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【動画】スマホの海外ネット接続はキャリアとレンタルW-Fiのどっちがお得?

海外旅行や出張の際に、現地でスマートフォンをインターネットに接続するにはどうしたらいいか悩むことも多いのではないでしょうか。そこで、スマートフォンを海外でもインターネットに接続する方法を動画で解説。さらに、キャリアの独自サービスやレンタルWi-Fiルーターなど、それぞれのメリットやデメリット、そして実際にかかる料金を調査しました。

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海外でスマートフォンをネットにつなぐ方法

海外でスマートフォンをインターネットに接続する方法は主に以下の4つがあります。

1. キャリアの独自サービス
2. レンタルWi-Fiルーター
3. 現地のプリペイドSIMカード
4. eSIM

1. キャリアの独自サービス
NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクといったキャリアが展開しているサービスです。普段使用しているキャリアのサービスということで、こちらの方法をファーストチョイスにする人も多いことでしょう。

各社が異なるサービスを展開しているので、どのプランが自分に合っているのか事前に調べる必要があります。

2. レンタルWi-Fiルーター
国内外の空港などで、渡航先で利用できるWi-Fiルーターをレンタルし、それ経由でスマートフォンをインターネットに接続できるというもの。かなり前から提供されており、キャリアの独自サービスと並んでベーシックな方法として人気があります。

3. 現地のプリペイドSIMカード
現地、もしくは日本国内で、海外の通信会社が提供しているプリペイドSIMカードを購入してスマートフォンで利用するというもの。空港や携帯ショップ、コンビニなどで購入することができ、かつ、プリペイド式なので、チャージされた金額以上に支払う必要がなく安心感があります。

4. eSIM
デジタル化されたSIMカードの情報をインターネット経由でダウンロードして利用できるサービスです。物理SIMカードの入れ替えなどがないぶん手間がかからず、最近利用者も増えています。

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海外初心者はどれを使うべき? 各サービスのメリット&デメリット

おそらく、海外旅行や出張に慣れている人であれば、先ほどの4つのサービスのうちどれが自分に合っているのか熟知していることでしょう。しかし、あまり海外に行ったことがない、もしくはスマートフォンにあまり詳しくない人の場合は、どれを使えばいいのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットから考えてみます。

1. キャリアの独自サービス
キャリアの独自サービスは、いちばん身近なサービスであり、申請も簡単です。お手軽感が高いいっぽうで、各社が複数のサービスを展開しており、どれが自分の利用方法に合っているかをきちんと調べなければいけません。

後ほど詳細を解説しますが、プランによってはかなり安くなったり、反対に高額になったりと、料金はまちまちです。また、レンタルWi-Fiルーターと比べて若干割高感があるのは否めません。

2. レンタルWi-Fiルーター
レンタルWi-Fiルーターは、プランにもよりますが、4つの方法の中でもかなり料金設定が低いです。スマートフォン以外にも、タブレットやノートPC、ゲーム機なども接続できるのも特徴です。また、複数人で1台をレンタルして、ひとり頭の料金を抑えられるというメリットもあります。

ただし、レンタルのため、実際にWi-Fiルーターを借りる、返却するという手間がかかります。また、渡航先で紛失や盗難に会うと、弁償代金を払う必要があるというリスクもあります。これは、補償オプションに加入することで回避できますが、別途料金がかかります。

3. 現地のプリペイドSIMカード&eSIM
現地のプリペイドSIMカードとeSIMに関しては、場合によっては手続きに言語能力が求められます。さらに、スマートフォンの設定などを操作する必要があるため、正直言って、初心者には強くおすすめできません。特に、eSIMに関しては、認知度がそれほど高くなく、トラブルの解決方法をインターネットで調べても見つかりにくいです。

ただし、使いこなせるようになれば、両方とも非常に便利なサービスです。料金についても、自分が必要とするぶんだけ購入できるので、支払いが高額になることもありません。今後、海外出張などにひんぱんに行く人は、こういったサービスを調べておくのもいいと思います。

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キャリアの独自サービス

ここからは、初心者の人が利用しやすいキャリアの独自サービスと、レンタルWi-Fiルータにかかる費用などを解説します。

NTTドコモ

NTTドコモ(ahamo含む)が提供している海外渡航向けのサービスは以下の表からご確認ください。

NTTドコモは「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」というサービスを提供しています。「世界そのままギガ」は、「日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使える」というもので、利用時間を自分で決められるという特徴があります。国内でデータ無制限放題プランを契約している場合は海外でもデータ無制限で利用可能です。70以上の国・地域では2日以上の複数日利用で一日当たりの料金がお得(約754円/日〜)になるのもポイントです。

もうひとつの「世界ギガし放題」は、1日単位で無制限通信が利用できるサービスです。基本料金は最大2,980円/日(約24.4MBまで1,980円/日)。「世界そのままギガ」と比べると割高感があります。

オンラインの手続きのみで利用できる格安プランahamoについては、20GB/2970円の基本プランが、そのまま海外でも利用可能です。基本料金は基本プランのみなので、追加で費用はかかりません。

ただし、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsに制限。データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されません。15日以上の日程では注意が必要です。

