「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第50回は、Windows 10利用時に、IMEを切り替えたときに「あ」「A」という文字が表示されるのを止める方法を紹介します。
「Windows 10 Creators Update」以降では、日本語入力機能をオン・オフするときに、画面中央に「あ」や「A」と表示されるようになった。これはMicrosoft IMEが日本語を入力できる状態なのか、半角英数文字を入力する状態なのか、入力モードの切り替えを分かりやすく知らせるためだ。「あ」と表示されたら日本語が入力できる状態だ。半角英数から全角カタカナ、半角カタカナ、全角英数に切り替えるときも「あ」と表示される。
この機能はオフにすることもできるので、いちいち表示されるのが目障りだと感じたらオフにしておこう。
Microsoft IMEを日本語入力モードに切り替えると、画面中央に「あ」と表示され、すぐに消える
日本語入力モードから半角英数入力モードに切り替えると「A」と表示されてすぐ消える。いずれもモードの切り替えをわかりやすく伝える機能だ
「あ」や「A」が表示されないようにすることもできる。タスクトレイに表示されている「あ」または「A」を右クリックする
表示されるメニューで「プロパティ」をクリックする
「Microsoft IMEの設定」が表示される。ここで「IME入力モード切替の通知」のチェックを外して「OK]をクリックする