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国内製・55型有機ELテレビがついに30万切り! パナソニック「VIERA TH-55EZ950」が26万円台のプライスをつける!

ついに30万円の大台を大幅に割った、パナソニック「VIERA TH-55EZ950」の衝撃

パナソニック「VIERA TH-55EZ950」

パナソニック「VIERA TH-55EZ950」

2017年に、LG電子など、先行する韓国メーカーだけでなく、国内メーカーからも相次いで製品が投入され、にわかに活気づいてきた有機ELテレビ。2017年春〜夏にかけての発売当初は、55型で40万〜50万円という価格の高さがネックだったが、秋以降に価格下落が進み、年末直前の段階では、ついに国内メーカー製55型クラスの製品でも30万円のラインが見えてきた、ということを、本連載でもお伝えしてきた

しかし、年が明け2018年1月に入ったところで、さらに「異変」が起こっている。パナソニックの55型モデル「VIERA TH-55EZ950」の最安価格が、年末の30万円前後からさらに大きく下落。1月16日時点では、何と264,984円という最安価格をつけている。本製品の発売時(6月)の最安価格が42万円だったので、そこから比べても約37%の下落。おそらく、値引きギリギリある4割引のラインにあと少しというところまで近づいているのだ。

図1:55型有機ELテレビ・主要3モデルの最安価格推移(過去3か月)

図1:55型有機ELテレビ・主要3モデルの最安価格推移(過去3か月)

図1は、「価格.comトレンドサーチ」で見た、:55型有機ELテレビ・主要3モデルの最安価格推移を示したもの。これを見ると、以前から戦略的な低価格設定で販売を続けているLGの「OLED55C7P」は20万〜21万円くらいのレンジで、ほぼ横ばいで推移している。これに対し、国内メーカー税のソニー「BRAVIA KJ-55A1」、パナソニック「VIERA TH-55EZ950」は、徐々に価格を下げており、12月上旬くらいの段階では、どちらも30万円のラインに差し掛かっている。しかしその後、ソニー「BRAVIA KJ-55A1」のほうがほぼ横ばいで、30万円のライン少し上で下げ止まっているのに対し、パナソニック「VIERA TH-55EZ950」のほうは、年明けとほぼ同時に大幅に価格が下落。1週間ほどで、30万円から3万円以上下がった26万円台という最安価格をつけるに至っている。

図2:55型有機ELテレビ・主要3モデルのアクセス数推移(過去3か月)

図2:55型有機ELテレビ・主要3モデルのアクセス数推移(過去3か月)

この「VIERA TH-55EZ950」の価格下落を受けて、本製品への注目度はグンと高まっている。図2は、上記3モデルのアクセス数推移を示したものだが、これまで人気だったLG「OLED55C7P」とソニー「BRAVIA KJ-55A1」が、年末年始はほぼ横ばいで推移したのに対して、「VIERA TH-55EZ950」のほうは逆にアクセスを伸ばしてきている。これは、間違いなく、図1で見た、年明けの価格下落と関連している。逆に、ほかの2モデルは、価格がほぼ横ばいで下がらなかったことから、これらのモデルに注目していた人が、「VIERA TH-55EZ950」のほうに流れたという可能性も高い。

図3:55型有機ELテレビ・主要3モデルの「薄型テレビ」売れ筋ランキング推移(過去3か月)

図3:55型有機ELテレビ・主要3モデルの「薄型テレビ」売れ筋ランキング推移(過去3か月)

図3は、「薄型テレビ」カテゴリーにおける、上記3モデルの売れ筋ランキング推移を示したものだが、2018年の年明けを境に、LG「OLED55C7P」とソニー「BRAVIA KJ-55A1」の2モデルがベスト20圏外から落ちてしまったのに対して、「VIERA TH-55EZ950」のみが大きく順位を上げており、1月16日時点では8位にランクするほどの人気ぶりとなっている。11月までは、ランキングベスト20圏外にいた製品としては、かなりの飛躍だろう。価格的にはまだ下の「OLED55C7P」とは5万円程度の差があるとはいえ、これくらいの価格差であれば、機能性に富み、安心感のあるパナソニック製を選ぶという人が増えた結果と言えるだろう。実際、26万円台という価格はかなりのバーゲンプライスであり、これ以上下がってもせいぜい1万円程度なので、購入するなら今がチャンスなのは間違いない。

図4:55型有機ELテレビ・主要3モデルのユーザー満足度数推移(過去3か月)

図4:55型有機ELテレビ・主要3モデルのユーザー満足度数推移(過去3か月)

図4は、上記3モデルのユーザー満足度推移を示したもの。元々、この3製品はいずれもユーザー満足度は4.6〜4.7前後でそれほど変わらなかった。しかし、価格下落が激しくなった「VIERA TH-55EZ950」だけが、その後、ユーザー満足度を伸ばしており、1月16日時点では4.87というかなり高い評価がついている。一般的に、お買い得度が高い製品ほど、ユーザー満足度が高くなる傾向にあるため、今回の「VIERA TH-55EZ950」の満足度アップも、この価格下落が大きく関係していると言えそうだ。

