温度が変わればお茶の味も変化する楽しい発見も!

もう手放せない! ティファール“初”の温度設定も保温もできる電気ケトル

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筆者が毎日利用する家電のひとつに、電気ケトルがあります。必要な分量をサッと沸かすことができるので、不満はまったくありませんでした。しかし、沸かす温度を設定でき、保温もできるティファール「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」を使ってみて、その便利さにびっくり! 筆者がイイと感じた3つのポイントをお伝えします。

「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」は3月発売予定で、市場想定価格は11,500円(税別)。パールホワイトとオニキスブラックの2色が用意されています

【ここがイイ1】“今”の温度が見える気持ちよさ

「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」のケトル本体は一般的な電気ケトルと同じですが、電源プレートに操作部が搭載されており、7段階に温度設定できるほか、設定した温度をキープすることもできます。本機の魅力はこの温度設定と保温ですが、もっとも利用頻度が高いであろう100℃の湯沸しをしてみたところ、リアルタイムで温度変化がチェックできる表示機能にグッときました。些細なことですが、現時点の温度がわかるとゴールまでの目安となるため、気持ちが落ち着きます。

最大容量0.8Lのケトルと電源プレートを含む全体のサイズは、160(幅)×200(高さ)×210(奥行)mm。長さ125cmの電源コードが付いています

ケトル底に装備された温度センサーで、お湯の温度を検知

ケトル底に装備された温度センサーで、お湯の温度を検知

お湯を沸かす時は、電源プレートにあるボタンを操作。左側にある温度計のマークのボタンで温度設定ができ、「沸とう」ボタンを押すとワンタッチで100℃まで沸かせます

水をケトルに入れて設置し、電源を入れると液晶画面に水の温度が表示されました。温度計で計測した数値と同じだったので、精度は問題なさそうです

「沸とう」ボタンを押すと、100℃に向けて湯沸しがスタート。いたって普通の動きですが、液晶画面の数値が下の動画のようにどんどん変化します。0.3Lの水量であれば2分程度で沸くとはいえ、ほかの作業はせずに待っていると結構時間は長く感じるもの。“見える”だけで、こんなに落ち着くとは……。

【ここがイイ2】温度設定できると“お茶”が楽しい!

続いて、「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」のウリである温度設定を試してみました。設定できる温度は100℃、95℃、90℃、85℃、80℃、70℃、60℃の7段階。一度沸騰させてから下げるのではなく、設定した温度で加熱がストップします(下の動画参照)。

正直なところ、7段階も温度設定は必要か? と疑問視していたのですが、紅茶を淹れた時に温度の重要性を実感。紅茶のパッケージには沸騰した熱湯を注ぐと記されているので100℃が一番ベストだと思っていたのですが、95℃がいいという話を聞きました。なんでも、お湯の中に含まれる酸素の量は温度で変わるためリーフの動きが変わり、味の違いにつながるのだそう。100℃、95℃、90℃のお湯で淹れてみるとリーフの動きが変化し(下の動画参照)、温度ごとに味も変わったのです。

最初に試したのは、100℃。お湯を注いだ当初はたくさんのリーフが舞っていましたが、その大半はすぐに沈んでしまいました。

次に、95℃のお湯を入れてみました。100℃の時よりもお湯の中を動くリーフの量が多く、長時間舞っています。リーフも大きく広がっている印象。

最後は、90℃。お湯を注ぎましたが、全体量の半分ほどのリーフが水面に浮いています。約3分様子を見ましたが、結局最後まで沈みませんでした。温度が低いほど、お湯の中の酸素の量は多くなるようです。

3つともリーフの量は同じですが、紅茶の色は90℃が一番濃くなりました。しかし、紅茶特有の渋みや味わいがもっとも出ていたのは95℃。残る2つの温度で淹れたものは、香りが弱く、味が浅い(水っぽい)という印象です。紅茶の成分を十分に出すには、たった5℃の差が重要だとわかりました

紅茶の味の変化に感動したので、緑茶でもチャレンジ! 緑茶はぬるめで淹れるのがいいと言われていますが、少しいい茶葉ならお湯の温度を変えて味の変化も楽しめるそうです。今回は100gで1,000円の茶葉を用い、70℃と90℃で飲み比べてみました。

まろやかで甘みを感じるのは70℃で入れたお茶ですが、90℃で淹れると苦味が強くなりました。料理や気分にあわせて淹れ分けできるのはいいですね

【ここがイイ3】いつでも飲みたい温度をキープ

電気ケトルは素早くお湯を沸かすことができますが、一般的に保温機能はないため温度があっという間に下がってしまいます。「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」には最大1時間まで対応する保温機能が搭載されているので、熱々をキープ可能。下の動画のように湯沸しスタート後に「保温」ボタンを押しておけば、設定した温度に到達したのちに保温に切り替わります。筆者はいろいろな家事を並行して行っているため、沸騰後すぐに使えずお湯が冷めてしまい、使う前に再び沸騰ボタンを押すということを繰り返していました。そんな“ムダ”が減らせるのは、大変ありがたかったです。

加熱を始めたあとに「保温」ボタンを押しても保温は間に合いますが、設定した温度に到達後は作動しません。ただし、100℃まで沸かしたあとであれば保温可能。というのも、100℃に沸かせたお湯は95℃での保温となるため、あとから「保温」ボタンを押しても間に合うのです

なお、保温機能がないとどのぐらいお湯の温度が下がるのかを、筆者所有の電気ケトルと比べてみました。

0.5Lの水を100℃まで沸かし、温度変化を調べます

0.5Lの水を100℃まで沸かし、温度変化を調べます

保温機能のない電気ケトルは、1分間で5℃温度が下がり、5分後には14℃も冷めてしまいました

保温機能のない電気ケトルは、1分間で5℃温度が下がり、5分後には14℃も冷めてしまいました

100℃に沸かした後の保温は95℃となる「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」ですが、温度の下がり具合は筆者所有の電気ケトルよりも当然ゆるやか。さらに、5分後の温度に注目! 95℃よりも高い97℃となっています。これは、95℃以下になった際に95℃強になるように再加熱するため。保温と加熱を繰り返しながら、温度をキープするようです

まとめ

お湯を沸かせればいいと思っていた電気ケトルですが、温度設定できることが想像以上に便利なうえに、楽しさも与えてくれました。コーヒーや紅茶、中国茶など飲み物の種類にあわせて適温を用意するのも簡単。上で行った紅茶の淹れ比べのように、“本当の適温”に出会った時は驚きと感動が得られます。そして、とても役立ったのが保温機能。電気ポットのように常時保温する必要はないけれど、たまに保温したい人にはうってつけです。水量や室温によって異なりますが、保温にかかる電気代は0.83円/h。最大保温時間は1時間なので、特に問題視するほどではないでしょう。沸かした後、すぐに使えない時の温度低下を防ぐために保温機能を利用するだけでも助かります。

「アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L」の市場想定価格は11,500円(税別)と、電気ケトルとしては高めですが、温度設定や保温機能を備えているタイプとしては平均的。電気ケトルは一度購入すると長く使用できるものなので(壊れにくい)、ちょっといいものをセレクトしてみるのもあり!

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌の白物家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

製品 価格.com最安価格 備考
アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L KO6201JP [パールホワイト] 9,980 温度設定と保温ができる電気ケトル
アプレシア エージー・プラス コントロール 0.8L KO6208JP [オニキスブラック] 9,800 温度設定と保温ができる電気ケトル
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2017.3.29 更新
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