選び方・特集
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デスクトップオーディオに最適な小型プリメインアンプ注目6機種を試す

1. ヤマハ「WXA-50」

ヤマハ「WXA-50」

Wi-FiとBluetoothの両レシーバー機能を搭載し、DLNAや独自のネットワーク再生機能「MusicCast」に対応した小型プリメインアンプ。USBメモリー再生や光デジタル入力、アナログRCA入力など多様な入力端子を用意し、パワーアンプ部も70W+70W(4Ω)という定格出力を確保。それでいて、214(幅)×51.5(高さ)×251.4(奥行)mmというコンパクト&薄型ボディを実現している。コンパクトさに加え、付属スタンドを活用することで縦置きも可能となっており、設置の自由度はとても高い。また、iOS/Android両方に対応したアプリ「MusicCast CONTROLLER」を活用することで、電源のオンオフからソース選択、「Spotify」「Deezer HiFi」「radiko.jp」などのインターネット配信サービスを活用することもできる。

付属スタンドを活用することで縦置きも可能

付属スタンドを活用することで縦置きも可能

もちろん、音質面でもかなりのこだわりが投入されている。アナログ部とデジタル部との電位差を解消して微小信号の再生品位を高める「D.O.P.G.(DAC on Pure Ground)」コンセプトを採用したほか、ジッター除去能力を3段階に変更できる「ウルトラロージッターPLLモード」や48bit以上の解像度を持つデジタルボリュームを搭載するなど、高級AVアンプ「AVENTAGE」の開発で培った高音質技術が多数投入されている。なお、音質の要となるDACはESS社製の「SABRE9006AS」を採用している。

「WXA-50」最大の魅力といえば、やはり入力系統の多彩さだろう。特に、ネットワーク系のサービスがいろいろと活用できるのはとても便利だ。DLNAによりNASやPCの音源をハイレゾで再生したり、「Spotify」や「radiko.jp」を聴いたりと、幅広い活用ができる。とても使い勝手がよい。

「WXA-50」の背面インターフェイス部。アナログだけでなく、USBや有線LAN、光デジタルなど、デジタル系の入力系統も豊富だ

「WXA-50」の背面インターフェイス部。アナログだけでなく、USBや有線LAN、光デジタルなど、デジタル系の入力系統も豊富だ

肝心の音質傾向はというと、緻密で丁寧な再生を心がける印象を持った。女性ボーカルなどは、やさしい声質で朗々と歌い上げてくれる。アコースティック楽器は自然な音色で、解像度の高さも良好。ただし、全体的にもう少しメリハリがあってもいいかなと感じた。これは、スピーカーの相性によるもののようで、今回の試聴に利用したELAC「BS312」だとややヌケの悪い音に感じてしまった。もうひとつのスピーカーTAOC「FC3000」ではもう少しバランスよくなってくれたが、こちらもいまひとつ抜けきらない印象。今回のようなクセのあるスピーカーではなく、ヤマハ製など素直な特性や音色を持つ製品との組み合わせがよさそうだ。

ヤマハ「WXA-50」の試聴テストの様子

ヤマハ「WXA-50」の試聴テストの様子

とはいえ、発売から2年近くが経過していることもあってか、現在はかなり手にしやすい実勢価格となっている点は嬉しいばかり。機能や音質を考えると、なかなかのハイコストパフォーマンスモデルといえるだろう。

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