レビュー

高火力で使いやすさもバツグン!価格.comで人気の象印のホットプレート「やきやき EA-KK30」は納得の実力

おしゃれなデザインの製品や減煙機能を搭載した製品など、スタンダードなサイズのホットプレートにもいろいろな種類がありますが、高い基本性能を備えた、安心して長く使える製品が欲しいなら、価格.comの「ホットプレート 人気売れ筋ランキング」で常に上位にランクインしている、象印「やきやき EA-KK30」(以下、EA-KK30)はいかがでしょうか。3種類のプレートが付属しており、「焼く」から「煮る」まで幅広い料理を楽しめる本製品を実際に使い、イイと思ったポイントを紹介します。

本体サイズは480(幅)×330(奥行)×140(高さ)mm。「深型プレート」(上写真)、「傾斜溝つき焼き肉プレート」(左下写真)、「区切り線つきたこ焼きプレート」(右下写真)という3種類のプレートが付属します

本体サイズは480(幅)×330(奥行)×140(高さ)mm。「深型プレート」(上写真)、「傾斜溝つき焼き肉プレート」(左下写真)、「区切り線つきたこ焼きプレート」(右下写真)という3種類のプレートが付属します

【ここがイイ! その1】立ち上がりが早くて高火力

「EA-KK30」は熱源に、一般的なホットプレートの多くに搭載されている電熱線ヒーターを採用しています。消費電力は1,300Wなので、高い火力が求められる焼肉などもおいしく調理できそう。もちろん、実際の火力はプレートの熱伝導性や構造などで変わりますが、最高温度の250℃に設定して加熱してみると、プレートの温度は約5分で200℃に到達しました。電気式のホットプレートとしては、立ち上がりもなかなか早いと言えるのではないでしょうか。

電熱線の熱をプレートに伝えて食材を加熱する、電熱線ヒーター式

電熱線の熱をプレートに伝えて食材を加熱する、電熱線ヒーター式

温度は140〜250℃まで調節可能

温度は140〜250℃まで調節可能

深型プレートをセットし、フタをせずに250℃で加熱。5分経たないくらで、プレートの温度は200℃に! また、サーモグラフィーカメラで見ると、熱ムラが少なく、プレート全体が均一に温まっているのがわかります(当然、プレートの中央部と端には温度差はあります)

深型プレートをセットし、フタをせずに250℃で加熱。5分経たないくらで、プレートの温度は200℃に! また、サーモグラフィーカメラで見ると、熱ムラが少なく、プレート全体が均一に温まっているのがわかります(当然、プレートの中央部と端には温度差はあります)

【ここがイイ! その2】脂を落としながら焼けて、お手入れがラクな「傾斜溝つき焼肉プレート」

ホットプレートを使った調理と言えば、やっぱり焼肉! フラットな深型プレートでもおいしく焼けますが、「傾斜溝つき焼き肉プレート」を使えば、お肉の余分な脂を落としながら焼けるのでおすすめです。一般的に、お肉の余分な脂を落としながら焼けるタイプのホットプレートの多くは複数の穴をあけた「穴あきプレート」を採用していますが、「傾斜溝つき焼き肉プレート」はプレート表面に凹凸を設けるとともに、中央部に外側に低くなる傾斜を付けた構造としたのが特徴。肉から出た余分な脂はプレートの溝に落ち、端のほうに流れていくので、焼いている肉や周囲に置いた野菜などが脂でべたつくことはありません。この構造により、平面プレートと比較して油切れが約50%アップ、周囲への油の飛び散りが約50%カットを実現したそうです。

「傾斜溝つき焼き肉プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×18(高さ)mm。プレートの中央部に溝を設け、中心から外側に下がる傾斜を付けた構造を採用しています

「傾斜溝つき焼き肉プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×18(高さ)mm。プレートの中央部に溝を設け、中心から外側に下がる傾斜を付けた構造を採用しています

お肉は傾斜の付いた部分、野菜などはフラットな部分で焼きます

お肉は傾斜の付いた部分、野菜などはフラットな部分で焼きます

お肉が焼けていくと、お肉から出た余分な脂が溝に沿って流れていきます。溝は傾斜しているだけでなく、それぞれが逆三角形の形状なので、流れがスムーズ

お肉が焼けていくと、お肉から出た余分な脂が溝に沿って流れていきます。溝は傾斜しているだけでなく、それぞれが逆三角形の形状なので、流れがスムーズ

溝から流れてきた脂はプレートの端に溜まります

溝から流れてきた脂はプレートの端に溜まります

プレート端の溝はプレートを1周する形で設けられているので、溜まった脂が早々に野菜などを焼いている平面のプレートにあふれ出ることはありませんが、お肉の種類ごとに出る脂の量は異なります。お肉を焼いている最中に、キッチンペーパーなどで脂を拭き取りながら焼肉をするのが「傾斜溝つき焼き肉プレート」のスタイル

