特別企画
ライブハウス・自宅のデスクトップへようこそ

「お家でライブ参戦」を楽しむ方法! デスクトップにオーディオ機器を揃えよう

(※権利の関係で再生画像にぼかし処理を入れています)

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新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で、国内外を問わずさまざまなライブイベントが中止になっています。音楽ファンにとっては悲しい状況ですよね……。しかしそんな中で、アーティストさんたちが無観客で生ライブを配信したり、過去のライブ映像をYouTubeなどで公開する取り組みが増えています。家にいてライブを楽しめる。これはありがたい! アーティストの皆さん、本当に本当にありがとうございます。

そこで今回は、今こそ自宅のデスクトップオーディオ環境を整えて、「お家でライブ」を満喫しちゃいましょうよという企画です。テーマは、「ライブハウス・自宅のデスクトップ」へようこそ!(これが言いたかった)

今がデスクトップオーディオ環境を整えるタイミング!

現在、洋楽・邦楽を問わず多くのアーティストがライブ映像を大放出しています。個人的には、「嵐」や「V6」などのジャニーズ勢まで過去のライブ映像を公開していることにびっくりしました。また生配信イベントでは、今は会いたくても会えない大好きなアーティストさんを画面越しに身近に感じられるすばらしい機会となっています。

YouTube Japan公式ページアカウントが実施している「YouTube Music Week Stay Home #WithMe」は、国内のアーティスト、音楽レーベルが協力するライブ映像配信プログラム。2020年4月29日〜5月6日の期間で、さまざまなアーティストのライブ映像が公開されています!

というわけで、これを機に自宅のデスクトップオーディオ環境を万全にして、配信ライブを楽しむべしです。この事態が終息したあとも、オーディオシステム自体はずっと活用できますし。「お家でライブ」を満喫しながら体力を温存して、騒動が収まったらいっぱいライブに行きましょう!

もちろん映像からばっちり楽しみたい場合は、配信映像をテレビやプロジェクターの大画面で再生して、ホームシアターシステムでガッツリ音を出すのがいちばんイイと思います。しかし、人によっては「リビングだとほかの家族にうるさがられてしまう」とか、「夜も音を出したい」ということもあるでしょう。そんなとき、自室スペースでパーソナルに楽しめるデスクトップオーディオ環境を構築しておけば、自分の好きなタイミングで自由に楽しめますよ。

筆者宅のデスクトップオーディオ環境はこちら

筆者宅のデスクトップ環境はこちら(と言いつつ、個人の好みでモニター寄りですがご参考までに…!)

とりあえずコレを! デスクトップオーディオの最低限(?)構成

それでは、デスクトップでライブを楽しむために必要なオーディオ機材をまとめていきます。もちろんほとんどのパソコンにスピーカーが内蔵されているので、パソコン単体でも音は出ますが、やはりどうしても迫力がないですよね。「お家でライブ」をそれなりに満喫するなら、デスクトップオーディオ機材は必須です。

以下より、「欲を言えばもっといろいろあるけれど、最低限コレがそろっていればOKじゃない?」というデスクトップオーディオ構成をご紹介しましょう。

▼スピーカー

ヤマハ「MSP3」

ヤマハ「MSP3」

まずはもちろん、音の出口である「スピーカー」。ブックシェルフ型など、デスクトップに設置しやすいコンパクトな製品を選びましょう。

スピーカーの仕様やケーブルの端子によって必要機器も変わってくるのですが、パソコンと直接接続したいなら3.5mmヘッドホン端子やUSBポートに接続できるアクティブスピーカー(アンプ内蔵型)が有力候補。なお、アンプ非搭載のパッシブスピーカーを接続する場合は、パソコンと接続できるアンプ機器が別途必要になります。

我が家では、後述する「USBオーディオインターフェイス」というアイテムを用意し、ヤマハのアクティブモニタースピーカー「MSP3」を普段からオーディオ用に活用中です。ヤマハのMSPシリーズはモニタースピーカーの中でもスタンダードな機種として知られており、MSP3は初心者に手の届きやすいモデル。2018年から一時生産終了していたのですが、現在は復活して再生産されています。定番アクティブモニターだけあって、解像度が高く、帯域のバランスがよい。

▼ヘッドホン/イヤホン

ソニー「MDR-CD900ST」

ソニー「MDR-CD900ST」

もうひとつ、音を鳴らすアイテムとして「ヘッドホン/イヤホン」も欠かせません。同居の家族に迷惑をかけないように、はたまた夜中にライブ視聴を楽しむときのために、1台は持っておきたいです。それに住環境の問題で、「昼間でもスピーカーで大きな音を鳴らすのは無理」という人もいますよね。そんなときは、オーディオ用ヘッドホンにそれなりの投資をして、いさぎよく「スピーカーなしでヘッドホン/イヤホンリスニングだけにする」と割り切るのも手かもしれません。

