最新「ヘルシーシェフ」登場!“加熱ムラ”解消のカギは日立独自の「Wスキャン」

業界初! 重さと温度をWセンシングするオーブン「MRO-RY3000」とは?

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日立アプライアンスから、過熱水蒸気オーブンレンジの新モデル「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」が発売となる(7月中旬予定)。

同社の調査によれば、どの価格帯のオーブンレンジでも、ユーザーがよく利用する機能は「あたため」と「解凍」なのだという。しかしそのいっぽうで、不満点を調査したところ、「解凍ムラ」と「レンジのあたためムラ」がトップ2であることもわかったというのだ。しかもこの不満点は、ユーザーの期待値の高さもあってだろう、高価格帯モデルほどよく聞かれるものなのだという。そこで、こういったユーザーの不満を解消すべく開発されたのが、今回発売される「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」。これまでの重量センサーに加え、2種類の温度センサーによる「Wスキャン」システムで、「あたため」「解凍」時の“加熱ムラ”を徹底的に解消できるようになっているという。

はたして「Wスキャン」システムとは、どのようなものなのだろうか? 先の発表会でその仕組みをくわしくチェックしてきたので、紹介しよう。

「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」。本体サイズは、500(幅)×449(奥行き)×390(高さ)mm。庫内容量33L。カラーは「メタリックレッド」「シルバー」の全2色

日立の調査では、オーブンレンジの“よく使う機能”と“不満点”がほぼイコールになっているという驚きの結果が

重さと温度をはかる! 業界初の「Wスキャン」システムとは?

「ヘルシーシェフ MRO-RY3000」の最大の進化ポイントは、食材の重さを計る3か所の「トリプル重量スキャナー」に加え、食材の表面温度を計る「センター赤外線スキャナー」が新搭載されたこと。この2種類のセンサーによる要素をもとに加熱時間が適温になるように制御され、“加熱ムラ”を抑えてくれるというものだ。なお、このように異なる2種のセンサーによるコントロールシステムをもつ過熱水蒸気オーブンレンジは、業界初だという(国内30L以上の家庭用電子レンジとして、同社調べ)。

オーブンレンジ底面にある3個の「重量スキャナー」で、食材(容器を含む)の重さを計測

オーブンレンジ底面にある3個の「重量スキャナー」で、食材(容器を含む)の重さを計測

加えて、庫内天面奥の「センター赤外線スキャナー」で食材表面の温度を測定

加えて、庫内天面奥の「センター赤外線スキャナー」で食材表面の温度を測定

「センター赤外線スキャナー」は8眼になっており、それが15段階にスイングして計測。測定範囲を120分割し、バランスよくはかってくれる

2種類のセンサーによる「Wスキャン」システムのイメージ。赤外線スキャナーが、側面ではなくセンター奥にあるので、庫内左右をバランスよく計測できる

側面に赤外線センサーを搭載するモデルもほかにあるが、側面からだと容器に入った液体の表面を検知しにくいのだという

この「Wスキャン」システムにより、加熱ムラによる失敗が起きやすい「解凍」や「あたため」も“レンジ任せ”で食材の特性に合わせた最適な状態に仕上げてくれるという。会場では、その実力をアピールすべく、これまで失敗が多かったであろう「肉の解凍(煮えてしまった、内部は凍ったまま)」と「飲み物・食べ物のあたため(加熱しすぎ、加熱が足りない)」について、実証実験が行われた。その結果を見ていただければ、「Wスキャン」システムの精度の具合を確認できるだろうと思う。

ぬるかん

“いい塩梅”にするのが難しい「ぬる燗」も、お酒を入れた徳利を入れてメニューを選択するだけ

“いい塩梅”にするのが難しい「ぬる燗」も、お酒を入れた徳利を入れてメニューを選択するだけ

なお、徳利のように液面を直接スキャンできない仕様の場合は、自動で重量のみに基いた加熱制御が行われるよう切り替わる

あたため後、温度を測定。ちゃんと「ぬる燗」=45℃に! 