なお、ソニー「BRAVIA KJ-55A1」のユーザー満足度が、ほかの2モデルよりも低めの4.38となっているが、これは一部のユーザーが、カスタマーサポートの悪さに対して低い点数をつけているためで、製品自体の機能性などにはあまり関係ない。ただ、やはり価格が高い製品だけに、何か問題があると、評価が大きく下がる可能性はあるということだ。

画質では満点評価。操作性・機能性面でも高評価で、間違いなくお買い得な1台

図5:パナソニック「VIERA TH-55EZ950」のユーザー評価(2018年1月16日時点)

図5:パナソニック「VIERA TH-55EZ950」のユーザー評価(2018年1月16日時点)

このように、突然の30万円切り、それも30万円を3万円以上下回る大幅値下がりにより、人気が急上昇中のパナソニック「VIERA TH-55EZ950」であるが、評価のほうも非常に高い。図5は、2018年1月16日時点での「VIERA TH-55EZ950」のユーザー評価を示したものだが、総合的なユーザー満足度は4.87。項目別でも、「画質」が満点の5.00をつけているほか、「音質」を除く全ての評価でカテゴリー平均値を大きく上回る優秀な評価を得ている。特に、「機能性」(4.72)、「サイズ」(4.87)、「操作性」(4.52)、「応答性能」(4.47)などの項目で、かなり高い評価を得ている。

図6:ソニー「BRAVIA KJ-55A1」のユーザー評価(2018年1月16日時点)

図6:ソニー「BRAVIA KJ-55A1」のユーザー評価(2018年1月16日時点)

ちなみに、ライバル機であるソニー「BRAVIA KJ-55A1」のユーザー評価を図6に掲載した。これと比べるとよくわかるが、「BRAVIA KJ-55A1」では、「画質」「デザイン」「応答性能」「音質」は、そこそこ評価が高いが、「操作性」が3.38と低いほか、「機能性」も4.20と低い結果になっている。よく比較されることの多い両モデルだが、ざっくり言うと、パナソニック「VIERA TH-55EZ950」のほうが、機能性や操作性の面での評価が高く、ソニー「BRAVIA KJ-55A1」のほうが、デザインや音質の面での評価が高いということになりそうだ。

そんな「VIERA TH-55EZ950」であるが、購入者の感想として目立つのは、「とにかく画質がキレイ」ということである。購入者のほとんどがフルHDなどの解像度からのステップアップであることもあるが、4K解像度での精細さに加え、有機ELならではの高コントラストによって、これまでの液晶テレビとは比べものにならない高画質に満足している。

(画質は)文句ありません、最高です。4Kはネットフリックスのオリジナル動画を見た程度ですが、期待通りの鮮明さです。


とにかく画像は文句なし!店頭で見た印象と同じ。
映像は4kでなくても、今まで見ていたどんな番組も綺麗に見える。
目の前にその人物、風景が存在しているようなリアルさがある。


(画質は)申し分ないですね。めちゃくちゃ奇麗です。
UHD4K画質の映像も奇麗ですし、何より黒が凄いです。
入力がない真っ黒な画面を表示していると、電源が入っているのか全く分かりません。


自宅で4Kコンテンツを再生しても惚れ惚れする表現力で、もう過去には戻れません。

また、評価の高かった「操作性」に関しては、リモコンによる一発操作や、チャンネルなどの切り替えの速さが評価されているようだ。

読み込み時間も少なく操作性は良好に感じます。番組表の選択等広範囲に移動する際、十字キー以外での操作ができれば最高と感じます。
音声認識は優秀です。


そこそこ反応は早いと思いますし、リモコンにマイアプリを登録できるので、我が家ではYouTubeを登録して便利に使用しています。


リモコンの反応は小気味良いです。画面切り替えもストレスを感じる事はまだありません。

逆に、デメリットとして指摘されているのは、薄型ボディにともなう「音質」の問題だ。これについては、別途バースピーカーなどで補完するという人も多いようだ。

けっこう良いです。ただスピーカーが正面を向いていない(らしい)ためか、中低音が強めのバランスになります。


地デジのどの番組を見ても、やはり人の声は聞こえづらいです。
台詞を聞こえるレベルまで音量を上げると、その他の音が大き過ぎて
爆発音などは寝ている子供が起きてしまうレベルです。


本体が薄いだけに、やはりサウンドはイマイチ。
高音と低音が強調されて、中域が薄く、声は聞き取りにくい。

いずれにしても、音質くらいしかデメリットの見当たらない本機「VIERA TH-55EZ950」であるが、現状の26万円台という最安価格は間違いなくお買い得なので、現在4Kテレビや有機ELテレビの購入を考えているなら、ぜひ早めの検討をしたほうがよさそうだ。現状ではおそらく他メーカーがこの流れに追随してくるとは考えられず、国内メーカー製としては、唯一20万円台で安定購入できる55型有機ELテレビとして、しばらくは人気を維持しそうだ。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

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