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無料アプリ「Files Go」を使ったストレージの空き容量確保術

スマートフォンを使っていて気になるもののひとつに、ストレージの空き容量がある。ストレージに空きがなくなると、アプリの追加やデータの保存も行えない。そこまで行かなくても、ある程度ストレージに余裕がないとスマホ自体の動作が不安定になりやすい。ここではAndroidスマートフォンを対象に、Googleの無料アプリ「Files Go」を使った簡単な不要データ整理方法を中心に、microSDカードにデータ保存可能な電子書籍や音楽配信サービスの状況をまとめてお伝えしよう。

ストレージの空き容量の確保にGoogle純正アプリ「Files Go」は有効

2017年12月に正式版が登場したGoogle純正のAndroid用アプリ「Files Go」は、Androidスマートフォンのストレージに空き容量が少なくなってきたら、試したいアプリのひとつ。不要なファイルを見つけ出し、簡単な操作で一括して削除してくれるほか、ファイルの管理や、近くのスマートフォンとの間で、インターネットを介さず安全にファイルをやり取りする機能を備えている。

注目の不要ファイルの削除については、各アプリが溜め込んだ一時データ(キャッシュデータ)の削除が一括して行えるほか、ダウンロードしたまま放置されているファイルの削除、重複したファイルのピックアップ、30日以上使わなかったアプリのリスト化、サイズの大きなファイルを自動でピックアップといった機能を備えており、類似するアプリと比較しても機能性は高い。なお、筆者が半年ほど使った「arrows be F-05J」(内蔵ストレージ16GB)では、「Files Go」の初回の利用で、約13GBほどあったデータを12GB弱まで、1GB以上の削除することに成功。その後も週に1回程度使用することで、データの膨張を防いでいる。

なお。Files Goが対応するのはOSにAndroid 5.0以降を利用したAndroidスマートフォンおよびタブレットとなる。

Files Goを起動すると、不要と判断したファイルをタイプごとに表示してくれる。それらの項目をタップすることでデータの削除が行える

キャッシュデータの削除は、アプリごとにも行える。キャッシュデータは溜まりやすいので週1回程度のペースで削除するといいだろう

削減できたデータ容量はアプリ内に記録され、SNSなどで共有もできる

削減できたデータ容量はアプリ内に記録され、SNSなどで共有もできる

Fliles Goの設定画面。過去30日以上使用していないアプリやサイズの大きなデータが見つかった場合に通知する機能などが備わっている

Files Goのファイル閲覧機能は、「ダウンロード」「アプリ」「画像」「動画」「音声」「ドキュメント」というファイル種別に分類される

SDカードにデータを保存できる電子書籍および音楽配信サービスを活用する

Androidスマートフォンの多くにはmicroSDカードスロットが備わっており、搭載カメラで撮影した動画や静止画の保存先として広く使われている。このmicroSDカードは、このほかアプリのデータ保存にも使える場合がある。その中でも活用したいのは、電子書籍や音楽配信サービスだ。それらのサービスは扱うデータが大きくなりやすいので、SDカードにデータを移せれば数GBの空き容量確保も夢ではない。以下に主要な電子書籍サービスおよび音楽配信サービスのAndroid向けアプリが、SDカードにデータを保存できるかの対応表を掲載した。

電子書籍については、ユーザーの多いAmazon「Kindle」および、楽天「Kobo」が対応していないのが厳しいが、そのほかのサービスについてはほぼmicroSDカードにデータを保存できる。SDカードへのデータ移動は、各アプリの設定メニューから行える。音楽配信サービスについては、「Spotify」「Apple music」「Google Play Music」という北米系のサービスがSDカードにデータ保存が可能となっている。今これらのサービスを使っている人やこれからこれらのサービスを検討している人は参考にしてほしい。

なお、SDカードに書き出した電子書籍データや、音楽ストリーミングサービスのキャッシュデータは、プロテクトがかかっているので、対応アプリでしか再生は行えない。

なお、Android 6.0には、SDカードにアプリをインストールできる「Adoptable Storage」という機能が搭載されている。ただし、国内で発売されているスマートフォンの多くでは、この機能が隠されており、通常の方法では利用できなくなっている。

一見すると非常に便利そうな機能だが、隠されていることには理由がある。まずは、使用するSDカードとの相性が問われる場合がかなり多く、特に読み書きが低速なものについてはスマホ全体の速度低下の原因になりやすい。そして、Adoptable Storageを使った場合、動作の安定性が低下しやすい。Adoptable Storage を解禁するには、PCにAndroidのソフトウェア開発キット(SDK)をインストールしたり、コマンドラインの知識も必要などPCスキルも相応のものがいる。効果と手間を秤にかけると、万人におすすめできる方法とは言い難いのが現状だ。

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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