おひとりさまが気軽にポチれるモデル

1万円以下のコーヒーメーカーっておいしいの? 超コンパクトな2Way式「ACV-A100」を使ってみた

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暦の上では春が来た……ことになっていますが、本格的に日差しがポカポカするのはもう少し先。こんな三寒四温の季節にうれしいアイテムのひとつが、温かいコーヒーを簡単に作れる「コーヒーメーカー」です。最近ではクオリティにこだわった高級機も出ていて、家庭で手軽に本格派の味が作れる時代になりました。しかし、お高い製品でおいしいコーヒーが淹れられるのはまあ当然として、逆に、安い製品で淹れたコーヒーがどんな味なのか気になりませんか?

ここで筆者の目に止まったのが、タイガー「ACV-A100」。気軽にポチれる1万円以下の価格帯で、しかも筆者のようなおひとりさまの暮らしにぴったりな、コンパクトサイズの製品です。安くて小型の製品でもおいしいコーヒーが淹れられるのか、実際にポチッて使ってみました。

ACV-A100は、1万円以下の価格帯でさらにA4スペース内に収まるというコンパクト設計! はたして味はおいしいのか?

本体幅はわずか19.9cm! これならデスクの上に置くのもアリ

まずは、製品の特徴を見ていきましょう。何よりもまずお伝えしたいのは、やはりサイズ! 幅19.9cm、奥行26.4cmというかなり小型の本体は、A4サイズのスペース内に設置できてしまうというコンパクトさ。キッチンはもちろんですが、余裕があれば普段食事をしている食卓の上や、仕事をするデスクの上など、手近なところに置いておくのもアリだと思います。

ちなみに水タンクの容量は最大450mlで、大体コーヒー2.5杯分くらい(コーヒー1杯を180mlとした場合)。1回で2杯ちょっとのコーヒーを淹れられるというのは、量としてもおひとりさまにちょうどいいですよね。

届いたCV-A100を箱から取り出したとき「ほんとに小さっ!」と感動しました。上の写真をパッと見ただけでも、かなりスマートな雰囲気が伝わるのではないでしょうか

A4サイズの用紙と並べてみると、その大きさに横幅と奥行きがしっかり収まっていることがわかります。狭いスペースにすっぽり設置できるコンパクトさがうれしい

抽出口の丸いカバーをパカッと開けると、キレイなグリーンの抽出用フィルターカップが登場。ちなみに抽出用カップは2種類が付属しています。こだわりのある抽出の仕組みも含めて、くわしくは後ほど!

コンパクトな本体にあわせてスマートな形をしている水タンク。最大450mlの水(大体コーヒー2.5杯分)を淹れられます

操作ボタンは天面に配置。コーヒーをカップに注ぐ量は、「CUP(140ml)」「MUG(180ml)」「ICE(70ml)」の3種類から選べるようになっています

トレーの高さを調整可能! コーヒーを飛び散らないように注げる

もうひとつ、ACV-A100の構造で筆者が注目したいのがココ。置くカップのサイズにあわせて、トレーの高さを3段階で調整できるんです。文字にするといささか地味に思える機能かもしれませんが、個人的にこれはかなりありがたい。

というのも、コーヒーメーカーを使っていてココが気になる人は多いと思うのですが、カップにコーヒーを注ぐとき、抽出口とトレーの間が開きすぎている製品だと、コーヒーの細かい水滴が周囲に飛び散ってしまうことがありませんか? 本製品であれば、小さめのカップを使った場合でも、トレーの高さを上げることで、この飛び散りを防ぐことができるわけです。

トレーの付け替えは3段階でできます! 抽出口とトレーの間隔は、一番下がっている状態(左)が約14cm、真ん中が約9.5cm、一番上がっている状態(右)が約7.5cm

トレーの高さを調整するときは、このように手動で本体のツメにトレーを引っかけて付け替えます。とてもシンプルでわかりやすい

コーヒーの抽出は2Way式。安くても味にはこだわりアリ!

ところで、コーヒーメーカーとひと口に言っても、その抽出方式にはいくつか種類があります。ACV-A100の場合は、市販のコーヒー粉を入れる「ドリップ式」。……だけでなく、UCCから発売されているコーヒーカプセル「UCCドリップポッド」をセットして使える「カプセル式」にもなります。この1万円以下という価格帯で、「ドリップ式」と「カプセル式」に対応する2Way式なのはお得感がありますよね。

しかも、ただ2Wayなだけではありません。ちゃんと“味”にもこだわっています。自動のスチーム蒸らし機能を備えていて、コーヒー成分をより抽出しやすいようになっているのがポイント。このスチーム蒸らし機能は、コーヒー粉を使ったときでもUCCドリップポッドを使ったときでも適用されます。自分の好みにあわせて「ドリップ式」と「カプセル式」を選べるのがまずうれしいですし、どちらを選んでも、こだわりの仕組みでおいしいコーヒーが抽出されるようになっているわけです。

自分が好きな市販のコーヒー粉(左)と、UCCから市販されているカプセル「UCCドリップポッド」(右)のどちらにも対応!

グリーンのカップがドリップ式用。フィルターペーパーを使わない仕様なので、洗って何度も使えます。ゴミが出ないところもうれしいですね

ピンクのカップがカプセル式用。全部で23種類の味が楽しめる「UCCドリップポッド」のカプセルをセットするだけでお手軽に使えます

いよいよコーヒーを淹れてみる! 1万円以下のコーヒーメーカーの味は?

