SNS、カメラ、地図、ニュース、ゲームと、毎日の暮らしにすっかり欠かせないツールとなったスマートフォン。その通信料金を大幅にコストカットできる手段として人気なのが格安SIMです。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社よりもお得なのはもちろんですが、無数の料金プランがあり、自分に合ったプランが見つかるのも魅力です。ただ、文字通り無数の料金プランがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。そこで本記事では、これから格安SIMに乗り換えたい人、格安SIMから格安SIMへの乗り換えを検討している人におすすめの格安SIM(料金プラン)をピックアップしてみました。
※料金は2024年12月17日時点の情報です。価格は税込みです。
<監修>:松村武宏
信州佐久からモバイル情報を発信するフリーライター。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられない格安SIM研究家。価格.comマガジンでは「格安SIMの通信速度を徹底調査」を連載中。
そもそも格安SIMとは何でしょう? 文字通りですが、安い料金で利用できるSIMカードのことです。SIMカードとは、電話番号を特定するためにスマートフォンの中に入っているICカードのこと。最近は物理的なSIMカードではなく、eSIMという物理カードが不要な仕組みも広がってきています。
格安SIMは、単純にICカードを意味するだけでなく、そのSIMカードを提供する企業や企業が提供するサービスを包括して、格安SIMという言葉が使われています。
SIMカードは物理カードで古くから使われています。最近は物理カードが不要なeSIMという仕組みも広がってきています
格安SIMは何と比べて安いのかというと、大手通信会社と比べた場合です。大手通信会社とは、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルといった自社でアンテナや基地局などの通信設備(インフラ)を持っているところです。自前で通信設備を持っているこれらの会社はMNO(Mobile Network Operetor)と言われます。
いっぽう、格安SIMを提供する通信会社はMNOから通信設備を借り受けて、通信・通話サービスを提供しています。格安SIMを提供する会社は、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれます。
MNOとMVNOの違い
大手通信会社は前述のとおり自社でアンテナや基地局を持っています。設備投資や維持管理費にはお金がかかり、その分がデータ通信料や基本使用料に上乗せされます。
いっぽう、MVNOは自社で通信設備を持っておらず、MNOからインターネット回線や電話回線を借りてサービスを提供しています。つまり、設備投資や維持管理の手間やコストがかからないのです。また、MVNOは実店舗がなかったり、利用者が自分でSIMカードをセットするなどセルフサービスの部分が多く、結果、格安SIMは大手通信会社よりも安くサービスを提供できているのです。
大手通信会社もサブブランドやオンライン専用ブランド(プラン)で、MVNO並みの価格を実現しています。ここではサブブランドやオンライン専用ブランド(プラン)も同じように扱います。
続いて、スマートフォンの料金プランを選ぶうえで特に気をつけたいことを解説しましょう。
多種多様の料金プランがありますが、そのどれもが「データ通信量(いわゆる“ギガ”)」「月額料金」「通話料金」の組み合わせで成り立っています。まずは自分の使い方に最も適した「データ通信量」の料金プランを探して、「月額料金」が最も安いものや、「通話料金」が標準で割り引かれるものを見つけるのがコツです。
スマートフォンの料金プランは「データ通信量」「月額料金」「通話料金」の組み合わせでできています
また、格安SIMにはオンライン手続きしかできないものが多いのですが、なかには全国各地に数多くの店舗を構えているものもあります。対面で手続きできたほうがよい、1人でオンライン手続きするのは不安だ、という人は店舗の有無も考慮するのがいいでしょう。
さらに、格安SIMのなかには唯一無二と言っていいほど特徴的な料金プランを提供しているものもあります。万人受けする料金プランではありませんが、自分の使い方にピッタリという人もいるはず。そんな“推し”プランを見つけられるかもしれないのも格安SIMの魅力のひとつです。
スマートフォンの使い方が安定していて毎月のデータ通信量が同じくらいだという人には、データ通信量がギリギリ足りる定額制の料金プランがおすすめです。データ通信量と月額料金が固定されているタイプの料金プランは最も一般的なので、選択肢が多いこともメリットです。
