レビュー

使い続けられる美顔スチーマー見つけました! 小さくてシンプルな「ナノケア EH-SA3D」

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日々、さまざまな生活家電をウォッチしている筆者が見つけた、気になる製品の「おっ!」と思ったポイントを紹介。

今回は、小型で機能がシンプルなフェイススチーマー「ナノケア EH-SA3D」を取り上げます。

パナソニック「スチーマー ナノケア EH-SA3D」

【注目ポイント】小さい! シンプル! だから使い続けられる

現在、「スチーマー ナノケア」には3つのモデルがラインアップされています。そのなかで、「EH-SA3D」は最も機能がシンプルでコンパクト。でも、だからイイんです。

「EH-SA3D」はほかの2機種と比べて本体幅が6〜7cm小さく、奥行きも5cmほどスリム。逆に、高さは「EH-SA70」と比べると2cmほど低いですが、最上位モデル「EH-SA0B」とは5mmしか違いません。でも、明らかに小さい!

「EH-SA3D」はほかの2機種と比べて本体幅が6〜7cm小さく、奥行きも5cmほどスリム。逆に、高さは「EH-SA70」と比べると2cmほど低いですが、最上位モデル「EH-SA0B」とは5mmしか違いません。でも、明らかに小さい!

本体サイズは104(幅)×148(奥行)×163(高さ)mmで、重量は約700g(電源コードは約70g)。最上位モデル「EH-SA0B」が約1.9kg、「EH-SA70」が約1.6kgなので、半分以下の重さです

本体サイズは104(幅)×148(奥行)×163(高さ)mmで、重量は約700g(電源コードは約70g)。最上位モデル「EH-SA0B」が約1.9kg、「EH-SA70」が約1.6kgなので、半分以下の重さです

また、本製品はコンパクトだから場所を取らないうえ、軽量なので持ち運びも苦労しません。スチーマーは使用後に毎回、給水タンクの残り水を捨てるだけでなく、本体内に残った水を捨てる必要があります。本体サイズが小さくて軽いから、使用後の水捨てが圧倒的に楽!

給水タンクを取り外した後、本体を逆さまにして内部に残った水を捨てる必要があります。さらに、本体底面にあるスイッチを押しながらでないと排水できない仕様なので、小さくて軽いのはメリットでしかない!

給水タンクを取り外した後、本体を逆さまにして内部に残った水を捨てる必要があります。さらに、本体底面にあるスイッチを押しながらでないと排水できない仕様なので、小さくて軽いのはメリットでしかない!

最上位モデル「EH-SA0B」には「温スチーム」「冷ミスト」「化粧水ミスト」を使った3つのコースと2つのミストモードが用意されており、「EH-SA70」にはアロマと明かりでリラックスタイムを演出する機能が搭載されています。いっぽう、「EH-SA3D」で使えるのは「温スチーム」のみ。ですが、その分、コースを選択したり、コースに合わせてパーツを交換したりする必要がありません

操作部にはON/OFFのスイッチがあるのみ。水を入れた給水タンクをセットし、電源コードをコンセントに挿し込んだらスイッチを「ON」にするだけでスチームが出ます

操作部にはON/OFFのスイッチがあるのみ。水を入れた給水タンクをセットし、電源コードをコンセントに挿し込んだらスイッチを「ON」にするだけでスチームが出ます

筆者は、肌の乾燥やくすみ、毛穴の目立ちなどが気になり、自宅でスチーマーを使ってケアしようと何度かトライしたことがあります。潤い感や滑らかさなど肌の変化を実感できたので効果はあると思うのですが、どうしても続けられない……。運転時間は10分ちょっとなので始めてしまえば何でもないものの、準備や片付けのちょっとした手間が面倒に感じて段々と使わなくなっていきます。「EH-SA3D」は、そうした手間に感じる部分が圧倒的に少ない。だからこそ、続けやすいのです。

コンパクトだけどスチームはたっぷり!

「EH-SA3D」のスチームが出る吹出口は1つで、スチーム発生量は約6mL/分。ほかの2機種は2口あり、「EH-SA3D」の2倍のスチーム量が出ます。上位モデルと比べるとスチーム量は少ないですが、顔全体に当たりますし、不足は感じませんでした(下の動画参照)。

最上位モデルのように吹出口の角度を変える機構はないため、スチームが顔に当たるように自分自身やスチーマーを動かして調整します。ベストポジションを見つければ次回以降は同じ場所で使えばいいので、手間ではないでしょう

最上位モデルのように吹出口の角度を変える機構はないため、スチームが顔に当たるように自分自身やスチーマーを動かして調整します。ベストポジションを見つければ次回以降は同じ場所で使えばいいので、手間ではないでしょう

温スチームの粒子の大きさは、上位モデルと同様にナノサイズ。角層まで浸透し、肌の角質水分量を高めてくれます。使い続けることで、潤い感とハリ感が高まり、毛穴も目立ちにくくなるそう。

潤いなどの効果が得られるだけでなく、約40度のスチームを浴びていると気持ちが和らぎます。肌をケアしながらほっこりできるのもスチーマーのいいところでしょう。

スチームが出る時間は給水タンクに入れる水の量で調整できます。満水まで入れると約12分スチームが出ますが、今日は疲れているから軽く済ませたいと思ったら水の量を少なめにすればOK。感覚的に調整できるのが、個人的には気楽に使えるポイントのひとつでした

スチームが出る時間は給水タンクに入れる水の量で調整できます。満水まで入れると約12分スチームが出ますが、今日は疲れているから軽く済ませたいと思ったら水の量を少なめにすればOK。感覚的に調整できるのが、個人的には気楽に使えるポイントのひとつでした

【まとめ】

効果で言えば、温スチームで肌表面をゆるめ、角層まで潤いを浸透させた後、冷ミストで引き締める“温冷ケア”ができる最上位モデルがいちばんよさそう。普段使っている化粧水を微細ミスト化して噴出するコースは、手で塗布するよりもしっかり浸透するので、それも魅力的です。始める前は気合いが入っていますし、機能や効果を知ると、せっかく買うならいいやつにしよう! となりますが、肌ケアは続けることが重要。上述のグラフのとおり、続けることで効果が表れます。

そうしたことを考慮すると、普段から肌ケアにあまり時間をかけていない人や、筆者のような面倒くさがり屋は機能がシンプルな「EH-SA3D」を選んだほうがいいかもしれません。運転コースは「温スチーム」の1つのみで、スチーム量も上位モデルの半分ですが、それでも翌日の化粧ノリがよくなりましたし、数日間の使用で肌のざらつきが減り、滑らかになった感じがしました。

「スチーマー ナノケア」3モデルの価格は、温冷・化粧水ミストタイプ「EH-SA0B」が40,399円(税込)、アロマ・あかりタイプ「EH-SA70」が31,800円(税込)、コンパクトタイプ「EH-SA3D」が19,090円(税込)と、結構差があります(2025年4月11日時点の価格.com最安価格)。

価格.comでなら「EH-SA3D」は2万円以下で購入可能!(2025年4月11日時点の価格.com最安価格)

価格.comでなら「EH-SA3D」は2万円以下で購入可能!(2025年4月11日時点の価格.com最安価格)

美容意識が高く、マメにケアできる人は最上位モデル「EH-SA0B」を選んだほうが満足できると思います。使いたい機能があるからという理由で、最上位モデルを選ぶのもいいでしょう。ただ、使い続けられないともったいないので、準備や使用後の作業なども含め、“継続できること”を第一に考えて、自分に合うものを選びましょう。

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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