選び方・特集

Apple Watchの疑問をQ&A形式でズバリ解消

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Q7.通知が多すぎるので減らしたい

Apple Watchの重要な機能の1つである通知。メールやメッセージ、ニュースアプリの新着情報があると、振動と音で知らせてくれる。常に身に着けている腕時計という特性上、すばやく情報をチェックできるのが便利だ。Apple Watchを含む腕時計型端末を使う一番のメリットと言える。ただし、通知が多いと、何度もチェックする羽目になって、かえって煩わしく感じてしまう。

そんな場合は、アプリごとに通知しない設定にすれば、不要な通知に振り回されずに済む。通知をオフにするには、Apple Watchアプリの「通知」画面で、通知をしたくないアプリを選んでオフにするだけ。メールは、VIPからの通知だけを表示する仕組みになっているので、通知してほしい人をVIPに登録しておくとよいだろう。アドレスが複数ある場合は、通知するアドレスの指定もできる。また、通知にサウンドか振動のどちらかを指定することも可能だ。サウンド自体は小さいが、図書館など静かな場所では気になるので、振動だけにしおくのがよさそうだ。

また、グランスに表示するアプリが増えてくると、スワイプする回数が増えて面倒なので、こちらも利用状況を見ながら取捨するとよいだろう。

Apple Watchアプリの「通知」から、アプリの通知を受けるかどうかを選択できる

Apple Watchアプリの「通知」から、アプリの通知を受けるかどうかを選択できる

メッセージの通知を振動だけで受け取りたい場合は、「カスタム」を選択して、「サウンド」をオフにする

メッセージの通知を振動だけで受け取りたい場合は、「カスタム」を選択して、「サウンド」をオフにする

Apple Watchアプリの「グランス」から、表示しないものを選んだり、順番を入れ替えたりできる

Apple Watchアプリの「グランス」から、表示しないものを選んだり、順番を入れ替えたりできる

Q8.右手、左手どちらでも使える?

Apple Watchは、左手首と右手首のどちらにも着けられる。どちらに着けるかは、初期設定で選べるほか、Apple Watchアプリの「一般」→「ウォッチの向き」からも変更可能だ。さらに、デジタルクラウンの位置も選べる。デジタルクラウンの位置を変更すると、画面の上下が入れ変わり、正しい向きで文字盤などが表示される。装着する手とデジタルクラウンの位置を指定することで、適切なタイミングで画面のスリープを解除したり、画面の向きを正しく表示したりできるのだ。

Apple Watchは、手首を上げたときに自動的に文字盤が表示されるが、「最後の操作を再開」も選べる。「一般」→「手首を上げたときの動作」で設定できる。

「一般」→「ウォッチの向き」から装着する腕を選べる。デジタルクラウンの位置もカスタマイズ可能

「一般」→「ウォッチの向き」から装着する腕を選べる。デジタルクラウンの位置もカスタマイズ可能

「一般」→「手首を上げたときの動作」を選択すると

「一般」→「手首を上げたときの動作」を選択すると

文字盤を表示するか、最後の操作を再開するかを選べる

文字盤を表示するか、最後の操作を再開するかを選べる

Q9.Apple Watchは何種類あるのか?

Apple Watchには、「Apple Watch Sport」「Apple Watch」「Apple Watch Edition」の3つのタイプがあり、色や組み合わせるバンド、サイズの違いにより、38ものバリエーションが用意されている。違いはデザイン(外観)だけで、機能に差はない。サイズは38mmと42mmの2つが用意されているが、小さいほうが女性用、大きいほうが男性用ということはなく、好みのほうを選ぶとよい。

Apple Watch Sportはケースに酸化皮膜処理したアルミニウムを使用。ディスプレイはIon-Xガラスで保護されている。バンドはフルオロエラストマー(ゴム素材)製だ。Apple Watchはケースがステンレススチール、ディスプレイ面にはサファイアクリスタルが使われている。バンドはレザーバンド、リンクブレスレット、ミラネーゼループ、フルオロエラストマー製から選べる。Apple Watch Editionのケースは18金で、ディスプレイ面にはサファイアクリスタルが使われている。

価格帯はApple Watch Sportが42,800円〜48,800円(税抜)。Apple Watchは66,800円〜132,800円(税抜)。Apple Watch Editionは1,280,000円〜2,180,000円(税抜)。

バンドは交換が可能だ。運動するときにはフルオロエラストマー製のバンドに取り替えるなど、TPOに応じて付け替えられる。オプションのバンドは、フルオロエラストマー製のスポーツバンド(6色、38mmと42mm、5,800円)、ミラネーゼループ(38mmと42mm、17,800円)、クラシックバックル(38mmと42mm、17,800円)、レザーループ(4色、42mmのみ、17,800円)、モダンバックル(4色、38mmのみ、30,800円)、リンクブレスレット(38mmと42mm、54,800円)の6種類が用意されている(2015年5月14日時点。価格はすべて税抜。アップルストアでの価格)。

Apple Watchのラインアップ(コレクション)は全部で38種類

Apple Watchのラインアップ(コレクション)は全部で38種類

バンドは裏側のボタンを押しながら、横にスライドさせると取り外せる

バンドは裏側のボタンを押しながら、横にスライドさせると取り外せる

10.スマホのように2年で買い替えるもの?

Apple Watchをデジタルガジェットと見ると、どのくらいの頻度で買い替えるものなのか判断するのが難しい。スマートフォンのように2年で買い替えるのか、それとも伝統的な腕時計のように何年も使い続けるのか。もちろん、新モデルは登場するだろうし、その際にはバッテリー持続時間など改善されるに違いない。デジタル機器の進化を考えると、2年で使いものにならなくなる可能性もある。新しいカテゴリーのアイテムだけに、製品サイクルや買い替えタイミングについては不明な部分ある。

三浦善弘(編集部)
Writer / Editor
三浦善弘(編集部)
出版社で月刊誌やWebメディアの編集・記者を経験し、2013年にカカクコム入社。「価格.comマガジン」にて、PCやスマートフォン分野を担当。取材歴は20年以上。現在は「価格.comマガジン」全体を統括する。
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