○GBまで○○円というシンプルな定額制プラン
たとえばデータ通信で毎月10GB前後使っているという人は、なるべくデータ通信量が10GB/月の料金プランを選ぶのがいいでしょう。少し余裕がないとデータ通信量を使い切った後の通信速度が遅くなって使いづらくなるのでは? と思うかもしれませんが、余った月のデータ通信量が自動的に繰り越されたり、データ通信量を使い切った後の速度制限が緩めだったりするプランを選んでおけば、数日くらいならオーバーした後でもストレスなく乗り切れるでしょう。
とはいえ、自分の使い方とデータ通信量の区切りがピッタリ合う料金プランがない場合もあるはず。そのような場合はデータ通信量に余裕のある料金プランを選んだり、後述する家族間でデータ通信量をシェアできる料金プランを検討してみましょう。
出張や旅行などが多くて毎月のデータ通信量が上下しやすいという人には、使った通信量に応じて月額料金が変動する段階制に対応した料金プランがおすすめです。代表例は楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」ですが、ソフトバンクのオンラインブランド「LINEMO」やKDDIのサブブランド「UQ mobile」などでも段階制のプランが提供されています。
実際に使ったデータ通信量に応じて月額料金が変化する段階制の料金プランなら意識せずにコストを節約できます
たとえば、データ通信をあまり使わない月は3GB以下と少ないけれど、たくさん使う月は20GBを超えてしまうというような人は、少なかった月の月額料金を割り引いてくれる料金プランを選ぶことでコストを抑えることが可能です。
自分のデータ通信量をこまめにチェックできる人には、事前に一定のデータ通信量を買い切る「トッピング」に対応した料金プランがおすすめです。格安SIMではKDDIのオンラインブランド「povo2.0」がトッピングを提供しています。
povo2.0の「トッピング」は必要なデータ通信量をその都度購入して消費するプリペイドタイプが特徴です
他社の料金プランのように毎月一定の支払いが生じるものとは違い、トッピングはデータ通信量を購入する度に支払いが生じるのが特徴です。有効期間は定められていますが、期間が終わる前にデータ通信量を使い切ってしまうこともありえます。コスパがよい最大365日間使用可能なトッピングを購入したものの、うっかり短期間で無駄遣いしてしまい、逆にコストがかさんでしまう……そんな“諸刃の剣”ともなり得るプランです。
そのかわり、自分のデータ通信量を管理するのが得意だという人にはピッタリ。時間限定でデータ通信が無制限になるトッピングも用意されているので、上手に工夫すればコストを抑えられるはずです。
格安SIMはもともとオンライン手続きを前提とするものが多いのですが、やっぱりスタッフの人と対面で相談しながら手続きがしたい。そんな人には各地に店舗を構えている格安SIMの料金プランを選ぶのがおすすめです。代表例はKDDIのサブブランド「UQ mobile」とソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」、MVNOではイオンモバイルなどです。
店舗を構えている格安SIMならスタッフと相談しながら料金プランを選んだりサポートを受けたりできます
「UQ mobile」や「ワイモバイル」の店舗はそれぞれのメインブランドと同じ建物に入っていることも多く、生活圏で目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。また、イオンモバイルは生活に密着したイオンの店内に店舗を構えているのが特徴です。
長時間の音声通話が絶対に欠かせない人、データ通信量を家族単位で管理したい人など、ポピュラーな料金プランではカバーしにくいニーズにはMVNOが提供する格安SIMの料金プランが応えてくれるかもしれません。
たとえばNUROモバイルの「かけ放題プラン」は、データ通信量が1GBと少ない代わりに国内宛通話がかけ放題です。仕事で音声通話の利用頻度が高い、SNSは使わないけれど家族や友達と通話を楽しんでいる、そんな人にピッタリです。
また、イオンモバイルにはSIMカードを追加することでデータ通信量をシェアできる料金プランが用意されています。家族それぞれのデータ通信量を1人分ずつカバーするのではなく、家族単位で管理したいという人にピッタリ。家族全員で必要なデータ通信量によっては、1人ひとりが個別に契約するよりもトータルのコストを抑えられる可能性もあります。
イオンモバイルの「シェアプラン」は家族でデータ通信量を分け合って使う料金プランです
ドコモのオンラインブランド「ahamo(アハモ)」の一般的な料金プラン。毎月30GBまで月額2,970円で通信可能。各通話最初の5分が無料になる通話定額も標準で付いているので、ちょっとした通話が多い人でも安心。
