レビュー
ひとり分を気軽にグツグツ、ジュージュー!

食器感覚で使える「ポットデュオフェット」でひとりごはんが楽しくなる

鍋料理や鉄板焼きのよいところは、(1)熱々のおいしさ、(2)複数人で囲む楽しさ、だと思っている。(2)は、ひとり暮らしをしている人にとってやっかいなのだが、たとえひとりだろうと、鍋や焼肉が食べたい気分になる日もある。そんな欲求を満たしてくれるのが、ひとり分の鍋料理や鉄板焼きが簡単に行えるレコルト「ポット デュオ フェット RPD-3」だ。実際に使用して感じた魅力をお伝えしたい。

「ひとり鍋」や「ひとり焼肉」にぴったりの少人数用調理器

「ひとり鍋」や「ひとり焼肉」にぴったりの少人数用調理器

「ポット デュオ フェット」は、ベースとなる本体(ヒーター部)にセラミックボウルやグリルプレートなどの付属パーツを乗せ替えることで、煮物、焼き物、揚げ物、蒸し物といった多様な調理ができる調理器具。1〜2人にちょうどいいコンパクトなサイズで、食卓のアクセントになりそうなおしゃれなデザインも特徴的だ。

セラミックボウルをセットした時のサイズは約 240(幅) × 220(奥行) ×175(高さ)cm、重量は1.6kg。消費電力は650Wとなる

火力は保温、1(弱火)、2(中火)、3(強火)の4段階で調節可能。サーモスタット機能も搭載されているので安心だ。加熱中は操作部が点灯する(写真右)

加熱時は写真の銀色のプレート部分が発熱する。プレートには細かい溝があり、汚れが入ってしまうと取りにくいため、なるべく汚さないように使用したい

製品には、煮炊き揚げ用のセラミックボウル(上)、焼き調理用のグリルプレート(左下)、揚げもの用のカバー(下中央)、蒸し料理用アミ(右下)が同梱される

コンセントは約1mと短め。卓上での調理を想定した製品なので、もう少し長くしてほしいところ。また、コードは本体から外すことができないため、引っかけには注意しよう

専用レシピブックも付属。ステーキやアクアパッツァなど、熱々がおいしいメニューが30種類紹介されている。美しい写真も盛り付けの参考になる

1台で煮る、焼く、揚げる、蒸す、炊くの5役

実際に「ポット デュオ フェット」で、煮る、焼く、揚げる、蒸すの調理を行い、使い勝手をチェックしてみた。製品はコンパクトで持ち運びやすく、コンセントにつなぐだけで使用できるため、準備も楽だ。

ひとり鍋

鍋料理は材料を切って好きな出汁で煮るだけなので、実はひとり暮らしにこそうってつけなメニュー。ひとりでも気軽に食べられるのは非常にうれしい。出汁が沸騰するまでは温度は「3」に、沸騰後は「1」に切り替えて使用した。

セラミックボウルの容量は1.2L

セラミックボウルの容量は1.2L

今回はキムチ鍋をすることに。ひとり分の出汁(約300ml)は3分もかからずに沸騰した

今回はキムチ鍋をすることに。ひとり分の出汁(約300ml)は3分もかからずに沸騰した

具材を入れると、“グツグツ”という音と香り、湯気が食欲を刺激する。煮え具合も問題ない。温度が上がり過ぎないよう制御されているので、火力をあまり気にすることなく食事を楽しめた

セラミックボウルは調理中、取っ手部分までかなり熱くなる。触れないように注意

セラミックボウルは調理中、取っ手部分までかなり熱くなる。触れないように注意

セラミックボウルは、荒熱をとればフタをして冷蔵庫に入れることができる。材料を用意しすぎて翌日に持ち越しても問題ない

翌日、鍋の残りにうどんを入れて食べるのがまたおいしい。うどん玉ひとつがちょうどよく調理できるサイズ

翌日、鍋の残りにうどんを入れて食べるのがまたおいしい。うどん玉ひとつがちょうどよく調理できるサイズ

ひとり焼肉

焼き肉にはしっかり焼き色がついた香ばしさを求めるため、火力が重要だ。設定温度は「3」にして、焼き加減をチェックした。

熱伝導性にすぐれたグリルプレート。焦げ付きを防ぐフッ素樹脂コーティングされている

熱伝導性にすぐれたグリルプレート。焦げ付きを防ぐフッ素樹脂コーティングされている

肉と野菜を用意。プレートが小さいので、野菜はあまりスペースをとらずに焼けるものをチョイスした

肉と野菜を用意。プレートが小さいので、野菜はあまりスペースをとらずに焼けるものをチョイスした

グリルプレートも、かなり熱くなる部分がむき出し。扱いには気をつけよう

グリルプレートも、かなり熱くなる部分がむき出し。扱いには気をつけよう

肉を乗せると、“ジューッ”といい音。そして、いい焼き色! 焦げ付く気配はまったくなく、まぎれもない焼肉が楽しめる

グリルプレートには溝がないので、肉から出た油はこまめにふき取ったほうがヘルシーだろう。オプションパーツとして、溝のほどこされたステーキプレート(1,500円)も販売されている

