モノ系ライターのナックル末吉です。ここ最近、筆者の周囲でもランニングやジムに行って体を鍛えている人が多数います。筆者自身もメタボリックなバディを何とかしようと画策しているのですが、なかなか実現しません。
もし、ジムに行ったらヒザに負担のかからないプールでノロノロと泳ぎたいと思っていますが、エクササイズの時間を楽しく過ごせそうなアイテムがコレ。
筆者のデカ頭でも問題なくフィットする音楽プレーヤーです
サンコー「ヘッドフォン一体型 完全防水MP3プレーヤー8GB」です。完全防水のイヤホン一体型音楽プレーヤーをうたう本モデル。完全防水といっても、本モデルの場合は「IPX8」という防水規格をクリアしています。IPX8とは、「継続的に水没しても内部に浸水しない」という条件をクリアしている規格。とはいえ、水泳のように水の中を動くと浸水する恐れのあるものも含みます。しかし本品は水泳に使える防水性能を持っているので安心してプールで使えます。陸上においても、ランニング中に大量の汗をかいたり、雨天になったりしても何の問題もありません。
また、イヤホン一体型なので、別途本体を携行する必要がなく、すべてイヤホンで完結しているので、まさにスポーツ向き。本体重量25gと非常に軽量なのもいいところ。
まずは製品を見ていきましょう。
パッケージです。製品画像すら印刷されていないストレスフリーパッケージ
内包物は、本体、充電ケーブル、イヤーピース6セット、取扱説明書です。Mサイズのイヤーピースが本体に装着されています
付属するイヤーピースは、防水タイプ(左)と通常タイプ(右)がそれぞれS、M、Lの3サイズあり、合計で6セット付属します
本体です。イヤホンの部分にバッテリーや音楽ファイルを記録する媒体、再生・制御基板などが搭載されています
左右をつなぐケーブルは、芯が入っているかのような硬さで、この持ち方をしてもプラ〜ンとなりません
右のイヤホンの上面には、曲送り、曲戻しのボタンを配置
底面には、再生ボタンやボリュームボタンを配置しており、本モデルの操作はすべて右側のイヤホンで行う仕様になっています
本器はPCにつないで充電や楽曲のやりとりをします。メーカーによれば、1回の充電で連続して約10時間の稼働が可能とのこと。メモリーは8GBですので、エクササイズ用の音源を入れておくには十分な容量だと思います。
付属の充電ケーブルですが、よく見るUSBケーブルに見えますが…
本体に接続するほうは、洗濯ばさみの形状をしており、開くと金属の端子が見えます
本体側にも端子のメス部分があるので
先ほどの"洗濯ばさみ"を挟んで充電します
充電するにはパソコンに接続します。また、音楽ファイルを転送する場合も同様にパソコンに接続します
本モデルがパソコンに認識されるとエクスプローラーに「Diso」という名前のデバイスが認識されるので、あとは音楽ファイルをコピーするだけ
さて使用感ですが、まず芯が入ったかのような硬いケーブルですが、装着してみてその理由がわかりました。これって、首にかけるものではなく、後頭部に固定するものだったんですね。
確かに、ジョギングや水泳など、激しい動きをするアクティビティで使用するには、ケーブルがプラプラしているよりもガッチリ固定されているほうが、動きやすいですね。
肝心の音質ですが、思いの外、悪くないといった印象。確かに高級イヤホンほどの音質ではありませんが、スマホに標準で付属するイヤホンと比べると同等以上の音質です。
音質にこだわる人には向きませんが、なんといっても6,000円程度でMP3プレーヤー+イヤホンが買えてしまうことを考えれば、高コスパといわざるを得ません。むしろ、スポーツやアクティビティなど、防水を生かすシチュエーションで使用することを考えると、音質よりも耐久性やカジュアルさを重視した本モデルが適しているといえます。
このようにずぶぬれになっても問題なく動作します