オンラインブランドなので基本的にユーザー自身で契約・設定を行う必要はありますが、ドコモショップではユーザーによる設定のサポートを有償で受けることも可能。最近のトレンドである「毎月3,000円でデータ通信量30GB」がピッタリという人におすすめ。
●ahamo 30GBのスペック
ネットワーク:ドコモ
データ通信量:30GB/月
音声SIM料金:2,970円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(標準)・かけ放題(1,100円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
ドコモのオンラインブランド「ahamo」の大容量料金プラン。毎月110GBまで月額4,950円で通信可能。「ahamo 30GB」のデータ通信量を80GB増やすオプションを追加した形の料金プランで、こちらも各通話最初の5分が無料になる通話定額が標準で付いています。
1GBあたりのコストは「ahamo 30GB」の半額以下。動画視聴やアプリ更新などが多い、タブレットやノートPCなどでテザリングをよく利用するなど、「毎月30GBでは全然足りない」という人におすすめ。
●ahamo大盛りのスペック
ネットワーク:ドコモ
データ通信量:110GB/月
音声SIM料金:4,950円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(標準)・かけ放題(1,100円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
KDDIのオンラインブランド「povo2.0」の小容量トッピング。3GB分のデータ通信量を1回990円で購入可能。「povo2.0」のトッピングでは唯一オートチャージに対応していて、3GBを使い切るか最大利用期間の30日間が経てば自動的に再購入されるため、一般的な料金プランに近い感覚で利用できます。
最大利用期間よりも早くデータ通信量を使い切ることもできるので、残り通信量には注意が必要。たくさん通信しそうな日には別途「使い放題(24時間)」を購入すると結果的に無駄遣いを防げる場合も。自分のデータ通信量をこまめに把握したうえでなるべくコストを抑えたい人におすすめ。
●データ追加3GB(30日間)のスペック
ネットワーク:au
データ通信量:3GB/30日間
音声SIM料金:990円/回
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(550円/月)・かけ放題(1,650円/月)
制限時の最大通信速度:128kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
KDDIのオンラインブランド「povo2.0」の大容量トッピング。360GB分のデータ通信量を1回26,400円で購入可能。1か月換算で2,200円・30GB分のデータ通信量を1年分まとめて一括購入できるのが特徴です。
最大利用期間は365日間ですが、それよりも早く使い切ることもできるので、スマートフォンの利用スタイルによっては“諸刃の剣”にもなり得るトッピング。自分の通信量をこまめに把握し、通信のペース配分を管理できる人におすすめ。
●データ追加360GB(365日間)のスペック
ネットワーク:au
データ通信量:360GB/365日間
音声SIM料金:26,400円/回
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(550円/月)・かけ放題(1,650円/月)
制限時の最大通信速度:128kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
KDDIのオンラインブランド「povo2.0」の使い放題トッピング。24時間分のデータ通信が1回330円で使い放題になるのが特徴。購入した瞬間に残り時間のカウントが始まるので、必要になった時点で購入するとむだになりません。
このトッピングだけで毎日過ごすにはコストがかかりすぎますが、別のトッピングが有効な期間中でも購入できるのがメリットです。たとえば、普段は「データ追加3GB(30日間)」を利用していて、データ通信をたくさん利用しそうな出張や旅行のときだけ「データ使い放題(24時間)」を購入する、といった使い方も可能。特定の日にたくさんデータ通信を利用する人におすすめ。
●データ使い放題(24時間)のスペック
ネットワーク:au
データ通信量:使い放題/24時間
音声SIM料金:330円/回