個人的には、「音が広がるライブの雰囲気」を感じるためには、イヤホンよりもヘッドホンで広がり感のある機種を選んだようがよりよいと思います。好みに合わせてバーチャルサラウンドヘッドホンなんかも選択肢になるでしょう。また、手軽にパソコンと接続するならBluetooth対応モデルもありますが、できれば後述するUSBオーディオ機器を使って高音質再生にトライしたいもの。……と言いつつ、筆者宅ではソニー「MDR-CD900ST」を使用中。多くの方がご存じの定番モニターですが、よくも悪くもソースが聞き取りやすいのが特徴です。

▼USB D/Aコンバーター/USBオーディオインターフェイス

Steinberg「UR22 mkII」

Steinberg「UR22 mkII」

せっかくデスクトップオーディオ環境を構築するなら、できれば用意したいのが、パソコンとUSB接続して使う「USB D/Aコンバーター」または「USBオーディオインターフェイス」です。パソコンからUSB経由で入力したデジタル音声信号を、高品位なD/Aコンバーターとアナログオーディオ回路を用いて向上させ、スピーカーやヘッドホンにアナログ出力してくれるもの。高音質再生の肝です(USBオーディオインターフェイスはもともとDTM機器で、音声の収録にも対応します)。

我が家で使用しているのは、2015年に発売されたSteinbergのUSBオーディオインターフェイス「UR22 mkII」。最大192kHz/24bitのハイレゾ対応で、一般層にも手の届きやすい価格帯でヒットした製品でした。スピーカー出力とヘッドホン出力の同時出しができ、両方とも接続しっぱなしにしておけます。夜はスピーカーのボリュームを絞って、ヘッドホン再生のみにして使用。ちなみに現在は後継機の「UR22C」が登場しているのですが、さっそく価格.comの「その他デジタル楽器」売れ筋ランキングで上位に食い込む人気を博しています。

お家でライブ、ココが楽しい!

最後に、自宅のデスクトップオーディオ環境にて「お家でライブ」を満喫しまくっている筆者が、その楽しさとポイントを語ります。

まず、好きなアーティストのツアーTシャツや、ライブ中にゲットした金テープなどを用意します

まず、好きなアーティストのツアーTシャツや、ライブ中にゲットした金テープなどを用意します

それらを身に着けて、YouTubeで公開されているライブ映像を再生! 自分が参戦していた「あの日」を思い出したり、はたまた参戦できなかったライブに今から行ってる気になって盛り上がる!(※権利の関係で画像にぼかし処理を入れています)

夜はヘッドホンでおとなしく盛り上がる!

夜はヘッドホンでおとなしく盛り上がる!(※権利の関係で画像にぼかし処理を入れています)

▼ポイント1:ライブアレンジのすばらしさ、アーティストの息遣い

ソースの収録スペックには左右されますが、YouTubeの配信音声でも、ライブ中のアーティストさんたちの息遣いや呼吸を身近に感じ取れることは大きな醍醐味。必要最低限でも、デスクトップオーディオ機材を揃える意味はここにあります。また、公式音源と違うライブ用のアレンジを聞けるのもイイ! ライブに行ったことのないアーティストさんの映像を観て「おお、この曲はライブだとこんなアレンジなんだ〜」って楽しめます。

▼ポイント2:観客の拍手・歓声と一体になる

もうひとつ、デスクトップに機材を導入して過去のライブ映像を見るとき、観客の拍手・歓声の大きさやライブ会場の雰囲気まで感じられるのも魅力です。お家にひとりでいながら、みんなと一緒に拍手とか手拍子とかしちゃいたくなる感じ。特に最近は、平日も休日もほとんど自宅にいて、家族以外と話さないという人も多いですよね。過去の映像でも、ライブ会場のお客さんたちと一体となった気分になれるのは、今だからこそより楽しいですよ。

まとめ:「お家ライブ」で「Stay Home」を楽しく過ごそう

ハイレゾ再生が普及し始めたここ10年ほどの間、デジタルオーディオの世界では、ホームネットワークを使用して音楽再生する「ネットワークオーディオ」と、パソコンを再生機器とする「デスクトップオーディオ(PCオーディオ)」のどちらが主流になるのか注目されていた面もありました。

近年、「Spotify」や「Amazon Music」などの定額制音楽配信サービスがスタートし、再生する音楽データをユーザーがローカルドライブに所有しなくていい時代になると、PCレスで配信楽曲を直接再生できるネットワークオーディオのスマートさが目立ってきていたと思います(Amazon Music HDでハイレゾ配信が始まったのもトピックでした)。

対してデスクトップオーディオのほうは、もともとDTM(音楽制作)需要もあり、モニターライクな再生を好むユーザーと親和性が高いという感じ。今回「ライブ映像コンテンツを配信で楽しむ」という用途が盛り上がってきたことで、筆者としては改めてデスクトップオーディオの楽しさを実感した次第です。繰り返しになりますが、今こそ自宅のデスクトップオーディオ環境を整えるタイミングとしてバッチリ。「お家ライブ」で「Stay Home」を楽しく過ごしましょう!

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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