「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第36回は、Windowsパソコンのストレージ容量不足を予防する方法を紹介します。
パソコンを使っていると、いつの間にかストレージの空き容量が少なくなってしまうことがよくある。特にモバイルノートやタブレットだと容量の小さいフラッシュメモリーやSSDを搭載しているモデルが多いのでなおさらだ。
「Creators Update」を適用したWindows 10には、一時ファイルやごみ箱の中身などを削除して自動的にストレージの空き容量を増やす、ちょっと便利な「ストレージセンサー」という機能がある。これを有効にしておくと、ストレージの空き容量不足をある程度予防できるのだ。
この機能は、「設定」の「システム」から設定できる。一時ファイルとごみ箱の中身のそれぞれ個別に機能のオン・オフが可能。たとえば、ごみ箱の中身は、30日以上そのままになっているものがストレージセンサーによる削除の対象になる。それが困るという人は機能をオフにしておこう。
スタートメニューやアクションセンターから「設定」を開いたら、「システム」をクリックする
ウインドウ左側の「ストレージ」をクリックする。右側で「ストレージセンサー」のスイッチをクリックしてオンにする(1)。一時ファイルとごみ箱の中身を個別に設定する場合は「空き領域を増やす方法を変更する」をクリックする(2)
一時ファイルの削除と、ごみ箱の中身の削除を個別に設定できる。今する削除したい場合は「今すぐクリーンアップ」をクリックする