2017年のG.Wが近づく中、今回のご当地ラーメンお試し隊は、北関東の栃木に注目。栃木のご当地ラーメン「佐野ラーメン」をカップ麺にした「ニュータッチ 凄麺 佐野らーめん」(ヤマダイ)と、小麦からスープまで“オール・メイド・イン・栃木”で仕上げた「土地技匠乃逸品 珠泉拉麺」(麦わら帽子の会)をご紹介します。旅行プランやおみやげの参考に、ぜひどうぞ。
今回は、観光みやげにもピッタリな栃木のご当地ラーメンをピックアップ!
全国的に桜が開花し、春めいてきました。桜だけでなく、色あざやかな草花をあちこちで見かけるようになり、街中を歩くだけでもワクワクしてきます。
これから見ごろを迎える花のひとつが「藤の花」。栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」では、2017年4月15日から5月21日にかけて、「ふじのはな物語〜大藤まつり〜」が開催。栃木の天然記念物に指定されている広さ1000平方メートルの藤棚や、長さ80メートルの白藤のトンネルなどが楽しめます。花の見ごろは、4月下旬から5月上旬ごろなので、ゴールデンウィークの行楽にもピッタリです。
さて、そんな栃木に行ったら必ず食べておきたいのが「佐野ラーメン」。あっさりとした醤油味の鶏ガラスープに、モチモチとした食感の平打ち多加水麺を使用したご当地ラーメンです。さらに、本場の佐野ラーメンは、名水百選にも選ばれている弁天池の水を使用しており、“美味しい水が隠し味”となっているのも見逃せません。
佐野ラーメンを全国どこでも楽しめるようにしたカップ麺が、「ニュータッチ 凄麺 佐野らーめん」(ヤマダイ)。独特のモチモチとした食感は、カップ麺でも再現できているのでしょうか。それでは、「ニュタッチ 凄麺 佐野らーめん」を作っていきましょう。
内容量は115g(麺62g)で、お湯を入れて5分待てばできあがり!
幅広の平打ち麺で、佐野ラーメンを再現しています
今回は凄麺15周年記念商品ということもあり、チャーシューが分厚い!
透き通った醤油スープは、あっさりした味付け。鶏や豚から取ったダシが効いていて、最後まで飽きることなく飲み干せました。麺は、生麺のような食感。ほかのカップ麺と比べると、確かに食感が異なり、本場の佐野ラーメンを食べたかのような感覚になります。
具材は、チャーシューとメンマ、ネギなど。チャーシューとメンマはレトルト調理品で、味も本格的。具材のボリュームも十分で、満足感がたいへん高いカップ麺でした。
次に紹介するのが「土地技(とちぎ)匠乃逸品 珠泉拉麺」(麦わら帽子の会)。栃木県で収穫された小麦「タマイズミ」を日光山麓の伏流水で練り上げた中華麺と、栃木で醤油醸造業一筋という「高橋弥次右衛門商店」の醤油を使った醤油だれで仕上げたラーメンです。
正真正銘、“オール・メイド・イン・栃木”のインスタントラーメン。それでは、さっそく作っていきましょう!
半生タイプの麺は、細麺でありながらコシのある食感です
スープは、透明な正統派の醤油味!
半生タイプの中華麺は、モチモチとした食感。野菜や魚介のダシがきいた、ほんのりと甘みのあるスープとよく合います。初めて食べたはずなのに“どこか懐かしい”、不思議なラーメンでした。今回は袋麺タイプということで、具材は自前で用意。小松菜とゆで卵、海苔を入れてみましたが、これが相性抜群で大正解でした。チャーシューやメンマ、ブラックペッパーなど、オーソドックスな中華そばの具材との相性もよさそうです。 “オール・メイド・イン・栃木”ということで、北関東や栃木へ旅行に行った際には、おみやげとして買って帰ってきても、喜ばれそう!
ご飯にかける餃子ポテトチップス? はたして、ふりかけなのか、餃子なのか、ポテトチップスなのか?
試しに、ポテトチップスをご飯にかけてみましたが……
栃木と言えば、“餃子のまち”宇都宮も有名。宇都宮には、餃子を提供するお店だけでなく、餃子関連の商品も溢れています。今回買ってきた「ご飯にかける餃子ポテトチップス」(深川フーズファクトリー)もそのひとつ。一見すると、ふりかけなのか、餃子なのか、ポテトチップスなのかよくわかりません。実はこれ、万能調味料「ご飯にかけるギョーザ」味のポテトチップスなんです。試しにポテトチップスをご飯にかけてみましたが、意外と美味しかったですよ!
連載第34回は栃木を制覇しました!
ゴールデンウィークまでもう少し! 旅行プランの参考に、ご当地ラーメンお試し隊がこれまで旅してきた「47都道府県! ご当地カップ麺だけで全国制覇」のバックナンバーもぜひご覧ください。
編集プロダクション。「美味しいもの」と「小さいもの」が大好物。 好奇心の赴くまま、良いモノを求めてどこまでも!(ただし、国内限定)