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(550円/月)・かけ放題(1,650円/月)
制限時の最大通信速度:128kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
ソフトバンクのオンラインブランド「LINEMO」の段階制を採用した小容量プラン。毎月3GBまでなら月額990円、3GBを超えて10GBまでなら月額2,090円で通信可能。10GBまで使い切ってからの通信量が5GB以上になると通信速度がさらに遅く制限されます。
通話定額は付属しないので、別途オプションの契約が必要。「毎月3GBでは足りないこともあるが、20GB〜30GBでは多すぎる」という人におすすめ。
●LINEMOベストプランのスペック
ネットワーク:ソフトバンク
データ通信量:3GB/月〜10GB/月
音声SIM料金:990円/月〜2,090円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(550円/月)・かけ放題(1,650円/月)
制限時の最大通信速度:300kbps(15GB超過後は128kbps)
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
ソフトバンクのオンラインブランド「LINEMO」の段階制を採用した標準的なプラン。もともと毎月20GBまでなら月額2,970円、20GBを超えて30GBまでなら月額3,960円で通信可能ですが、20GBを超えても2,970円のままで使えるキャンペーンが展開されています(終了時期未定)。30GBまで使い切ってからの通信量が15GB以上になると通信速度がさらに遅く制限されます。
通話定額は付属しないので、別途オプションの契約が必要。「毎月のデータ通信量が20GBで足りたり足りなかったりする」という人におすすめ。
●LINEMOベストプランVのスペック
ネットワーク:ソフトバンク
データ通信量:20GB/月〜30GB/月
音声SIM料金:2,970円/月/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:5分無料(標準)・かけ放題(1,100円/月)
制限時の最大通信速度:300kbps(45GB超過後は128kbps)
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
「コミコミプランバリュー」は、35GBのデータ通信量と、1回10分以内の国内通話が利用でき、月額料金は3,828円。「ローソン」などでお得な特典が利用できる「Pontaパス」、「サブスクぷらすポイント」の還元率が20%と、特典もセットになっています。
制限時の通信速度は最大1Mbpsなので、データ通信量を使い切ってしまってもLINEやSNS程度なら不自由さは感じないレベル。「毎月35GBでもギリギリ使い切ってしまう」ような人におすすめ。
●コミコミプランバリューのスペック
ネットワーク:au
データ通信量:35GB/月
音声SIM料金:3,828円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:10分無料(標準)・かけ放題(1,100円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps(50GB超過後は128kbps)
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
KDDIのサブブランド「UQ mobile」の段階制を採用したプラン。毎月5GBまでなら月額2,948円、5GBを超えて30GBまでなら月額4,045円で通信可能。通話定額は付属しません。
段階制ではあるものの、毎月5GBまでしか使わないつもりで契約するには割高。ただし、「au PAYカードお支払い割」と「自宅セット割」が用意されているので、5GBまでなら最安で月額1,628円に抑えることも可能です。普段はWi-Fi経由で通信量を抑えているが、月によっては不定期な出張や旅行などで通信量が増えることもある、そんな人におすすめ。
●トクトクプラン2のスペック
ネットワーク:au
データ通信量:1GB/月〜30GB/月
音声SIM料金:2,948円/月〜4,045円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:10分無料(880円/月)・かけ放題(1,980円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」の標準的なプラン。毎月1GBまでなら月額2,915円、1GBを超えて30GBまでなら月額5,115円で通信可能。通話定額は付属しません。
