今週発売の注目製品ピックアップ

【今週発売の注目製品】ソニーから、ノイキャン性能を強化した「WF-1000XM5」登場

今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」や、サムスンの縦折り型スマートフォン「Galaxy Z Flip5」、マイクロソフトのゲーム機「Xbox Series S - 1TB(ブラック)」を紹介する。

ソニー「WF-1000XM5」

2023年9月1日(金)発売

ソニーから、ノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」が登場する。

「世界最高のノイズキャンセリング性能を搭載した」(2023年4月10日時点、同社調べ)とうたう完全ワイヤレスイヤホン。「統合プロセッサーV2」と「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」の新しい「デュアルプロセッサー構成」により、環境にあわせてノイズキャンセリング性能を最適化しているのが特徴だ。

また、フィードフォワードマイクに加えて2つのフィードバックマイクを搭載する「マルチノイズセンサーテクノロジー」により、複数のマイクの正確な制御が可能。低音域のノイズキャンセリング性能が向上したという。

音質面では、8.4mm径の新開発ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を搭載。ドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせた振動板により、「豊かに響く低音域から伸びのある高音域まで広帯域を再生する」という。さらに、デュアルプロセッサー構成が24bitの信号処理と高品質なアナログ変換を可能にし、歪みの少ないクリアな音質を実現する。

加えて、AI技術を活用した高音質技術「DSEE Extreme」も搭載。「Sony | Headphones Connect」アプリから機能を有効にすることで、圧縮音源やストリーミングサービスの音をハイレゾ相当にアップスケーリングが可能だ。

通話性能は、装着者の声と環境ノイズを分離する高精度ボイスピックアップテクノロジーと、発話時の骨伝導音を検知する骨伝導センサーを搭載。さらに、通話用のマイク周辺の構造を最適化することで、風ノイズを低減。マルチポイント接続に対応しており、スマートフォンなどで音楽を聴いていた場合も、PCとの再接続なくオンライン会議の通話へ切り替えて応答できる。

基本性能では、ユーザーの使用環境を検知し、Spotifyなどの配信サービス音楽を自動再生する「Auto Play」に対応。Android端末では、電話の受話・拒否などを、頭を振ることで操作できる「ヘッドジェスチャー」機能も使用可能。「Sony | Headphones Connect」アプリのアップデートにより、試聴しながら好みの音質を選択していくことでイコライザー設定が可能な「ファインド・ユア・イコライザー機能」を搭載する。

このほか、本体形状はイヤホンの体積を従来機種「WF-1000XM4」より約25%小型化。耳の内側にフィットする曲線形状のデザインにより「快適で安定した装着性を実現した」という。

Bluetoothのバージョンは5.3で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、TMAP、CSIP、MCP、VCP、CCP。対応コーデックはSBC、AAC、LDAC、LC3をサポート。

電池持続時間は、連続音声再生時間が最大8時間(NCオン)/12時間(NCオフ)、連続通話時間が最大6時間(NCオン)/7時間(NCオフ)。付属の充電ケースで2回分の充電が行える。

イヤホン本体の重量は約5.9g(片方、イヤーピース「M」含む)。ボディカラーは、ブラックとプラチナシルバー。

サムスン「Galaxy Z Flip5」(NTTドコモ・au)

2023年9月1日(金)発売

サムスンから、第5世代となる折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」が登場。国内携帯キャリアでは、NTTドコモおよびau(KDDI)が取り扱う。

具体的には、NTTドコモより「Galaxy Z Flip5 SC-54D」として、au(KDDI)より「Galaxy Z Flip5 SCG23」として発売される。

「Galaxy Z Flip5」は、縦型の折りたたみを採用した「Galaxy Z Flip」シリーズの第5世代モデル。背面には、前モデル「Galaxy Z Flip4」よりも約3.78倍大きくなった3.4型カバーディスプレイを搭載したのが特徴。閉じたまま自撮りをしたり、アプリを操作したり、メッセージを送ったり、さまざまな機能を利用できる。

主な仕様の例(サムスン発表グローバルモデルより)は、メインディスプレイが6.7型フルHD+のDynamic AMOLED 2X(2640×1080ドット)、カバーディスプレイが3.4型Super AMOLED(720×748ドット)、プロセッサーが「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」、メモリーが8GB。OSは「Android 13」をプリインストールする。

メインカメラの画素数は、超広角カメラが約1200万画素(F2.2)、広角カメラが約1200万画素(F1.8)。サブカメラの画素数は約1000万画素(F2.2)。

このほか、IPX8相当の防水性能に対応。バッテリー容量は3700mAh。本体サイズは、約71.9(幅)×165(高さ)×6.9(奥行)mm(開いた状態)、約71.9(幅)×85(高さ)×15.1(奥行)(閉じた状態)。重量は約187g。

NTTドコモ版「Galaxy Z Flip5 SC-54D」のラインアップおよびボディカラーは、ストレージ256GBモデルとしてグラファイト、ミント、ラベンダーを用意。ドコモオンラインショップでの販売価格は160,820円。

au(KDDI)版「Galaxy Z Flip5 SCG23」のラインアップおよびボディカラーは、ストレージ256GBモデルとしてグラファイト、ミント、クリームを用意するほか、au Online Shopのみ512GBモデルのグラファイトも取り扱う。au Online Shopでの販売価格は256GBモデルが154,300円、512GBモデルが179,900円。

マイクロソフト「Xbox Series S - 1TB(ブラック)」

2023年9月1日(金)発売

マイクロソフトから、ゲーム機「Xbox Series S - 1TB(ブラック)」が発売される。市場想定価格は44,578円。

「Xbox Series S - 1TB(ブラック)」は、ボディにカーボンブラック仕様を採用したモデル。「Xbox Series X」や「Xbox ワイヤレス コントローラー」と同様に、洗練されたモダンなマット仕上げを施しているという。なお、「Xbox Series S - 1TB(ブラック)」は、従来のXbox アクセサリーをすべて、そのまま使用できるとのことだ。

なお、発表当初は9月8日の発売予定だったが、9月6日に発売されるアクションRPG「Starfield」のリリースにあわせて、9月1日に前倒しされている。

山野 徹(編集部)

山野 徹(編集部)

新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。

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