新製品レポート
独自の薄型断熱材構造「SMART CUBE」だからできた新レイアウト

野菜をよく使う人はうれしい! 三菱電機の“真ん中野菜室”冷蔵庫「MXシリーズ」は使い勝手がイイ!!

三菱電機から“真ん中野菜室”の冷蔵庫「置けるスマート大容量 MXシリーズ」が登場しました。真ん中に野菜室を配置した冷蔵庫は他メーカーにもありますが、MXシリーズは徹底的に使いやすさを追求しつつ、高い省エネ性能も実現したのがポイント。発表会で見てきた、MXシリーズのこだわりを紹介します。

庫内容量572Lの「MR-MX57D」(市場想定価格40万円前後)と503Lの「MR-MX50D」(市場想定価格36万円前後)がラインアップ。どちらもグラデーションブラウンとクリスタルホワイトの2色が用意されており、2018年3月30日発売予定となっています

野菜をよく使う人のことを考えたレイアウトに

近年、冷蔵庫におけるニーズは健康志向の高まりを受け、野菜をよく使う派と、多様化する冷凍食品を活用し効率的に家事を行う派に2分化してきているものの、市場にある大容量の冷蔵庫の大半は“真ん中冷凍室”を採用しています。実は、以前は野菜室が真ん中に配置された冷蔵庫が多かったのですが、省エネ性能を高めるため、冷凍室が真ん中にレイアウトされた冷蔵庫が2009年頃から中心になりました。しかし、三菱電機が行った調査によると、買い替えサイクルとなる10〜13年前の冷蔵庫を使用しているユーザーの過半数は“真ん中野菜室”の冷蔵庫を使っており、次に買う冷蔵庫も今と同じレイアウトを約6割が求めていることが判明。にもかかわらず選択肢の少なさから、そのうち8割以上の人が野菜室が真ん中にある冷蔵庫を購入できていないといいます。

同じ温度帯の冷凍室、製氷室などを近いところに集めたほうが冷却効率は高まり、省エネ性が図れることから、現在も真ん中冷凍室が主流となっています

このようなユーザーの声から誕生したMXシリーズは、ただ単に野菜室を真ん中に配置しただけではありません。調理する人の使いやすさを追求し、野菜室の上に「製氷室」と「瞬冷凍室」、最上部に「冷蔵室」、最下部に「冷凍室」を配置。腰の位置より上に野菜室、製氷室、瞬冷凍室、冷蔵室がくるようにレイアウトしたことにより、腰や膝をかがめることなく、キャベツなどの重い野菜もラクに取り出しせるほか、調理台へほぼ水平移動で行き来できるため、調理がよりスムーズに行えるといいます。あわせて、野菜室の構造も改良し、上段に半分にカットしたキャベツが入る深さのエリアを用意。下段には2Lペットボトルを立てて収納できる高さも設けられ、野菜の大きさや形にあわせて整理しやすくなりました。

一般的なシンクの高さ(約85cm)よりも低い位置に野菜室が配置されています

一般的なシンクの高さ(約85cm)よりも低い位置に野菜室が配置されています

野菜室が一番下にあるタイプの場合、腰を曲げて探したり、取り出したりするため、腰や膝に負担がかかります

野菜室が一番下にあるタイプの場合、腰を曲げて探したり、取り出したりするため、腰や膝に負担がかかります

いっぽう、MXシリーズの“真ん中野菜室”なら腰を曲げなくても奥まで見渡せるので、体への負担が少ない状態で使いたい野菜をすばやく取り出すことができます

2段構成の野菜室は、従来は上段エリアが浅く、小さな野菜しか入れることができませんでしたが、MXシリーズは上段の片側エリアが半玉キャベツが入る深さに! さらに、下段右側は野菜を立てて入れられるようになりました

“真ん中野菜室”は省エネ性能、容量確保が難しい!

一般的にMXシリーズのようなレイアウトにすると、野菜室が冷凍室に囲まれるので野菜室が冷えすぎ、冷凍室は背面にある圧縮機(コンプレッサー)からの熱の影響を受けてしまいます。各部屋の温度変化を防ぐ手段のひとつに断熱材がありますが、断熱性能を強化するためにと量を増やすと庫内容量が減少するという悪循環に。このような問題を、MXシリーズは2017年に改良した独自の断熱構造「SMART CUBE(スマートキューブ)」で解決。高い断熱性能を保持したまま薄型化されたSMART CUBEを効率的に配置することで、庫内容量を確保しつつ、冷凍室が真ん中にレイアウトされた従来型の「WXシリーズ」と同等の省エネ性能を実現しました。

2012年に開発された「SMART CUBE」はウレタンの薄型化に成功し、従来の断熱材よりも約16mmも薄くなりました。また、2017年には真空断熱材に入っているガラス繊維の細さを最適化して、さらに断熱性能を向上。このSMART CUBEがMXシリーズには採用されています
※写真は2017年モデル発表会のものを引用

<関連記事>「SMART CUBE」のくわしい説明は、2017年モデルの発表会記事でチェック!

約-25℃になる冷却器や約45℃の熱を発する圧縮機の温度変化を受けないように、間切りの中に真空断熱材を配置。「MR-MX50D」の年間消費電力量は、同幅サイズ(650mm)の冷凍室が真ん中にレイアウトされた「MR-WX52C」(2017年モデル)と同じ250kWh/年に収まっています

真空断熱材で野菜室を囲んだことで、野菜室の乾燥も低減。庫内の温度変化が起こりにくくなり、ムダな冷気が必要なくなったため、うるおいが続き、野菜の鮮度が長持ちするのだそう

なお、本機には三菱電機のウリである保冷機能、凍らせたまま食材がカットできる「切れちゃう瞬冷凍」や、肉や魚を生の鮮度のまま長持ちさせる「氷点下ストッカーD」ももちろん搭載されています。

<関連記事>「氷点下ストッカーD」の詳細はこちらでチェック!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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