2024年7月に日本ハムから発売された「ブーストヌードル(BOOST NOODLE)」が注目されています。ゼリー飲料などでおなじみのスパウトパウチに入った、ラーメン風フード「ブーストヌードル」は、封を開ければ片手で持って食べられるという手軽さから、究極の“タイパ(=タイムパフォーマンス)”ラーメンとも呼ばれています。1パックに約35mgのカフェインが配合されていて、エナジードリンク的な側面も。
2024年7月27日に発売された日本ハム「ブーストヌードル」。パッケージには「濃厚 魚介豚骨味」とあります
キャップを閉めれば、食べかけでもこぼす心配はありません。開封したからといって1パックをひと息で食べきる必要がなく、ほんのちょっとだけでいいから何か食べたい、というときにも便利です。
ゼリー飲料を飲むのと同じ感覚で食べられます
「ブーストヌードル」の中身を明らかにするべく、パウチを切ってお皿にあけてみました。短くカットされた麺と、ゼリー状の濃厚魚介豚骨スープ。このスープにはチャーシューやメンマが混ざっています。ちなみに、麺はこんにゃく麺が採用されており、スープの中でも麺がのびない仕様。1パックは120gと一気に食べきるのにちょうどいいボリュームです。常温保存が可能なので、買い置きできるのも魅力。
パウチをハサミで切って中身をお皿に出してみました
麺は短めにカットされているとはいえ、箸でつかめるぐらいの長さはあります。
思っていた以上にしっかりと麺の形をしています
具材はかなり小さめにカットされています。チャーシューはサイコロ状、メンマも短めにカットされていました。
某カップ麺の「謎肉」を思わせる形状です
それでは「ブースヌードル」を開封してみます! キャップを開けると、想像していた以上にラーメンらしい香りが漂ってきます。
キャップをひねればすぐ食べられます
ゼリー飲料のようにスパウトパウチを握って中身を押し出し、吸うようにして食べます。ゼリー状のスープは、しょっぱ味と魚介の風味が強めで、豚骨の旨味はやや抑えめ。後味はかなり濃厚です。麺の食感がしっかりと感じられるので、口の中にラーメンが入っている気分を存分に味わえ、麺を噛み切る感覚も楽しめます。チャーシューとメンマは意外と存在感が小さいものの、たまに歯ごたえを感じるので、食べるときによいリズムを生み出します。
パウチを握ると中身が出てきます
サクッと食べられるのが最大の魅力と言える「ブーストヌードル」ですが、実際にカップ麺と比べてどれぐらい手軽なの? という疑問が湧いたので、食べ終わるまでの時間をカップ麺と比べてみました!
カップ麺の代表格、日清食品「カップヌードル」と食べ比べ
まずは、カップ麺を食べきるまでの時間を計測してみました。お湯を入れて、できあがった状態から計測スタート! スープを飲みきったところでストップすると、タイムは4分31秒でした。猫舌でなければもう少し早かったかも……と思いつつ、自分としてはおおむねいつもどおりのスピードで食べきりました。
ストップウォッチで計測しました。カップ麺の完食タイムは4分31秒!
続いて「ブーストヌードル」で計測しました。キャップをひねってからスタートし、食べ終わったところでストップ。タイムは、なんと21秒! カップ麺の約1/13という早さです。しかも本来、カップ麺を食べるまでには、お湯を沸かし、お湯を注いで、待つ、という手間と時間が余分に発生するので、それらを考慮するとその差は歴然! 「ブーストヌードル」がいかに手軽さに食べられるかが浮き彫りになりました。
「ブーストヌードル」を食べきるまでに要した時間は、たったの21秒!
実際、ゲーム中に「ブーストヌードル」を食べてみましたが、アクションゲームで佳境の場面はともかく、RPGではほとんどの場面でゲームの進行を妨げることなく食べきることができました。食べている間は片手で操作していましたが、数十秒で食べ切れるので、感覚としてはペットボトル飲料を飲むのとほぼ同じ。それでいてドリンクやゼリー飲料よりもお腹にたまるし、味付けが濃厚なので、ちゃんと食事をした満足感があります。1パックあたりのカロリーは53kcalと、カップ麺の約1/7というのもうれしい限り。小腹が減ったけどガッツリ食べるのには後ろめたさを感じる……という深夜のお供にもちょうどよさそうです。
ゲームのプレイ中はもちろん、ビジネスシーンでゆっくり食事タイムがとれないときにも重宝しそう