※以下に掲載する作例はα6500ならびにα6300を使ってJPEG形式で撮影したもの(JPEG撮って出し)になります。いずれの作例も、高感度ノイズリダクションは「標準」で、レンズ補正機能は初期設定のままとしています。
※サムネイル画像をクリックすると、撮影写真を長辺900ピクセルに縮小した画像が開きます。リサイズを行なっていない撮影写真は、サムネイル画像下のテキストリンクをクリックすると開きます。なお、撮影写真は開くのに時間がかかる場合があります。
α6500、300mm、1/2000秒、F5.6、ISO500、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、11.9MB)
この作例は、モニターを上向きにして11コマ/秒連写で追従撮影したもの。ラチ(柵)の下の隙間から狙ったのがポイントで、連写できたのは2秒程度の短い時間だったが、競走馬が駆け抜ける瞬間を撮ることができた(この作例は1周目)。ややピントが甘いが、このくらいなら許容範囲ではないだろうか。なお、この作例は、モニターとファインダーの自動切り替えをオンにしたまま、モニターを上向きにしてウエストレベルに近い位置で構えて撮っている。α6300だとファインダーのセンサーが反応して表示が自動的にファインダーに切り替わってしまう撮り方なのだが、α6500は不意にモニターが消えないように改善されており、モニターを見ながら被写体を追従することができた。
α6500、285mm、1/1000秒、F5.6、ISO250、ホワイトバランス:太陽光、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:クリア、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、14.2MB)
スカイツリーをバックにした構図を狙って撮った作例。飛行機の離陸は状況によって飛び立つポイントが異なるため、イメージどおりの構図になりにくいのだが、この作例では狙いどおりの写真を撮ることができた。11コマ/秒の高速連写によって、スカイツリーと飛行機の位置関係もうまく収まっている。前後のコマを見るとスカイツリーを横切る直前のこの作例がベストショットなことがわかるはずだ。
α6500、300mm、1/800秒、F5.6、ISO250、ホワイトバランス:太陽光、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:ライト、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、11.8MB)
ホームに入ってくる新幹線を11コマ/秒の連写で撮影した。雨が降って気温が低い中での撮影だったため、ホワイトバランスを太陽光にして少し色温度を落として雰囲気を出してみた。JPEG(エクストラファイン)に設定しているが、連写のコマ速は計179枚まで落ちることはなかった。ホームに入ってきてもしっかりとピントが先頭車両に追従したことも押さえておきたい点だ。ただ、この作例では80〜90コマ付近でピントが少し手前に来てしまった。ピントはすぐに先頭車両の位置に復帰したものの、フォーカスエリアをワイドにしていると思わぬところにピントが動いてしまうことがあるので気を付けたい。
α6500、126mm、1/1600秒、F2.8、ISO320、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM
撮影写真(4000×6000、11.2MB)
バスケのシュート練習をする男性を8コマ/秒の連写で撮影。8コマ/秒時は表示タイムラグが少なく、こうした不規則に動く被写体でも追いかけやすい。計32枚の撮影だがピントはすべて男性に合っていた。
α6300、150mm、1/800秒、F5.6、ISO6400、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGファイン、70-300mm F4.5-5.6 G SSM II SAL70300G2
撮影写真(6000×4000、9.75MB)
この作例は、マウントアダプターLA-EA3を使ってAマウント用レンズの70-300mm F4.5-5.6 G SSM IIで撮影したものになる。ボディ側の像面位相差AFを使ってのAFになるが、マウントアダプターを使っているとは思えないほどAFはスピーディーだった。イルカが飛び上がったのを見てAFを動作させてシャッターを切ったが、ほぼ狙ったような構図で撮ることができた(※AF-Cに11コマ/秒のHi+を組み合わせたため動体追従は行われず、ピントは1コマ目に固定されている)。
α6300、300mm、1/1600秒、F5.6、ISO640、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、12.6MB)
11コマ/秒で撮影。α6300はα6500ほどの連写持続性はないが、それでもこの作例ではJPEGエクストラファインに設定して46枚まで連写を続けることができた。4コーナーに入ってきて抜けていく様子を収めることができた。
α6300、300mm、1/800秒、F5.6、ISO1000、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、12.7MB)
着陸する飛行機を撮影したもの。フォーカスエリアをゾーンに絞って中央やや上にセットし、手前にいる飛行機が入るような構図で着陸する瞬間を狙った。置きピンで対応できる状況だがAF-Cで追従撮影を行ってみた。JPEGエクストラファインで連写は40枚まで持続した。
α6300、185mm、1/800秒、F8、ISO1000、ホワイトバランス:オート、Dレンジオプティマイザー:オート、クリエイティブスタイル:スタンダード、画質モード:JPEGエクストラファイン、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G
撮影写真(6000×4000、14.0MB)
ホームに入ってくる新幹線を11コマ/秒連写で追従撮影し、計40枚撮影。フォーカスエリアはワイドに設定したが、ピントはすべて先頭車両に合っていた。AFの性能についてはα6300とα6500に明確な差はなく、どちらも高速で追従性もすぐれている。