レビュー
衣類スチーマー初体験者も感動した使いやすさと性能のよさ

スチーム量3倍の機能搭載! パナソニックの“新”衣類スチーマー「NI-FS540」はやっぱり超優秀!!

2013年に登場して以来、圧倒的な人気を獲得しているパナソニックの衣類スチーマーの最新モデル「NI-FS540」を使ってみました! 2018年4月に発売された新製品でありながら、すでに価格.comのアイロン 人気売れ筋ランキングで1位(2018年6月11日時点)に輝く、その魅力に迫ります。

新モデルの進化点とは?

衣類スチーマーの最大の魅力は、高温のスチームを利用し、洋服をハンガーにかけたままシワを取れること。スチームアイロンも同じ方法でシワ伸ばしできますが、衣類スチーマーの重量は1kg以下(コード含む)と軽く、腕が疲れにくいのが特徴です。また、軽さという点では2,000円ほどで購入できるハンディースチーマーのほうが軽量な製品は多いですが、衣類スチーマーは普通のアイロンのようなかけ面も備えているので、アイロン台を使ってプレスもでき、そのどちらの使い方でも高い仕上がりを実現。このような性能のよさと手軽さが評価され、2013年の初号機発売以来、圧倒的な人気を得ています。

そんな衣類スチーマーの最新モデル「NI-FS540」は、噴射されるスチーム量が3倍になった「3倍パワフルスチーム」機能が搭載されたのが進化ポイント。その他の構造は前モデルと同じです。

普通のアイロンを小さくしたような形状は、2013年の初号機から変わらぬスタイル。サイズは7(幅)×15(高さ)×15(奥行)cm

初号機から大きく進化しているのが、スチームの放出方法。スチームが広がりやすいように、スチーム穴の数が増え、配置も変更されていています。また、2016年モデルより、本体をどの角度に向けても給水部が水に届くように改良。安定したスチーム放出が望めます

「3倍パワフルスチーム」が搭載されたほかは、前モデルから機能に変更なし。サイズ、かけ面なども同じです

「3倍パワフルスチーム」が搭載されたほかは、前モデルから機能に変更なし。サイズ、かけ面なども同じです

外観で違うのはランプ部。衣類スチーマーは使用できる状態になると写真のように点灯しますが、新モデルは「3倍パワフルスチーム」が使えることを示すランプが用意されました

スチームが放出されるスチームボタン(矢印部分)を約10秒長押しすると、2つのランプが点灯し、「3倍パワフルスチーム」のスタンバイが完了。このタイミングでスチームボタンを2回押すと、通常の3倍の量のスチームが約3秒間噴射されます

通常のスチームと「3倍パワフルスチーム」の違いを動画で撮影してみました(下の動画参照)。筆者の腕ではスチームをはっきりと撮ることはできなかったのですが、それでも6秒以降の「3倍パワフルスチーム」はスチーム量があきらかに違うことがわかります。

新機能「3倍パワフルスチーム」を使ってみよう!

さっそく、新モデルを使ってみましょう。最初に試したいのは、新機能の「3倍パワフルスチーム」です。たっぷりのスチームで、さらに素早くシワが伸ばせるということか!と思い込んでいたのですが、公式サイトをよく見たら、「3倍パワフルスチーム」で得られる効果は主に脱臭でした。これまでのモデルでも汗臭、タバコ臭、防虫剤臭、加齢臭などをスチーム脱臭できましたが、「3倍パワフルスチーム」はより強力に脱臭できるとのこと。そこで、タバコのニオイを付着させた服を脱臭してみました。

服を入れた袋にタバコの煙を噴き入れてもらい、封をして1時間放置。しっかりとニオイを付着させます

服を入れた袋にタバコの煙を噴き入れてもらい、封をして1時間放置。しっかりとニオイを付着させます

タバコのニオイが付着したカーディガンの右側を普通のスチームで、左側を「3倍パワフルスチーム」を使いながら脱臭します。どちらも30秒ずつ、衣類にスチームを当てました

状況を知らない価格.comマガジン編集部員にニオイを確かめてもらったところ、左側のほうがニオイがしない!という返答が。1回につき約3秒間しか「3倍パワフルスチーム」は噴射されないうえに、10秒ほど待たないと発動できないため、30秒間で2回しか使えませんでしたが「3倍パワフルスチーム」のほうが脱臭効果が得られやすいのは確かなようです

脱臭が目的でしたが、スチームを当てていただけなのに、着て出かけられるほどシワも取れてしまいました。たった1分(片側30秒×2)で、この出来なら十分ではないでしょうか(しかも付着臭も取れている!)

