃の木」、「東濃の地」などを意味しています。
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梱包用のビニール袋から取り出した瞬間にとても癒やされる杉の香りが漂いました♪ |
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サイズは、500×330×10mmでバスマットとしては十分の大きさ。ちなみに重さは約500g |
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反りを抑える秘密は、天然杉を波形状にカットしてつなぎ合わせること。これで木の繊維が絡み合い反りを抑えています |
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塗装がない白木のままなので、ぬれた足の水分を吸い取ってくれます。キレイに筆者の足型が残りました |
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ぶら下げて干せるようにタグがついています。なお、タグのカラーリングは、筆者が購入した若竹のほかに、山吹、山桜、銀鼠、若草の全5種類 |
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高級感あふれる天然素材。いいですねえ〜 |
なお、使用上の注意点が2つあります。天然素材のため、使うごとに、陰干しをして乾燥させること。また、表面が滑らかなので、すべりやすい床材の上での利用はお控えください。布のバスマットよりもからりとしていて、ちょっとした温泉気分を味わえますよ♪
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。