ジメジメと蒸し暑かった夏が終わると、乾燥した空気が気になる季節がやってきます。喉が弱い人は、空気の乾燥から風邪をひきやすくなることもあるので、喉のケアが大切。私も喉が弱いので、空気が乾燥する季節はマスクが必須。さらに、のど飴を持ち歩いたり、帰宅後によくうがいをしたりと対策をしています。それでも、外出中は喉が乾燥して、喉の奥がイガイガしたり、ひどくなるとせき込んだりすることも。
そんなこれからの季節に、手軽に喉をケアできる商品を見つけました。パナソニックの「ポケット吸入器」です。見た目はこんな感じ。
簡単にいうと、ミストを出して、喉を洗浄・うるおしてくれるアイテムです。一番の特徴は、コンパクトなサイズ。吸入器といえば、家で電源を入れて使うものが多いのですが、これは「ポケット吸入器」というだけあって、高さ88×幅55×奥行き34mmと、手のひらに収まる大きさ。男性ならジャケットのポケットにも入りそう。女性はバッグに入れて携帯できるサイズです。
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手のひらサイズで持ち運びできます |
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スマホの画面と比較するとこんな感じ |
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微妙にズレてますが、高さ88mm、厚み34mmです |
フタを取ると、ミストの噴き出し口があります。
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フタ付きなので、衛生面も安心 |
では、実際に使ってみましょう。まずは、本体横にある小さなタンクを取りはずして、水を入れます。
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ラインまで水を入れます |
水道水でも、ミネラルウォーターでもいいと思いますが、薬剤は使用不可とのことです。タンクには12mlの水が入り、約3分間使用できます。水の入れっぱなしはNGで、毎日、新しい水に入れ替えるようにとの注意書きがあります。ちなみに電池は別売りで、単4形乾電池を2本使用します。
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コンセントがいらないので、どこでも使えるのがいいですね |
電池をセットしたら、本体中央部にあるスイッチをONにします。「ブイーン」というモーターの音がし、噴き出し口からミストが出てきます。
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操作は簡単。ボタンを押すだけで、スイッチONになります |
このミストは、約40μmという微細なもので、やさしく喉に届いてくれます。ミストを吸い込む感じで呼吸をすると、喉がだんだんと潤ってくるのが実感できます。このミストが「咽頭から気道付近まで届いて、加湿、洗浄することにより、喉の不快感を改善する」とのことですが、確かに、ソフトタッチのミストが喉に当たる感じが心地いいです。うがいでは得られない気持ちよさ。ちなみに、一般的な家庭用吸入器は水を加熱してスチーム状にしますが、このミストは水の温度のままです。
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口の前に持っていき、スイッチを押すだけ |
この商品の利点は、なんといってもコンパクトなので、携帯できること。使い方も簡単で、タンクが空になったら、外出先でも手軽に補水できます。外出先や仕事中に使うのもオススメですが、私は旅行先に携帯して、飛行機の中の乾燥対策に使いたいと思います。価格も手頃で、かなりオススメの商品。喉のイガイガが気になるかたは、ぜひ一度お試しください。
(回遊舎/村越克子)