佐賀県はグルメ王国として知られ、4月から6月にかけて、たくさんのイベントが開催されます。春のお出かけにぴったりなので、ゴールデンウィークの旅行先として、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。今回のご当地ラーメンお試し隊は、そんな佐賀のご当地ラーメンとして、高菜たっぷりとんこつラーメンと、佐賀牛塩ラーメンを取り上げます!
今回のご当地ラーメンは、佐賀をピックアップ!
九州北西部にある佐賀県には、自然や歴史、焼き物、温泉など、四季を通じて楽しめる観光スポットがたくさんあります。なかでも有名なのは、弥生時代の遺跡として、国内最大級の大きさをほこる吉野ヶ里遺跡。お笑い芸人「はなわ」さんの歌などで知られていますね。
さらに、春から夏にかけてのこの時期、佐賀ではさまざまなイベントが開催されます。たとえば、4月中旬ごろから大興善寺(基山町)のつつじ園が見ごろになるほか、5月から6月ごろには、鹿島市の干潟で「ガタリンピック」という、泥んこイベントも行なわれて、多くの観光客が訪れます。
また、海の幸と山の幸の両方を楽しめるグルメ王国としても知られていて、呼子のイカの活き造り、佐賀牛など、一度は食べてみたいものばかり。かの弥生人も、きっと、美味しい食材に舌鼓を打っていたはず。
そんな話に期待をふくらませ、われわれご当地ラーメンお試し隊は、佐賀のカップ麺を探してみることに。今回選んだのは、「高菜とんこつラーメン」(サンポー食品)と「佐賀牛塩ラーメン」(マルタイ)の2製品です。
それでは、サンポー食品の高菜とんこつラーメンを作っていきましょう!
内容量は103g(麺66g)。お湯を入れて2分待てばできあがりです
具材の辛子高菜は、九州産100%。後のせタイプでシャキシャキしています
とんこつスープは、あっさりとした味わい。飽きずに、何杯でも飲めそうです
高菜とんこつラーメンは、カップ麺ながら、とんこつスープと辛子高菜による“抜群の組み合わせ”をしっかりと再現しています。白濁したスープは、九州ラーメン特有のこってりと濃厚な味わいで、細ちぢれ麺とよくからみます。そこに、香ばしいフライ麺とごま油で炒めた高菜があわさって、箸が止まりません。そのほかの具材のコーンやネギ、唐辛子といった彩りも鮮やかで、佐賀ラーメンをじっくり堪能できる一杯でした。
次に紹介するのは、マルタイの佐賀牛塩ラーメン。あの「棒ラー麺」でおなじみ、マルタイ製のインスタント麺です。牛骨をじっくりと炊き込み、野菜やたまねぎエキスなどを加えたスープが特徴とのこと。こちらも期待が高まります!
内容量は185g(麺146g)。500mlのお湯で3分間ゆでれば、できあがりです
別添のせてみた海苔は、佐賀県産。具材には、煮卵とニラを加えました
生麺に近い食感のストレート麺が美味しい!
棒ラーメンでおなじみノンフライ・ノンスチーム製法の麺は、生麺に近い食感のストレート麺。ゆで時間を調整すれば、お好みの硬さに仕上げられます。牛塩ラーメンのスープは意外とあっさりしていますが、牛肉の風味はしっかりと感じます。
ただし、佐賀牛塩ラーメンは袋麺タイプなので、そのまま食べると少し物足りないかもしれません。具材にチャーシューや野菜などをトッピングすれば、満足度が上がるだけでなく、健康にもよさそうですね。今回は用意が間に合いませんでしたが、佐賀ラーメンの定番トッピングである生卵や、定番サイドメニューのおいなりさんと一緒に食べると、家庭でも、より雰囲気が高まるかも。
パッケージからして、とてもおしゃれな「しゃれとんしゃあラーメン佐賀」
お店で見つけた乾熟ラーメン「しゃれとんしゃあラーメン佐賀」は、乾燥熟成明太子などの加工食品などを取り扱っている企業のインスタント麺。トッピングには、チャーシューやなると、メンマ、三つ葉などが合います。ところで、ラーメンの名前にもついている「しゃれんとしゃあ」とは、「お洒落さん」という意味。パッケージを見ると確かに、ほかのラーメンとは風格が違うというか、しゃれてますね。これなら、プレゼント用としても使えるかも。
連載33回目は九州の佐賀でした。残すは、あと14か所です!
ゴールデンウィークまであと1か月! 旅行プランの参考に、ご当地ラーメンお試し隊がこれまで旅してきた「47都道府県! ご当地カップ麺だけで全国制覇」のバックナンバーもぜひご覧ください。