魚も焼いてみた。切り身の魚ひと切れと野菜でちょうどよいサイズ

魚も焼いてみた。切り身の魚ひと切れと野菜でちょうどよいサイズ

肉に比べて油の少ないサーモンも、まったく焦げ付かない

肉に比べて油の少ないサーモンも、まったく焦げ付かない

調理後のプレートは、スポンジでささっと洗うだけできれいになる。凹凸も少ないので手入れが楽だ

調理後のプレートは、スポンジでささっと洗うだけできれいになる。凹凸も少ないので手入れが楽だ

ちなみに、鍋と焼肉は女性2人でもやってみたところ、2人とも空腹だったせいか、鍋の上の食材がすぐになくなってしまい、ややせわしない食卓となった。2人以上で使用する場合は、メインディッシュではなくサイドメニューの調理用にしたほうがゆっくり食べられそうだ。

冷凍のフライドポテト

揚げ物も試してみたかったので、冷凍のフライドポテトを揚げてみた。揚げ油は最大量(600ml)使用したせいもあるかもしれないが、油の温度が上がるのに5分以上かかった。また、冷凍のフライドポテトは一気に鍋いっぱいの量を投入するため、油の温度が下がってしまったのか、揚がるのに10分ほどかかってしまった。「ポット デュオ フェット」での揚げ物は、串揚げなど少量ずつ投入するものが向いているようだ。今回は、完全に筆者のチョイスミスだ。

揚げ物をする場合は、専用カバーをかぶせて油はねを抑える

揚げ物をする場合は、専用カバーをかぶせて油はねを抑える

フライドポテトは大きな鍋で揚げる時よりも多少時間がかかったが、外はさくさく、中は熱々のほくほくに揚がった

食器感覚での普段使いも◎

「ポット デュオ フェット」は、鍋や焼肉だけでなく、普段ならキッチンで調理しているものをテーブル上で作って、直接食べるという“調理器兼食器”という使い方ができるのもいい。今回調理した蒸し野菜や餃子、インスタントラーメンは、いつもの倍はおいしく感じられた。洗い物が少なく済むのもうれしい。

蒸し調理の準備は、セラミックボウルに水を張って蒸し調理用網を乗せるだけ

蒸し調理の準備は、セラミックボウルに水を張って蒸し調理用網を乗せるだけ

冷蔵庫にあまっている野菜を蒸すだけで、立派なひと品に。電子レンジで蒸すよりも野菜がふっくらほくほくでおいしい!

忙しい日の味方、冷凍餃子もこれで焼いて直接食べれば立派な“鉄板餃子”に。中心に比べてまわりの火力がやや弱いが、じっくり焼けば問題ない

インスタントラーメンも鍋焼きラーメン風に。スープが冷めないのが◎。ただし器に口をつけてスープを飲むことはできないので注意

まとめ

「ポット デュオ フェット」があれば、材料を切るだけでごちそうができあがる。そばで“グツグツ”“ジュージュー”という音がするのは食欲を刺激してくれるだけでなく、熱々なら多少調理が手抜きでも、普段以上においしく感じられるのだ。

もともとは、週末に鍋や焼肉をゆっくり食べられるようにと「ポット デュオ フェット」を使い始めたが、食器感覚で使える勝手のよさに、気がつけば最近はフライパンよりも「ポット デュオ フェット」で調理をすることが多いほど愛用している。もはや手放せない存在だ。卓上での調理、特に焼き物や揚げ物ではそれなりにテーブルに油が飛ぶが、その片付けでさえ、個人的には調理後のガスコンロの手入れより楽だと感じている。

少し気になるのが、電源コードの短さと、コードの接続部がマグネット式になっていないなど、足などを引っ掛けてしまうことを想定した仕様になっていないこと。加えて、プレートや鍋は調理中にかなり熱くなるため、そのあたりの扱いには注意が必要だろう。また、これは「ポット デュオ フェット」に限ったことではないが、ひとり暮らしの狭い部屋で鍋や焼肉をすると、翌日まで室内にニオイが残るので、換気には気をつけたい。

「ポット デュオ フェット」は現在、価格.com上での価格情報はないものの、9,000円弱で手に入れられるようだ。来年からひとり暮らしを始める予定の人にプレゼントしてもよろこばれそうだ。

収納は全部重ねられるのですっきり。製品はデザイン性が高いので、スペースがあるなら出しっぱなしでもいい気がする

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大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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