「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第54回は、iPhoneで撮影した写真を上手に探す方法を紹介します。
iPhoneで写真を撮影して、撮りっぱなしということはないだろうか。iPhoneの「写真」アプリには、自動でスライドショーを作成してくれる「メモリー」や、人物ごとに分類してくれる「ピープル」、撮影した場所ごとに写真を見られる「撮影地」、撮影モード(ポートレート、パノラマ、タイムラプス、スローモーション、バースト)など、写真を後から見返せるような仕掛けがたくさん盛り込まれている。
「海の写真」「花の写真」「ラーメンの写真」「今いる場所で撮影した写真」といったピンポイントで見たい写真がある場合は、「検索」機能を使ってみよう。使い方は、「写真」アプリの右上にある虫メガネのアイコンをタップして、キーワードを入力するだけ。キーワードは「海」「花」「ラーメン」など、一般的なものでかわまない。
この検索機能は、アップルの人工知能が使われており、被写体が何かを自動識別している。撮影地や撮影日ほど、精度は高くないが、友達や家族に、「あのときのきれいだった花の写真が見たい」「美味しかったラーメン屋さん、どこだっけ?」(撮影地と組み合わせれば、お店の場所は調べられる)とたずねられたときに、活用してみてはいかがだろうか。
「写真」アプリの「写真」「メモリー」「アルバム」の項目に検索用の虫メガネが右上に表示される
検索画面。上のボックスにキーワードを入力する
「海」と入力して検索した結果。そのままの海のほかに、撮影地の海岸、「海」のつく地名などが表示される