ひき肉の解凍

煮えてしまったり、中がまだ凍っていたり、変色してしまったり……と、失敗が多い“肉の解凍”で実験

煮えてしまったり、中がまだ凍っていたり、変色してしまったり……と、失敗が多い“肉の解凍”で実験

冷凍食材の解凍は、冷凍庫からすぐ出した場合でも、しばらく経っている状態でも

冷凍食材の解凍は、冷凍庫からすぐ出した場合でも、しばらく経っている状態でも

「ひき肉/牛豚ブロック肉/から揚げ用鶏肉、刺身」など14種の解凍メニューから選んでいくだけでOK

「ひき肉/牛豚ブロック肉/から揚げ用鶏肉、刺身」など14種の解凍メニューから選んでいくだけでOK

ひき肉の解凍もこのとおり! 変色もなく、生肉のまま。手でほぐすとホロホロと崩れる程度の調理しやすい状態

ありそうでなかった「広くて白くて明るい庫内」は、使い勝手バツグン

使い勝手の面でも、大きく進化している。中でも特徴的なのは“庫内全体が白くて明るい”という点。庫内の左右壁面には白色のシリコン塗装が施され、付いた汚れが落としやすくなっているほか、庫内のLEDライトも従来モデル(MRO-NY3000)の約8倍の明るさのものを搭載。さらに、扉窓の面積は従来モデルより約23%大きくなっているという。同社では、「調理中のようすも見やすい。また、調理後の手入れのしやすさを考え、とにかく“明るい庫内”にこだわった」とアピール。なお、新開発のファンユニットにより、熱源部の高さを18mm薄型化。33Lの庫内容量はそのままに、高さ390mmというコンパクトさを実現している。

これまで、汚れが目立つからとダークな色が採用されていたが、発想の転換。汚れを目立たせて放置しない。さらに、付いた汚れが落としやすいシリコン塗装なので、清潔を保ちやすいというわけだ

庫内のLEDライトは、照度が13ルクスから105ルクスにアップしている。白い壁に反射し、かなり明るく感じる。ちなみに、トレイも白色を採用

扉窓の面積は、従来モデル(MRO-NY3000)より約23%拡大

扉窓の面積は、従来モデル(MRO-NY3000)より約23%拡大

小型化された新開発の冷却ファンユニット

小型化された新開発の冷却ファンユニット

33Lの庫内容量はそのままに、従来モデルより高さが約1.8cm低くなっている

33Lの庫内容量はそのままに、従来モデルより高さが約1.8cm低くなっている

「スチームグリル」メニューでヘルシー調理

「へルシー調理」メニューが豊富なのも本製品の魅力。マイクロ波で発熱する同社独自の「グリル皿」と、蒸気を閉じ込める「スチームふた」により、スチームグリル調理も可能。過熱水蒸気・オーブン・スチーム・レンジを組み合わせた、“ヘルシーな炒め物”や、火加減の難しい焼き蒸し調理、ビタミンCを守る調理など、96のオートメニューが搭載されている。

レンジ加熱で「グリル皿」自体を発熱させ、大量のスチームを「スチームふた」で閉じ込め、鉄板の温度低下を抑えて蒸すため、油を使わなくても食材の中までしっかり熱をとおすことが可能

グリル皿

グリル皿

ちなみに、「ゴーヤーチャンプルー」では、フライパン調理だと“油大さじ1=約111kcal”がプラスになる

ちなみに、「ゴーヤーチャンプルー」では、フライパン調理だと“油大さじ1=約111kcal”がプラスになる

なお、「Wスキャン」システムや“白くて明るい庫内”を採用するモデルとして、「MRO-RY3000」と同時に、スチームグリル機能が省略された下位モデル「MRO-RV2000」と、ベーカリー機能が搭載された最上位モデル「MRO-RBK5000」も発表されている。

ベーカリー機能が搭載された最上位モデル「MRO-RBK5000」

ベーカリー機能が搭載された最上位モデル「MRO-RBK5000」

高温の熱風オーブンで焼くため、材料を専用ケースをセットし「スタート」をタッチしたら、“練り”から“焼き”まで、食パン1斤がオートで約90分という速さでできあがる

イーストも具材(チーズ、チョコレートは手動)も自動投入に対応

イーストも具材(チーズ、チョコレートは手動)も自動投入に対応

高橋美幸(編集部)

高橋美幸(編集部)

家電製品アドバイザー。家電製品を中心にレポート・レビュー記事を担当。趣味は、バイクとカメラと作業中の家電の働き具合を監視すること。特に洗濯機。

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2017.10.20 更新
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