それでは、いよいよ本製品でコーヒーを淹れてみたいと思います。本体天面にあるわかりやすいアイコンボタンで、初めてでも迷わず簡単に操作ができました。普段から、喫茶店、コーヒーチェーン、コンビニのコーヒー、缶コーヒーなどいろいろ飲んでいる筆者ですが、たまに「ただ苦いだけ」のコーヒーに当たるとテンションだだ下がりになります……が、本製品で淹れたコーヒーはその点は合格ライン! 蒸らし機能のおかげか、ただ苦いだけではなく、ちゃんとコーヒーの旨みが感じられたことに驚きました。1万円以下といって侮るなかれ。十分においしいコーヒーが飲めます。

それに期待通り、トレーの3段階調整はやはり便利でした。このトレー、丸形になっているおかげでカップやグラスが非常に置きやすく、一番下まで下げれば小型のマイボトルも置けます。筆者は朝、本製品を使って温かいコーヒーをマイボトルに直接注ぎ、会社に持っていくようになりました。抽出後は自動で電源オフになる「オートオフ機能」もあるので、忙しい朝に電源を切り忘れるという心配もありません。

まずは、市販のコーヒー粉を使ったドリップ式でコーヒーを淹れてみます。製品には10gを計れる軽量スプーンが付いていて便利

「CUP(140ml)」の量でスイッチON。抽出時間は約2分で、じっくり蒸らしてくれます。感動するのは、カップにコーヒーが抽出されてきた瞬間、周囲に漂う香ばしい香り。淹れたコーヒーを飲んで最初に出た言葉は「普通においしいじゃん!」でした

こんなに小さめのカップでも、トレーを一番上まで上げることで、周囲に飛び散らせずにコーヒーを注ぐことができました。繰り返しになりますが、地味ながらかなりうれしいポイント

続いてUCCドリップポッドの「SPECIAL BLEND」を試してみます

続いてUCCドリップポッドの「SPECIAL BLEND」を試してみます

こちらも味は◎! UCCドリップポッドには紅茶や緑茶も用意されているので、コーヒーだけでなくいろいろな飲み物を楽しめます

コーヒーに続き、紅茶のカプセルを使ってみました。こちらもかなり香ばしい! ちゃんと渋みも出ているし、スチーム蒸らし機能の効果を実感できます

トレーを一番下まで下げると、コンパクトなマイボトルに直接コーヒーを淹れることができます。UCCドリップポッドを使えば、コーヒーだけでなく紅茶や緑茶も淹れて持っていけるのがうれしい

アイスコーヒーにするときは、氷を淹れたグラスをそのまま置いて「ICE(70ml)」ボタンをポチ! ミルクコーヒーのときにも同じく「ICE(70ml)」を選択して濃い目に淹れるとよさそう

好みの飲み方にあわせて、カップやグラスを変えたり抽出量を変えたり。いろいろ使いこなし甲斐があります

好みの飲み方にあわせて、カップやグラスを変えたり抽出量を変えたり。いろいろ使いこなし甲斐があります

「クリーニング機能」もあって、お手入れラクラク

おいしいコーヒーを飲むためには、本体内を清潔に保つことが大事。最後に、本体のお手入れについてもご紹介しておきましょう。本製品、なんとこの価格帯にして、本体内を手軽に洗浄できる「クリーニング機能」を備えているんです。天面にある「Cleaning」ボタンを押すことで、抽出部にカップ1杯分の水を流して洗浄してくれるというもの。UCCドリップポッドを使って、コーヒーの後に続けて紅茶を淹れるときなどはかなり便利です。また、抽出部自体も非常にシンプルな構造なので、フィルターカップを取り出してしっかり拭くことができます。

この「Cleaning」ボタンを押せば、抽出部にカップ1杯分の水を自動で流してくれます。連続してコーヒーを淹れるときなどは、いちいちフィルターカップを洗わなくても、本機能を使えば簡易的にお手入れができて便利

抽出部を開けてフィルターカップを外すと、ゴムパッキンも取れるようになっていてしっかり洗うことができます

上述の通り、ドリップ用のカップはペーパーレス仕様。カップ、フタ、フィルターの3パーツがセットになっていて、サクッと洗って何度も使えるのがイイ

まとめ。味と使いやすさの両立でコスパ高し!

さて、今回の記事のテーマは「1万円以下のコーヒーメーカーっておいしいの?」でしたが、結論としては「おいしい!」でした。ただ筆者としては、味のおいしさだけではなく、コンパクトなサイズ設計やトレーの位置が調整できる点など、味と使いやすさを両立していることに大きな魅力を感じました。抽出操作も、3種類の抽出量ボタンを押すだけというシンプルさが好印象。おひとりさまの暮らしに溶け込むコーヒーメーカー、気になる方は気軽にポチッてみてはいかがでしょうか。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/ライターを経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーでお気に入り時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。あ、90年代アニメも好き。

製品 価格.com最安価格 備考
ACV-A100-T [ブラウン] 3,200 A4サイズのコンパクトな2Way式コーヒーメーカー(ブラウン)
ACV-A100-W [ホワイト] 5,938 A4サイズのコンパクトな2Way式コーヒーメーカー(ホワイト)
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2017.2.26 更新
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