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いろいろなコーヒーやティーが楽しめる! 手軽で高クオリティーなキューリグのカプセル式コーヒーマシン&ティーマシン

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筆者は仕事柄、いろいろな人から「これ、買ってよかった!」という話を聞くことが多いんですが、実際に自宅で長く使っている人が「いい!」と思った製品なら“ハズレ”はないはずです。

本連載は、愛用者に“推し家電”のいいところ、気になるところを教えてもらう企画。今回は、家電評論家イチオシのコーヒーメーカーを紹介します。

推してくれた人:神野恵美
雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

【推し家電】KEURIG(キューリグ)「KB-01」

アメリカで人気のカプセル式コーヒー&ティーマシン。普段、全自動コーヒーメーカーを使っており、2台目としてはもう少し本体サイズが小さいものが欲しかったので、2023年に登場したコンパクトな「KB-01」を選んだそうです。

「KB-01」は日本市場向けに開発されたモデル。既存モデル「BS300」と比べて本体幅が約半分になりました。本体サイズは100(幅)×320(奧行)×290(高さ)mmで、水タンクは500mL。消費電力は1,350Wです

「KB-01」は日本市場向けに開発されたモデル。既存モデル「BS300」と比べて本体幅が約半分になりました。本体サイズは100(幅)×320(奧行)×290(高さ)mmで、水タンクは500mL。消費電力は1,350Wです

【推しポイント1】ドリップ式コーヒーが手軽に味わえる

コーヒー粉が封入されたカプセルと水をセットするだけでコーヒーが淹れられ、使用後はカプセルを捨てるだけという手軽さがカプセル式コーヒーマシンの魅力です。この点はカプセル式であれば共通ですが、キューリグは圧力をかけて抽出するエスプレッソ式ではなく、圧力をかけずに抽出するドリップ式。神野さんはドリップ系のコーヒーのほうが好みなので、キューリグがぴったりだったそう。なお、カプセル式で代表的なネスプレッソやネスレはエスプレッソ式です。

カプセルをセットして、スタートボタンを押すと抽出スタート。湯量は70/140/200/240mLの4段階で選べます

カプセルをセットして、スタートボタンを押すと抽出スタート。湯量は70/140/200/240mLの4段階で選べます

電源を立ち上げてから約12秒で抽出完了。通常モードと、ゆっくり抽出することで濃いコーヒーが味わえるストロングモードが選べますが、神野さん的には通常モードはカプセルの種類によってはちょっと薄く感じることもあり、少し抽出時間は長くなってもコクがあるストロングモードで淹れているそうです

電源を立ち上げてから約12秒で抽出完了。通常モードと、ゆっくり抽出することで濃いコーヒーが味わえるストロングモードが選べますが、神野さん的には通常モードはカプセルの種類によってはちょっと薄く感じることもあり、少し抽出時間は長くなってもコクがあるストロングモードで淹れているそうです

家電評論家 神野恵美
家電評論家 神野恵美

最初は、カプセルがちょっとお高いかも〜と思っていましたが、使い始めると、質と手軽さを考えると妥当だと思うようになりました。基本、コーヒーは1日2杯までと決めているので、普段はこれで十分。ただ、夏場はアイスコーヒーの消費量が増えるため、カプセル代を考慮して全自動コーヒーメーカーをメインで使っています。それ以外のシーズンは、準備や片付けを含め、時間や手間を取られない「KB-01」がスタメンです!

【推しポイント2】コーヒー、紅茶、緑茶など豊富なカプセルをラインアップ

カプセル式コーヒーマシンの中でもドリップ式は、コーヒー以外の飲み物のカプセルが楽しめます。キューリグはエスプレッソ系やカフェインレス、アイスコーヒーを含む30種類以上のコーヒーに加え、紅茶、煎茶、ほうじ茶、抹茶入り緑茶、ジャスミン茶をラインアップ。紅茶にも複数の種類があり、お茶類も選択肢がたくさんあります。しかも、人気店やご当地カフェなど20以上のブランドとコラボしたカプセルが数多くあるのも魅力。

カプセル内に窒素を充填して密閉し、コーヒー粉や茶葉の酸化を防ぎます。カプセルのサイズは少し大きめですが、コーヒーの蒸らしや茶葉を上下に動かすジャンピングのために必要な形状だそう

カプセル内に窒素を充填して密閉し、コーヒー粉や茶葉の酸化を防ぎます。カプセルのサイズは少し大きめですが、コーヒーの蒸らしや茶葉を上下に動かすジャンピングのために必要な形状だそう

そして、いちばん重要な味については、どれもクオリティーが高いと高評価。紅茶コンサルタントをしている知り合いも、「KB-01」で作った紅茶を飲んで「このシンプルなマシンで、このクオリティーが出せるの?」と感心していたと言います。

カプセルの中をチェックしてみると、コーヒー粉と茶葉では異なるフィルターが使われていました

カプセルの中をチェックしてみると、コーヒー粉と茶葉では異なるフィルターが使われていました

家電評論家 神野恵美
家電評論家 神野恵美

同じ中煎りのコーヒーでも微妙に味わいが異なります。今日は疲れているからライトなコーヒーにしようなど、体調や一緒に楽しむ食べ物に合わせて手軽に淹れ分けられるのがいいところ。頑張っている自分に少しご褒美をあげたい……でも、カフェに行く時間はない!というときは少しお高めな銘柄をチョイス。この秋はお気に入りの紅茶銘柄「HARNEY&SONS」と、世界一のバリスタ井崎英典氏による「HIDE IZAKI」からデカフェのカプセルが登場し、愛飲しています。

【使っていて気になったことはある?】

特に不満はない、とのこと。ただ、「KB-01」は本体サイズをコンパクトにするため、コーヒーやお茶を抽出する際に選べる湯量が、既存モデルの無段階に対し4段階になるなど一部機能が減っています。お湯を抽出する給湯機能も非搭載。湯量調整や給湯機能を使いたい人は、既存モデル「BS300」を選ぶといいでしょう。

「BS300N」の本体サイズは180(幅)×318(奧行)×300(高さ)mmで、タンク容量は1,500mL。公式オンラインストア価格は19,800円(税込)

「BS300N」の本体サイズは180(幅)×318(奧行)×300(高さ)mmで、タンク容量は1,500mL。公式オンラインストア価格は19,800円(税込)

【まとめ】推しコメント

家電評論家 神野恵美
家電評論家 神野恵美

正直、コーヒーメーカー自体にすごい機能が搭載されているわけではありませんが、インスタントよりもお手軽で、それでいてクオリティーが高い。いろいろな種類のカプセルがあり、いずれも質が高いので、おいしさにも満足できるでしょう。ドリップ式のカプセル式コーヒーマシンを探しているなら、「KB-01」はいい選択肢だと思います。

「KB-01」はブラック、ホワイト、ベージュの3色展開。公式オンラインストア価格は15,400円(税込)

「KB-01」はブラック、ホワイト、ベージュの3色展開。公式オンラインストア価格は15,400円(税込)

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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