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デスクトップオーディオに最適な小型プリメインアンプ注目6機種を試す

2. ケンウッド「Kseries KA-NA9」

ケンウッド「Kseries KA-NA9」

ケンウッドの上級ミニコンポ「K」シリーズの最新モデルにして、117(幅)×53(高さ)×179(奥行)mmという超ミニマムなサイズをもつフラッグシップ機。7インチタブレットとほぼ同じ必要設置面積は、狭いデスクの上であっても場所を選ばないミニマムっぷり。それでいて、入力からスピーカー出力までの全段でフルデジタル処理の回路構成をはじめ、6mm厚アルミ押し出し材によるメインボディや3点支持の真鍮インシュレーターの採用などによって、良質なサウンドを確保したとアピールする。

本体底面には3点支持の真鍮インシュレーターを装備

本体底面には3点支持の真鍮インシュレーターを装備

また、入力端子についても十分な種類を用意している。フロントにUSB A、リアにUSB-micro B端子が配置され、USBメモリーやPC内のハイレゾ音源(最大192kHz/24bitまで)の再生できるほか、光デジタル入力や3.5mmステレオミニ端子も用意されている。加えて、NFC対応のBluetoothレシーバーも備え、スマートフォーンなどから手軽に音楽再生することも可能。フロントパネルにはヘッドホン出力も搭載されている。

「Kseries KA-NA9」の背面インターフェイス部。ミニマムサイズながら、アナログだけでなく、Micro USBや光デジタル入力も備えている

ちなみに、「KA-NA9」には組み合わせが推奨された同時発売のスピーカー「LS-NA9」がラインアップされている。今回は、こちらも借用して試聴した。

同時発売のスピーカー「LS-NA9」。「KA-NA9」にあわせたミニマムサイズのスピーカーながら、リボンツイーターを採用するなど、かなりこだわっている

リボンツイーター+8cmグラスファイバー振動板採用ウーハーという、かなりゴージャスかつ個性的なユニットを搭載するスピーカー「LS-NA9」だが、「KA-NA9」との組み合わせは抜群で、キレがよく、小気味のいいサウンドを聴かせてくれる。低域は必要十分な音量レベルだがしっかりとしたキレがあるため、小気味よいビートのサウンドを楽しませてくれた。ボーカルの表現も悪くない。やや腰高だが、一歩前に出てきてくれたかのような、存在感のある歌声を披露してくれる。

ケンウッド「Kseries KA-NA9」の試聴テストの様子

ケンウッド「Kseries KA-NA9」の試聴テストの様子

いっぽう、スピーカーとの相性面では「BS312」「FC3000」ともにかなり厳しい印象だった。確かに出力は10W+10W(4Ω)とあまり高くはないが、リボンツイーターを搭載する「LS-NA9」も決して鳴りやすいスピーカーではないので、相性、音色傾向の問題だろう。試聴機が新品だったため、エージング不足の可能性も考えられる。どちらにしろ、ケンウッド同士の組み合わせがよかったので、そちらをオススメしたい。

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