この点を考慮しても、追加料金が一切かからないahamoはかなりお得だと言えます。

つい先日発表された新プラン「eximo」(エクシモ)、「irumo」(イルモ)ですが、こちらはahamoとは違って海外でそのまま使うことはできません。ほかのプランと同様に、「世界そのままギガ」と「世界ギガし放題」のどちらかを選ぶことになります。

au

au(povo1.0/2.0含む)が提供している海外渡航向けのサービスは以下の表からご確認ください。

auは、「世界データ定額」と「海外ダブル定額」の2つを展開しています。サービスの内容についてはドコモとほぼ同等です。

「世界データ定額」は、日本で契約しているプランのデータ量を海外でも使えるプランで、au以外にもUQ mobileとpovo1.0のユーザーが利用可能です。ただし、ドコモと違う点は、利用時間を自分で決めることができないということ。基本料金は24時間980円のみとなっています。

記事作成時点でお得な「早割キャンペーン」を実施中で、日本国内で事前予約すると24時間 490円(対象外の国・地域だと24時間 690円)で利用できます。これはかなりお得だと思います。

もうひとつの「海外ダブル定額」は、1日単位で無制限通信が利用できるサービスです。基本料金は最大2,980円/日(約24.4MBまで1,980円/日)となっていまして、やはり無制限利用は少し割高感があります。

オンラインでの手続きのみで利用できる格安プランpovo2.0については、2023年8月9日より海外でも利用可能になります。ただし、NTTドコモのように追加料金なしではく、渡航先、データ量によって追加料金がかかります。非常に細かく料金プランが分かれているため、詳細については公式サイトよりご確認ください。

ソフトバンク

ソフトバンク(LINEMO含む)が提供している海外渡航向けのサービスは以下の表からご確認ください。

ソフトバンクは、ほかのキャリアのサービスとは若干毛色が異なります。提供されているのは「アメリカ放題」「海外あんしん定額」「海外パケットし放題」の3つです。

「アメリカ放題」は、その名のとおり、アメリカ国内での通信が無制限で無料となるサービスです。ただし、グアムとサイパンは含まれません。基本料金は無料なので、アメリカに行く場合はかなりお得です。ただし、データ定額サービスを利用していない人はアメリカで利用した月のみ980円の月額料金が加算されます。

「海外あんしん定額」は、グアムとサイパンを含むアメリカ以外の地域で利用できるサービスです。決められた時間とデータ量での通信が可能で、基本料金は24時間プラン(最大3GB)が980円、72時間プラン(最大9GB)が2,940円となっています。

3つ目の「海外パケットし放題」は、ドコモやauと同様に、1日単位で無制限通信が利用できるサービスです。基本料金は最大2,980円/日(約25MBまで1,980円/日)。無制限利用については各キャリアで料金は同じです。

オンラインの手続きのみで利用できる格安プランLINEMOはそのままでは海外で使うことができず、「海外あんしん定額」と[海外パケットし放題]のどちらかを別途申し込む必要があります。

楽天モバイル

楽天モバイルは、対象国に限って毎月2GBまでデータ通信が可能です。しかも、追加料金はかからず、非常にお得感があります。2GBを超えてしまった場合は、1GBあたり500円でチャージができます。プランもこのひとつだけと、シンプルでわかりやすいですね。

レンタルWi-Fiルーター

レンタルWi-Fiルーターは、渡航先やデータ容量によってかかる料金が異なります。ただし、価格.comでは特別プランが用意されており、公式サイトよりもかなりお得。プランによっては、公式サイトで申し込む場合と比べて半額以下になる場合もあります。

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海外レンタルWi-Fiルーターは価格.comから申し込むとお得

実際の料金を価格.comでシミュレーションしてみました。

たとえば、韓国3泊4日で、グローバルWi-Fiというサービスを選択する場合、1日最大1.1GBのプラン(オプションなし)だと合計2,444円です。つまり1日あたり611円になります。ひとりで1台を利用する場合だと、1.1GBのプランでも十分足りると思います。

複数人で1台をシェアする場合は容量無制限プランがお得で安心です。韓国3泊4日、グローバルWi-Fiの場合(オプションなし)だと合計3,244円です。2人で行くなら1日約400円、3人なら約270円、4人なら約200円と、かなり安く抑えられます。

まとめ

海外旅行や出張にあまり行ったことがない人であれば、各キャリアの独自サービスか、レンタルWi-Fiルーターを利用するのが簡単で便利です。特に、ahamoやソフトバンクの「アメリカ放題」が利用できる人は費用についての心配はありません。

そのほかのプランを契約していて、かつ、できるだけ安く済ませたいのであれば、価格.comでレンタルWi-Fiルーターを利用するのがいいと思います。

海外でも安心してスマホを使いたい人は、ぜひチェックしてみてください。

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水川悠士(編集部)
Writer / Editor
水川悠士(編集部)
デジタル系メディアから価格.comへ。スマホ、スマートウォッチなどのガジェット周り、ゲーム関連を担当。触ってきた製品は数えきれないほど多いです。価格.comマガジンのYouTubeにも出演中。
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