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湿度にこだわった野菜室で野菜も新鮮保存なパナソニックの冷蔵庫

肉も魚も作り置きのおかずもパーシャル保存なら1週間経ってもおいしいまま!

先に紹介したエアコンのセミナーでは冷蔵庫のレクチャーも行われたので、その模様もお届けします! パナソニックの冷蔵庫の大きな魅力の1つは、「微凍結パーシャル」。微凍結パーシャルはマイナス温度ながらもカチカチに凍らせない保存方法で、冷蔵やチルドよりも長期間保存できるうえに冷凍よりもおいしさを保持しやすいのが特徴です。新モデルではパーシャル保存できる食材が広がったほか、野菜室性能も大きく向上しました。今回は、鮮度保存の結果を見ることができた「WPVタイプ」「XPVタイプ」の注目ポイントを中心に紹介。

「WPVタイプ」は2機種、「XPVタイプ」は5機種がラインアップされており、9月中旬から順次発売予定

「WPVタイプ」は2機種、「XPVタイプ」は5機種がラインアップされており、2016年9月中旬から順次発売予定

「微凍結パーシャル」ってなんだ?

新モデルの進化点をお伝えする前に「微凍結パーシャル」のおさらいをしておきましょう。一般的な冷蔵庫には約3〜6℃の冷蔵室、約0〜2℃のチルド室、約−20〜―18℃の冷凍室といった温度帯の違う部屋が用意されています。長く保存したいものは低温の部屋に入れるのが常識なので、すぐ使わない生鮮食材は“とりあえず冷凍室”に入れがち。しかし、カチカチに凍らしてしまうと食品の細胞が壊れてしまい、解凍した時にドリップが出て味や食感が落ちてしまいます。そんな“おいしくない”状態を防ぐために搭載されたのが「微凍結パーシャル」。チルド室の設定を微凍結パーシャルに切り替えると、室温が約−3〜―1℃になります。肉や魚が凍り始めるギリギリの温度で冷却することにより、解凍いらず&食品の細胞を傷めない=おいしい保存を実現。さらに、食品の表面から微凍結させていくので食品の酸化が防げます。たとえばイワシの場合、冷蔵室よりも4日長い約1週間も保存可能。まさに、“冷蔵と冷凍のいいところどり”をした保存方法ということですね。

冷蔵室の一番下にあるチルド室で微凍結パーシャル保存ができます

冷蔵室の一番下にあるチルド室で微凍結パーシャル保存ができます

庫内のスイッチで、チルド保存にするかパーシャル保存にするかを切り替えて使用

庫内のスイッチで、チルド保存にするかパーシャル保存にするかを切り替えて使用

微凍結パーシャルがONになると、チルド室の天井からシャワーのように冷気が出てきます(下の動画参照)。上から降り注ぐように冷気を放出することで、チルド室のどこに入れてもムラなく冷やせるようにしているそう。また、約―3℃を常にキープできるように温度センサーも搭載。

パーシャル保存したトマトを試食してみました。ほんのりシャリシャリ感が残りながらも、果肉の弾力もしっかり! 甘みやジューシーさもたっぷりです。冷凍のように凍らないので、冷蔵庫から取り出してすぐに楊枝などを刺すことも可能

パーシャルとチルドで保存した牛肉を比べてみましょう。チルド保存の牛肉は変色しており、ちょっと食べる気になれませんよね

牛肉同様に保存したイワシを見てみると、チルド保存のほうは黄色く油焼けしているだけでなく、ドリップが激しい!

牛肉同様に保存したイワシを見てみると、チルド保存のほうは黄色く油焼けしているだけでなく、ドリップが激しい!

そんな便利な微凍結パーシャルの冷却スピードが、新モデルではアップしました。そのヒミツは2つ。1つは、上からのシャワー冷却だけでなく、下からも冷やすことができるアルミ冷却プレートを装備したこと。そして、もう1つは高効率コンプレッサーと高断熱のキャビネットの採用です。冷却能力が高くなり、急速に効率よく食品を冷やすことができるようなったことで、これまでは主に生鮮食材のための保存方法でしたが、本モデルから作り置きのおかず(常備菜)も1週間保存できるように進化。週末に料理しておき、平日はサッと温めて食べることができますね。

チルド室底に敷かれているのがアルミ冷却プレート。上下から食品を素早く冷やします

チルド室底に敷かれているのがアルミ冷却プレート。上下から食品を素早く冷やします

パーシャル保存した肉じゃがはカチカチに凍っていないので、ちょっと温めてすぐ食べられます。きんぴらごぼうやひじきの煮物など、熱々にしなくていいものならテーブルに出しておくだけでよさそう

1週間経っても新鮮! 湿度コントロール上手な野菜室

ここまで紹介した微凍結パーシャルもですが、まとめ買いしても“最後までおいしく”を目指した保存が冷蔵庫の課題となっています。パナソニックが次に着手したのは、野菜室の改良。野菜室に入れた野菜は呼吸をしており、自ら水分を出しているため、室内の湿度が過多になると水腐れしてしまい、逆に湿度過小では野菜が乾燥してしまうそう。つまり、適切な湿度管理が重要なのです。そこで、野菜室の上段と下段に湿度を調整する「モイスチャーコントロールフィルター」を搭載し、さらに上段には密閉度を高める機構を採用。これにより、1週間保存したあとでもみずみずしく鮮度たっぷりな野菜が食せるようになりました。

前モデルでは下段にしかなかったモイスチャーコントロールフィルターを上段にも搭載。モイスチャーコントロールフィルターは、野菜室が低湿時には湿気を逃がさず、高湿時には余分な湿気を外に放出して結露を抑制してくれます

上段の野菜室には収納した時にうるおいを逃がさないシャッターを装備

上段の野菜室には収納した時にうるおいを逃がさないシャッターを装備

モイスチャーコントロールフィルターなどのない2009年度モデル「NR-F601XV」で1週間保存した野菜は、水分がずいぶん抜けてシナシナに。ニンジンは一部が変色しています

新モデルで同期間保存した野菜は、買ってきた時のように艶々で、見るからに鮮度がよさそうなのがわかります

新モデルで同期間保存した野菜は、買ってきた時のように艶々で、見るからに鮮度がよさそうなのがわかります

湿度コントロールが不十分だった2009年度モデルのほうは、しめじも水分が抜けて小さくなってしましました

湿度コントロールが不十分だった2009年度モデルのほうは、しめじも水分が抜けて小さくなってしましました

しおれやすい葉野菜も、新モデルで保存すると1週間経ってもピンとしています

また、庫内に放出されるナノイにも野菜の鮮度を守る効果があるそう。冷気による障害を抑制するほか、栄養素(ポリフェノールやビタミンA)がアップ!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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