プレート端の溝はプレートを1周する形で設けられているので、溜まった脂が早々に野菜などを焼いている平面のプレートにあふれ出ることはありませんが、お肉の種類ごとに出る脂の量は異なります。お肉を焼いている最中に、キッチンペーパーなどで脂を拭き取りながら焼肉をするのが「傾斜溝つき焼き肉プレート」のスタイル

こまめに脂を拭き取る作業が不要な穴あきプレートのほうがラクそうな気がしますが、使用後のお手入れは「傾斜溝つき焼き肉プレート」のほうがラク。穴あきプレートは穴に残る脂や汚れが気になりますが、「傾斜溝つき焼き肉プレート」は溝までスポンジだけでキレイに落とせました

こまめに脂を拭き取る作業が不要な穴あきプレートのほうがラクそうな気がしますが、使用後のお手入れは「傾斜溝つき焼き肉プレート」のほうがラク。穴あきプレートは穴に残る脂や汚れが気になりますが、「傾斜溝つき焼き肉プレート」は溝までスポンジだけでキレイに落とせました

ホットプレートで焼肉をすると、お肉から出た脂がプレート上で熱されて気化し、煙が出ます。「傾斜溝つき焼き肉プレート」の場合、中央部に比べて温度が低めのプレート端の溝にお肉から出た脂が溜まるため、普通の平面プレートで焼くよりも煙は少ない印象。しかし、プレート端の溝に溜まった脂を長時間そのままにしておくと、加熱されて煙が出やすくなるので、脂はこまめに拭き取ったほうがいいでしょう。

プレート端に溜まる脂の処理をきちんとしておけば、気になるほどの煙は出ませんでした。ホットプレートの周囲に飛び散る脂も少なく、テーブルがあまり汚れなかったのはうれしい

プレート端に溜まる脂の処理をきちんとしておけば、気になるほどの煙は出ませんでした。ホットプレートの周囲に飛び散る脂も少なく、テーブルがあまり汚れなかったのはうれしい

焼き上がったお肉は、下に溜まった脂でコーティングされることがないので、お肉本来の味が楽しめました。お肉から出た脂が野菜に染み込むこともないので、大満足!

焼き上がったお肉は、下に溜まった脂でコーティングされることがないので、お肉本来の味が楽しめました。お肉から出た脂が野菜に染み込むこともないので、大満足!

【ここがイイ! その3】めちゃくちゃ活躍してくれる「深型プレート」

「EA-KK30」には3種類のプレートが付属していますが、最も使用頻度が高いのは「深型プレート」でしょう。面がフラットなので、お好み焼きなどの焼き調理ができるだけでなく、深さが3.5cmあるので、すき焼きなどの汁気の多い料理にも対応。さらに、プレートは長さもあるので、パスタを折らずに茹でることもできます。

「深型プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×35(高さ)mm

「深型プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×35(高さ)mm

約2Lの水を入れても余裕。3L入れるとギリギリになるので、1度に茹でられるパスタは2人分くらいまででしょう。ちなみに、温度を250℃に設定したところ約10分で沸騰し、2Lの水ならば、沸騰しても吹きこぼれることはありませんでした。パスタを折らなくても入れられるのはもちろん、普通に入れるだけで全体がお湯に浸るのもいいですね

約2Lの水を入れても余裕。3L入れるとギリギリになるので、1度に茹でられるパスタは2人分くらいまででしょう。ちなみに、温度を250℃に設定したところ約10分で沸騰し、2Lの水ならば、沸騰しても吹きこぼれることはありませんでした。パスタを折らなくても入れられるのはもちろん、普通に入れるだけで全体がお湯に浸るのもいいですね

約7分間、パスタを茹でました。ほぐしながら茹でる作業も、低い位置にあるのでやりやすい印象。茹で上がったパスタは、通常なら、鍋からザルにあけて水気を切りますが、ホットプレートで作った今回はトングで引き上げます。水を少なめに茹でれば、そのまま炒めて仕上げる……なんて方法もあるようですよ(下のリンク記事参照)

約7分間、パスタを茹でました。ほぐしながら茹でる作業も、低い位置にあるのでやりやすい印象。茹で上がったパスタは、通常なら、鍋からザルにあけて水気を切りますが、ホットプレートで作った今回はトングで引き上げます。水を少なめに茹でれば、そのまま炒めて仕上げる……なんて方法もあるようですよ(下のリンク記事参照)