段階制ではあるものの、毎月1GBまでしか使わないつもりで契約するには割高。毎月30GBまで使う場合もオンラインブランドと比べれば高く、コストを抑えるには家族割引や自宅セット割引が必須。家族でワイモバイルを契約している人、これから契約できる人におすすめ。
●シンプル2 Lのスペック
ネットワーク:ソフトバンク
データ通信量:1GB/月〜30GB/月
音声SIM料金:2,915円/月〜5,115円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:10分無料(880円/月)・かけ放題(1,980円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps(45GB超過後は128kbps)
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
段階制の料金プラン。毎月3GBまでなら月額1,078円、3GBを超えて20GBまでなら月額2,178円、20GBを超えてからは無制限に毎月3,278円で通信可能。専用アプリを使用すれば国内宛通話料金が無料になります。
通信速度が低速になるなどのデメリットなしに無制限でデータ通信を利用できる、格安SIMでは貴重なプラン。契約しているだけで楽天ポイントの獲得率が優遇されるのもメリットです。毎月30GBでは全然足りない人、楽天経済圏で暮らしている人におすすめ。
●Rakuten最強プランのスペック
ネットワーク:楽天モバイル
データ通信量:3GB/月〜無制限
音声SIM料金:1,078円/月〜3,278円/月
国内通話料金:22円/30秒
通話オプション:15分無料(1,100円/月)・かけ放題(無料・専用アプリ使用)
制限時の最大通信速度:−
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
IIJmioの標準的な料金プラン。毎月30GBまで月額2,700円で通信可能。通話定額は付属しません。
1GBあたりのコストは100円を切る90円と割安。「毎月30GBまでなるべく低コストで利用したい」という人におすすめ。データ通信量が毎月40GB・50GBのプランも用意されているので、足りない場合にランクアップできるのもメリットです。
●ギガプラン 30GBのスペック
ネットワーク:ドコモ・au
データ通信量:30GB/月
音声SIM料金:2,700円/月
国内通話料金:11円/30秒
通話オプション:5分無料(500円/月)・10分無料(700円/月)・かけ放題(1,400円/月)
制限時の最大通信速度:300kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
mineoの標準的な料金プラン。毎月20GBまで月額2,178円で通信可能。通話定額は付属しません。
回線のネットワークはドコモ・au・ソフトバンクの3社から選べるので、自宅や職場、活動範囲などでつながりやすいものを選べるのが特徴です。「毎月20GBまでがちょうどよい」人におすすめ。
●マイピタ デュアルタイプ20GBのスペック
ネットワーク:ドコモ・au・ソフトバンク
データ通信量:20GB/月
音声SIM料金:2,178円/月
国内通話料金:22円/30秒(専用アプリ使用で10円/30秒)
通話オプション:10分無料(550円/月)・かけ放題(1,210円/月)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
mineoの料金プラン。月額990円で最大通信速度1.5Mbpsのデータ通信を“ほぼ”無制限に利用できます。通話定額は付属しません。
データ通信が無制限のプランとしてはかなり低コストですが、最大通信速度が抑えられていることに加えて、月曜日〜金曜日の12時〜13時は最大通信速度が32kbpsまで低速化されてしまうのがデメリット。「平日の昼食時は通信しない代わりにコストを徹底的に抑えたい」という人におすすめ。
●マイそく デュアルタイプ スタンダードのスペック
ネットワーク:ドコモ・au・ソフトバンク
データ通信量:無制限(最大1.5Mbps・10GB/3日間の短期間制限あり)
音声SIM料金:990円/月
国内通話料金:22円/30秒(専用アプリ使用で10円/30秒)
通話オプション:10分無料(550円/月)・かけ放題(1,210円/月)
制限時の最大通信速度:32kbps(月曜〜金曜の12時〜13時)
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
イオンモバイルの料金プラン。毎月50GBまで月額3,938円で通信可能。通話定額は付属しません。
