「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
Googleが提供する写真ストレージサービス「Google Photo」は、スマートフォンで撮影した写真や動画を、オリジナル画質から画質を落とした「高画質」という設定に限り、容量無制限でアップロードすることが可能です。すべてのGoogleアカウントには、Googleドライブのストレージが15GBまで無料で提供されていますが、Google Photoに「高画質」でアップロードされた写真や動画は、これの対象外となります。
しかし、Googleは、2021年6月以降、「高画質」でアップロードした画像であっても15GBの対象に含むようになるとポリシーを変更しました。つまり、スマートフォンで撮影した写真や動画を無制限にアップロードすることはできなくなったというわけです。
既存のPixelシリーズ(〜Pixel 5)は、今回のポリシー変更の影響を受けず、容量無制限で保存することが可能です。ただし、2021年6月以降に発売される新しいPixelは、無制限アップロードの対象外となります。
なお、これまでにGoogle Photoに「高画質」で保存した写真や動画は、今回のポリシー変更の影響を受けません。
ユーザーにとっては非常に大きな今回のポリシー変更。Googleは、今のアップロード頻度で保存し続けると、あとどれくらいで15GBの容量を使い切ってしまうかを確認できる「見積もりツール」を公開しているので、現在利用しているユーザーは1度チェックしておいたほうがいいでしょう。
ソース:Google
アップルは2020年11月12日にMac向けOSの最新版「macOS Big Sur」をリリースしました。
「macOS Big Sur」では、ウィンドウに曲線を取り入れた新しいデザインが採用されたほか、コントロールセンターや通知センターが一新されるなど、UI面でのデザインが変更されています。
Safariは2003年の初リリース以来最大のアップデートが行われており、高速化やバッテリーの節約、YouTubeとNetflixで4K HDR再生に対応、タブデザインの変更などが実施。さらに、アップル自社設計のシステムオンチップ(SoC)「Apple M1チップ」を搭載する「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」では、現行モデルと比べてJavaScript実行時の速さが最大1.5倍、反応速度が約2倍になるといいます。
紹介したほかにも多くの機能が追加された「macOS Big Sur」ですが、13インチMacBook Pro(Late 2013)と、13インチMacBook Pro(Mid 2014)のユーザーから、アップデート時に不具合が発生したという報告がアップルのユーザーコミュニティにて報告されています。これらのモデルを利用しているユーザーは、少し様子を見たほうがよさそうです。
ガーミンは、同社製ウェアラブル製品向けの健康管理アプリ「Garmin Connect」に、妊婦の体調をトラッキングする心機能を追加しました。
新機能では、出産予定日を入力すると、一般的な果物や野菜と比較した赤ちゃんのサイズなどの進捗条項を妊娠中のタイムラインで確認できます。また、トレーニング時の心拍数アラートや、妊娠中の栄養補給や症状などに関するアドバイス、赤ちゃんの動きや血糖値などの記録に対応するなど、検診時に医者と共有できるデータも管理できるとのことです。
今回の新機能は、「Venu」「vívoactive」「Forerunner」「fēnix」シリーズなどのウェアラブルデバイスで利用可能。また、今後は、ガーミンのスマートウォッチで利用できる妊婦向けアプリ「Pregnancy Tracking」が別途リリースされる予定です。
ソース:ガーミン