「3倍パワフルスチーム」は脱臭に効果的ということでしたが、いろいろ試してみると、アイロン台を使ったアイロンがけでも役立つことを発見! 普通にシワを伸ばす分には通常のスチームでキレイになりますが、ワイシャツの襟元のような分厚い部分をプレスする際、「3倍パワフルスチーム」を噴射してからアイロンがけしたところ、より素早くプレスできました。

スチームを使いながらのほうがシワは伸ばしやすいのは確か。襟元などは、よりたっぷりのスチーム量があるほうが短時間でキレイに仕上がりました

衣類スチーマー初体験者がアイロンがけにトライ!

なお、シワ伸ばしの性能は前モデルと同じ。衣類を引っ張りながらスチームを当てるだけで、シワがみるみる取れていきます(下の動画参照)。ワイシャツ1枚かけるのに3分もあれば十分。衣類の上をなでるように動かす程度の動作で素早くキレイになるラクさが衣類スチーマーの魅力です。

2013年の初号機から新モデルが出るたびに使っている筆者にとって、衣類スチーマーは多くの人が知っているものだと思っていたのですが、価格.comのスタッフの中にもその存在を知らない人がいました。その人は、自宅で普通のアイロンを使用しており、ハンディースチーマーも使ったことがないそう。ゆえに、アイロン台なしでキレイにシワが伸ばせるという話が信じられないようです。そこで、百聞は一見しかず!と、実際に使ってもらいました。

まず、驚かれたのは準備の早さ。水を入れて電源をオンにする作業はスチームアイロンと変わりませんが、約24秒で立ち上がるそのスピードに衝撃を受けたようです。

MAXまで水を入れてスイッチをオンにすると、約24秒で使用できる状態になりました(下の動画参照)。なお、水の量は半分にすると、立ち上がり時間も半分になるので、一部のシワを伸ばしたい時は少なめの水量で行えばOK

ハンガーにかけたままアイロンがけするのは初体験なので最初は遠慮ぎみでしたが、少しテンションをかけてスチームを当てるとシワが伸びやすいことに気付いてからは、どんどんスピードアップ。シワが消えていくのがおもしろいようで、アイロンをかける手が止まりません!

衣類スチーマー初体験でも、1分もかからずに前身ごろの片側のシワを取ることができました。アイロン台の必要な普通のアイロンの場合、もっと時間がかかるので、出かける前にサッとシワ伸ばしできるのは便利!と、早くも大絶賛

さらに続けて、アイロン台を使ったアイロンがけにも挑戦してもらいました。一般的にアイロンの重さがあるほうがシワが伸ばしやすいので、重量約705gのNI-FS540では強い力が必要なのではないかと疑っているようでしたが、実際にアイロンがけしてみると、軽い力しかかけていないのに通過したところのシワがキレイに!(下の動画参照)

かけ面にセラミックコートが施されているおかげか、すべり心地もバツグン。なにより、衣類スチーマーはかけ面の形状が一般的なアイロンのような三角形ではなく、前後両端が細くなった形をしているので、左右前後、自由に動かせるのが気に入ったようです

スルスル動かせるだけでなく、折り目をつけたいところはしっかりプレス可能。衣類スチーマー初体験者は、本体が軽いのに、これほどキレイにプレスできることに感動していました

まとめ

これまで衣類スチーマーは新モデルを出すたびに構造を改良するなど比較的大きく進化してきたので、これまでのモデルに比べるとNI-FS540の進化の幅は小さく、マイナーバージョンアップという感じです。新搭載された「3倍パワフルスチーム」もシワ伸ばしに効果を発揮するのかと思いきや脱臭を強力にするものだったこともあり、正直、この程度の違いであれば前モデルを選んでもいいのでは?と考えていました。しかし、実際に使ってみるとニオイの取れ具合がよく、脱臭目的でスチームを軽く当てているだけでシワもある程度取れてしまいます。このほか、アイロン台を使用したアイロンがけでも厚手の衣類に「3倍パワフルスチーム」が役立ったため、「3倍パワフルスチーム」っていいかもと心変わり。価格.com最安価格で前モデルと新モデルを比較してみると、新モデルが400円ほど高い程度なので(2018年6月11日時点)、この程度の差額であれば新モデルを選んだほうがお得ではないでしょうか。

もちろん、これまで高い評価を得ている手軽さ、アイロンがけのラクは健在。衣類スチーマー初体験者が終始感動していたことからも、普通のアイロンから乗り換えても満足できることは間違いありません。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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