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導入のメリットやデメリット、製品選びのポイントもくわしく紹介!

デスクトップオーディオに最適な小型プリメインアンプ注目6機種を試す

4. TEAC「AI-503」

TEAC「AI-503」

デスクトップオーディオというジャンルの先駆者であるTEACの、最新にして最高グレードのプリメインアンプ。音質については徹底的なこだわりを持ち、旭化成エレクトロニクス社製DAC「AK4490」を左右チャンネルごとに合計2基搭載して、デュアルモノーラル構成のフルバランス回路設計を採用ほか、パワーアンプ素子にはICEpower社製のClass-Dアンプを採用し、小型ブックシェルフスピーカーのみならずフロア型スピーカーにも対応するとアピールする。

また、ヘッドホンアンプ部にもこだわりを持っているのも「AI-503」の特徴。プッシュプル回路によるディスクリート構成のTEAC-HCLDバッファーアンプ回路を採用することで、最大600Ωの高インピーダンスヘッドホンにも対応するほか、High/Low 2段階のゲイン切替えを用意することで、BAドライバー採用のインイヤーモニターなど低インピーダンス製品にもしっかり対応している。さらに、4極グランドセパレート接続対応の3.5mmヘッドホン端子も採用しており、バランス接続対応のヘッドホン接続時には高いチャンネルセパレーションを保った良質なサウンドを楽しむことが可能となっている。

4極グランドセパレート接続にも対応するなど、ヘッドホン出力もかなりこだわったつくりとなっている

4極グランドセパレート接続にも対応するなど、ヘッドホン出力もかなりこだわったつくりとなっている

入出力も十分な内容で、PCからのUSBデジタル入力、光/同軸デジタル入力、RCAアナログ入力に加え、フロントパネルに光デジタル/3.5mmステレオミニ兼用入力端子を備えており、ポータブルプレーヤーなどを手軽に接続することができる。また、LDACコーデックに対応したBluetoothレシーバー機能も搭載しているため、ワイヤレスでもハイレゾ級の良音質を楽しむことができるようになっている。

「AI-503」の背面インターフェイス部。Bluetooth接続用のアンテナもこちらに用意されている

「AI-503」の背面インターフェイス部。Bluetooth接続用のアンテナもこちらに用意されている

とてもエネルギー感が高く、同時にとてつもなくキレのよい、素晴らしくクリアなサウンド。今回紹介するなかでも高額寄りの製品であるため、音質面でも格段のクオリティを見せる。デスクトップだけで使うのはもったいないと思えるくらいの良質さだ。そのため、スピーカーとの相性問題はまったく感じられない。「BS312」も「FC3000」も魅力的なサウンドを奏でてくれた。どんなスピーカーであっても、しっかりと鳴らしきってくれそうだ。

TEAC「AI-503」の試聴テストの様子

TEAC「AI-503」の試聴テストの様子

ただし、キレッキレの超メリハリ表現のサウンドであるため、(デスクトップというスピーカー設置位置の近さの関係もあり)モニター系や能率の高いスピーカーを組み合わせると、メリハリが強過ぎるように感じてしまい、人によっては聴き疲れてしまうかも。音質面と入力端子の多彩さでは太鼓判でオススメできる製品だが、事前にスピーカーとの相性チェックは必要だ。

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