参考記事>パスタの“茹で”から“炒め”まで1台で! 象印「STAN.」ホットプレートで簡単料理【動画】

そして、焼き調理の仕上がりもすばらしい! ホットケーキを作ってみたところ、均一に焼けて焼き上がりがとてもよかったです。プレート表面に浅い凹凸を設けたダイヤカットディンプル仕上げなので、油なじみがよくて焦げ付きにくいらしく、実際、今回使用した限りでは食材はまったく焦げ付かず、ストレスなく楽しめました。

焼肉(複数回)、お好み焼き、すき焼き、パスタ(茹で)など、いろいろな調理をしたあとにホットケーキを焼きましたが、生地がプレートにくっつくことなくスッとひっくり返せました。そして、見てください! 焼き色にムラがなくてキレイ

焼肉(複数回)、お好み焼き、すき焼き、パスタ(茹で)など、いろいろな調理をしたあとにホットケーキを焼きましたが、生地がプレートにくっつくことなくスッとひっくり返せました。そして、見てください! 焼き色にムラがなくてキレイ

また、「深型プレート」は、アルミ基材とチタン入りフッ素の間に2層のセラミックコートを挟んだ4層構造を採用しており、丈夫で耐久性が高いのも特徴。フッ素加工されたプレートは金属ヘラの使用を禁止していることもありますが、「深型プレート」は使用できます(先端やコーナー部が鋭利な金属ヘラは使用不可)。

金属ヘラが使えるので、お好み焼きをひっくり返すのがラク。雰囲気も出ますし、金属ヘラを使えるのはうれしい!

金属ヘラが使えるので、お好み焼きをひっくり返すのがラク。雰囲気も出ますし、金属ヘラを使えるのはうれしい!

高火力なので、プレートに接して最後まで焼かれた豚肉はカリッとしておいしい! プレートに垂れたソースが焦げつくこともありませんでした

高火力なので、プレートに接して最後まで焼かれた豚肉はカリッとしておいしい! プレートに垂れたソースが焦げつくこともありませんでした

ちなみに、「EA-KK30」にはふたが付属しているので、蒸し焼き調理もできます。ふたをすると、ふたを使用しないときと比べて、プレートの表面温度は30〜40℃高くなるとのこと

ちなみに、「EA-KK30」にはふたが付属しているので、蒸し焼き調理もできます。ふたをすると、ふたを使用しないときと比べて、プレートの表面温度は30〜40℃高くなるとのこと

【ここがイイ! その4】初めてでも作りやすい「区切り線つきたこ焼きプレート」

たこ焼きプレート自体はめずらしくありませんが、「EA-KK30」に付属する「区切り線つきたこ焼きプレート」には、それぞれの穴を囲うように格子状に区切り線が付いています。たこ焼きは、プレートの穴からあふれるまで生地を流し入れ、具材を入れたあと、あふれた生地に固まってきたら、ピックや竹串などを使ってあふれた生地を格子状に切り、穴に入っている生地や具材と一緒に丸めてひっくり返すというのが基本的な作り方。区切り線が付いていることで、あふれた生地を格子状に切る作業がやりやすくなるのが利点です。

「深型プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×14(深さ)mm。直径43mmのたこ焼きを1度に30個焼けます

「深型プレート」の内寸は約408(幅)×273(奥行)×14(深さ)mm。直径43mmのたこ焼きを1度に30個焼けます

筆者は、たこ焼きを作るのは初めて。こんなに豪快に穴から生地があふれていいの? と、同じ編集部のスタッフ(経験者)に何度も聞いてしまいましたが……、これでいいようです。ドキドキ

筆者は、たこ焼きを作るのは初めて。こんなに豪快に穴から生地があふれていいの? と、同じ編集部のスタッフ(経験者)に何度も聞いてしまいましたが……、これでいいようです。ドキドキ

3分ほどで、穴の周囲にあふれた生地が固まりました。ひっくり返すタイミングなので、丸めるためにあふれた生地を竹串でカットします

3分ほどで、穴の周囲にあふれた生地が固まりました。ひっくり返すタイミングなので、丸めるためにあふれた生地を竹串でカットします

区切り線に沿って動かすだけでカットできるのは、簡単にキレイに切れるということよりも、1個ずつのスペースが明確なのでサイズにバラつきがでないのが大きなメリットだと感じました