音声SIMを2枚までなら月額220円で追加できるのが特徴。たとえば2人で50GBを分け合う場合、1人あたりに換算すると毎月25GB・2,079円となります。プランは最大で毎月200GB・月額12,188円まで用意されていて、音声SIMは合計8枚になるまで追加可能。「家族みんなでデータ通信量をむだなく使いたい」という人におすすめ。
●シェア音声50GBプランのスペック
ネットワーク:ドコモ・au
データ通信量:50GB/月
音声SIM料金:3,938円/月
国内通話料金:11円/30秒
通話オプション:5分無料(550円/月)・10分無料(935円/月)・かけ放題(1,650円/月)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
日本通信SIMの大容量プラン。毎月50GBまで月額2,178円で通信可能。通話定額は「各通話最初の5分間無料」と「毎月合計70分まで無料」のどちらかが標準で付属します(選択式)。
他社なら毎月20GBの料金プランと同程度の月額料金で、毎月50GBまで利用できるのが特徴、1GBあたりのコストは50円を切ります。「大容量をなるべく低コストで使いたい」という人におすすめ。
●合理的50GBプランのスペック
ネットワーク:ドコモ
データ通信量:50GB/月
音声SIM料金:2,178円/月
国内通話料金:11円/30秒
通話オプション:5分無料または70分/月無料(標準)・かけ放題(1,200円/月)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:なし
NUROモバイルの標準的な料金プラン。毎月20GBまで月額2,699円で通信可能。通話定額は付属しません。
平日12時台などのスマートフォンがよく使われる時間帯でも、専用帯域で“サクサク使える”ことをアピールしているのが特徴。3か月ごとに追加料金なしで15GBのデータ通信量を受け取れるのもメリットです。「毎月20GBではちょっと足りない」という人におすすめ。
●NEOプランのスペック
ネットワーク:ドコモ・au・ソフトバンク
データ通信量:20GB/月
音声SIM料金:2,699円/月
国内通話料金:11円/30秒
通話オプション:5分無料(490円/月)・10分無料(880円/月)・かけ放題(1,430円/月)
制限時の最大通信速度:1Mbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
NUROモバイルの小容量プラン。毎月1GBまで月額1,870円で通信できます。
国内宛通話のかけ放題が標準で付いてくるのが特徴(一部番号は対象外)。「音声通話メインで使える回線がほしい」という人におすすめ。
●かけ放題プランのスペック
ネットワーク:ドコモ・au
データ通信量:1GB/月
音声SIM料金:1,870円/月
国内通話料金:11円/30秒(手動プレフィックス通話のみ)
通話オプション:かけ放題(標準)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
HISモバイルの小容量プラン。毎月7GBまで月額990円で通信可能。通話定額は付属しません。
月額990円では毎月3GBまでしか通信できないプランが多いのですが、その2倍以上もデータ通信を利用できるのが特徴です。「毎月3GBと10GBの中間くらいの料金プランがちょうどいい」という人におすすめ。
●自由自在2.0プラン 7GBのスペック
ネットワーク:ドコモ
データ通信量:7GB/月
音声SIM料金:990円/月
国内通話料金:9円/30秒
通話オプション:6分無料(500円/月)・かけ放題(1,480円/月)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:あり
eSIM対応:あり
スマホ販売:あり
格安SIMサービスを提供するエキサイトモバイルの段階制を採用した料金プラン。最大で毎月25GBまで月額3,245円で通信可能。通話定額は付属しません。
データ通信量は3GB・7GB・12GB・17GB・25GBと5段階に区切られていて、毎月3GBまでなら月額690円という安さ。通信速度をユーザー自身で低速に切り替えることが可能で、高速通信を利用しなかった月は月額495円まで抑えることもできます。毎月のデータ通信量が一定せず変動しやすい人におすすめ。
●Fitプランのスペック
ネットワーク:ドコモ・au
データ通信量:0GB/月(低速通信のみ)〜25GB/月
音声SIM料金:495円/月〜3,245円/月
国内通話料金:22円/30秒(専用アプリ使用で11円/30秒)
通話オプション:3分無料(759円/月・超過分は毎月10分まで無料)
制限時の最大通信速度:200kbps
5G対応:なし
eSIM対応:なし
スマホ販売:なし