区切り線に沿って動かすだけでカットできるのは、簡単にキレイに切れるということよりも、1個ずつのスペースが明確なのでサイズにバラつきがでないのが大きなメリットだと感じました

見てください! 筆者が初めて作ったたこ焼き。ちゃんと丸く作れて感動です。焼き加減も絶妙で、外はカリッと、中はとろ〜っとやわらか。外側のカリッとした焼き上がりは、高火力だからこそですね

見てください! 筆者が初めて作ったたこ焼き。ちゃんと丸く作れて感動です。焼き加減も絶妙で、外はカリッと、中はとろ〜っとやわらか。外側のカリッとした焼き上がりは、高火力だからこそですね

会社でたこ焼きを焼いていたら、ほかのスタッフたちも「やりたい!」と集まってきてしまい、気付けば、タコパ状態に(笑)。上手に丸められないこともありましたが、そんな失敗すら楽しかったです

会社でたこ焼きを焼いていたら、ほかのスタッフたちも「やりたい!」と集まってきてしまい、気付けば、タコパ状態に(笑)。上手に丸められないこともありましたが、そんな失敗すら楽しかったです

普通にたこ焼きを作るだけでもみんなでワイワイ楽しめますが、具材を工夫して変わり種たこ焼きにアレンジしたり、ホットケーキミックスを使ってスイーツを作ったり、ごはんを丸めて焼いたりなど、アイデア次第でたこ焼きとはまったく違う料理を楽しむことが可能。最近は、さまざまなメニューがWeb上に紹介されているので、たこ焼きプレートがあると、みんなで楽しめることが増えると思います。

筆者は、たこ焼きプレートでアヒージョを作りました。穴の直径が大きいので、ひとつの穴に複数の具材が入れられるのが気に入ったポイント。ただ、周囲に油が飛び散ってしまうので、テーブルクロスを敷くなど対策をしたほうが片付けはラクになるでしょう

筆者は、たこ焼きプレートでアヒージョを作りました。穴の直径が大きいので、ひとつの穴に複数の具材が入れられるのが気に入ったポイント。ただ、周囲に油が飛び散ってしまうので、テーブルクロスを敷くなど対策をしたほうが片付けはラクになるでしょう

【ここがイイ! その5】安全に使える構造と、きちんと洗えるお手入れ性

卓上で食材を焼きながら食事を楽しむホットプレートは、食事や会話に夢中になってしまいプレートに手が触れて火傷することもあります。そんなトラブルを軽減するため、「EA-KK30」は、プレートの外側にプレート面よりも高い「本体ガード」を配置。そのほか、プレートをセットしていない状態(電熱線がむき出しの状態)では通電しない設計を採用するなど、安全性に配慮しています。

実際、焼けた食材を取るのに夢中で本体ガードに手が当たったことも。触れたのが本体ガードだったので、火傷せずに済みました

実際、焼けた食材を取るのに夢中で本体ガードに手が当たったことも。触れたのが本体ガードだったので、火傷せずに済みました

また、焼肉のような脂が出る調理では、プレートに脂が付くだけでなく、本体ガードにも脂が飛び散るもの。その点に配慮して、本体ガードは取り外しできる構造を採用しています。丸洗いできるので、清潔に保ちやすいでしょう。

本体ガードの内側もしっかり洗えます

本体ガードの内側もしっかり洗えます

まとめ

電熱線ヒーターのホットプレートは加熱ムラが生じやすいのが課題ですが、「EA-KK30」は少ない印象。ホットケーキやお好み焼きの焼き色は均一で、仕上がりがとてもキレイでした。また、高火力である点もすばらしく、カリッと焼き上げられるのもいい。ちょっと気になる点をあげるなら、収納に関して。横置きでしか収納できないので、少々場所を取ります。とはいえ、性能面や機能面は文句なし。価格.comで人気な理由も納得できました。

プレートは重ねて収納可能。プレートが傷つかないように、やわらかい布などを挟んでおきましょう

プレートは重ねて収納可能。プレートが傷つかないように、やわらかい布などを挟んでおきましょう

なお、今回使用した「EA-KK30」は3種類のプレートが付属したタイプですが、「深型プレート」と「傾斜溝つき焼き肉プレート」の2枚のプレートが同梱される「EA-KF20」や、「深型プレート」のみの「EA-KB10」もラインアップされています。使用するスタイルに合わせてぴったりなタイプを選んでください!

有賀 瞳

有賀 瞳

大阪府生まれ、埼玉県育ち。編集プロダクション「雪か企画」に所属し、持ち前の体力で月に50本以上の記事を制作しています。休日はカフェ巡りや散歩を楽しみ、1日15km以上歩くことも。

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